翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌やビジネス誌の原稿書きを30年。現在はリタイア生活へ移行中。2023年秋、スペイン巡礼(フランス人の道)。2025年夏、ガルシア=マルケスの作品舞台となった地を一目見たくてコロンビアへ。ウラナイ8https://uranai8.jp/で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。おかげさまで四刷になりました。

2025-01-01から1年間の記事一覧

大輪の花を咲かせた女将さん

増富ラジウム温泉の常連さんから「ぬる湯が好きだったら、下部(しもべ)温泉もいい」と聞きました。お湯が良さそうな宿がありましたが、混浴なのでハードルが高い。のぼせないので延々と入れるのがぬる湯の良さなのに、男性がいるとリラックスできないかも…

家族の相性

『ブレイキング・ナイト』、あまりにも衝撃的な内容で考えさせられることがたくさんありました。 ブレイキング・ナイト ホームレスだった私がハーバードに入るまで 作者:リズ・マレー CCC MEDIA HOUSE Amazon 幼い子供たちがお腹をすかせているのにドラッグ…

『ブレイキング・ナイト』で知る依存の恐ろしさ

JALの機長が滞在先のハワイで飲酒して、ホノルル発の便が最大18時間遅れたという事件。 機長の年齢は私と同じ64歳。機長になるような優秀な人でも飲まずにいられないのでしょうか。検査記録を改ざんして旅先での過剰な飲酒を隠していたという報道に「さっさ…

家族内での遺伝のばらつき

『運は遺伝する』を読むと、先祖代々から続く血から逃れられないという投げやりな気になる一方で、救われる部分もありました。 運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」 (NHK出版新書) 作者:橘 玲,安藤 寿康 NHK出版 Amazon 私が受け継ぎたくなかっ…

遺伝について、言ってもいいこと

『運は遺伝する』という刺激的なタイトルの本。 運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」 (NHK出版新書) 作者:橘 玲,安藤 寿康 NHK出版 Amazon ベストセラー作家の橘玲と行動遺伝学が専門の慶応義塾大学名誉教授の安藤寿康の対談。橘玲の『言っては…

バイキングの流儀

JALのバーゲンで購入してあった羽田・新千歳便。関東は暑い日が続いていますが、北海道は温泉巡りにふさわしい季節の到来です。 札幌の奥座敷、定山渓温泉へ。宿はゆらく草庵。 dormy-hotels.com 日本株はほとんど手放しNISAの成長投資枠を埋めているだけで…

増富ラジウム温泉で詐病?

8月も下旬なのに、東京では灼熱の日々が続いています。 こんな時こそ、ぬる湯。夏バテの体にじわじわ効きそうです。新潟の栃尾又温泉は人気の宿なので、思い立ってすぐというわけにはいきません。 bob0524.hatenablog.com そこで思い出したのが山梨の増富ラ…

アートか落書きか

コロンビアのボゴタで楽しんだビアター(Viator)の現地ツアー。モンセラーテの丘もよかったし、ラ・カンデリア地区のグラフィティツアーも発見に満ちたものでした。 グラフィティは日本語にすると「落書き」ですが、ボゴタではストリートアートと呼ばれる水…

格差によって分断された街

コロンビアでは、ガルシア=マルケスゆかりの地を巡るカルタヘナのウォーキングツアーを始めとして現地発着のツアーにあれこれ参加しました。 主に利用したのがビアター(Viator)。トリップアドバイザーの傘下企業で、世界各国のツアーやイベント参加チケッ…

コロンビア化する日本

コロンビアの旅の前に、ガルシア=マルケスの全著作を読みました。再読を重ねている『百年の孤独』『コロナの時代の愛』といった小説に加え、ノンフィクション作品にも改めて感銘を受けました。 誘拐の知らせ (ちくま文庫 か 5-3) 作者:G・ガルシア=マルケ…

世界は自分を映す鏡

先月のコロンビア旅行の余韻にひたる日々。あんなにすばらしい体験は、もう味わうことができないんじゃないかと思うと、平凡な日常を味気なく感じてしまいます。 コロンビアでは日本人が大人気。有名人でもないのに「一緒に写真を撮ってくれませんか」と声を…

継続は力なり。今週末は阿佐ヶ谷七夕ウラナイまつり

あっという間に一年が過ぎ、今年も阿佐ヶ谷七夕まつりの時期。昨年から始めた占いイベント、第二回を開催する運びとなりました。 uranai8.jp 久しぶりのイベントということで、昨年はいろいろと気負い過ぎていました。何かを始めることは大変ですが、続ける…

過度に恐れず、油断せず

コロンビアには一生、行くことはないだろうと思い込んでいたのは、ガルシア=マルケスの『誘拐の知らせ』を読んだから。 誘拐の知らせ (ちくま文庫 か 5-3) 作者:G・ガルシア=マルケス 筑摩書房 Amazon ノンフィクションですが、ガルシア=マルケスの筆力…

どこでもいいからどこかに行く

コロンビアから帰国して10日ほど。気がつくとコロンビアのことばかり考えて時差ボケも引きずったまま。旅を持って旅を制すというわけで花巻と盛岡へ。 花巻温泉のホテルが最高。3つのホテルが内部で連結されていて、各館の温泉が自由に楽しめます。しかもす…

日本人作家の推しは誰?

ガルシア=マルケスが生まれたアラカタカ、学生や記者として過ごしたバランキージャ、カルタヘナ、シパキラも訪れた夢のようなコロンビア旅行。 首都ボゴタの国立図書館のガルシア=マルケス展が旅の締めくくりとなりました。 bob0524.hatenablog.com 日本関…

旅先の洗濯が好き

家事が苦手で、できれば外注したい。特に掃除と料理。でも洗濯は意外と苦になりません。全自動洗濯機で洗って干せば今の季節ならすぐに乾きます。ズボラな人間にとっては手軽に達成感が味わえるのがいいのでしょう。 旅先では下着や靴下を手洗いして荷物を減…

丸腰で世界に向かうな

好き放題に世界を旅するライフスタイルを目指しているのですが、準備がなかなか大変です。 スペイン巡礼では、歩けるところまで歩いてアルベルゲ(巡礼宿)に泊まればいいと考えていたのですが、巡礼者が増加してそんな気ままな旅は不可能に。宿を予約して歩…

コロンビアで流れる「真夜中のドア」

17日間のコロンビアの旅から帰国しました。 長年の夢でしたが、危険なイメージが強く無事に帰って来れるかどうか不安も感じました。しかし、特に恐怖を感じることもなく、むしろコロンビアの人たちの温かさに触れることが多い旅でした。 アンデス山脈の高地…

カルタヘナでダンス・ダンス・ダンス

コロンビアに行きたかったのは、ガルシア=マルケスに加えてズンバの創始者であるベド・ペレスの国だったから。 uranai8.jp 本場でぜひズンバのレッスンに出てみたいと意気込んでいたのですが、コロンビアではズンバはほとんど知られていません。 アラカタカ…

カルタヘナでガルシア=マルケスの聖地巡礼

『百年の孤独』の舞台であるアラカタカからバランキージャに戻り、カルタヘナへ。 大航海時代、スペインの船団にとって初めてのアメリカ大陸寄港地で「ラテンアメリカの黄金の扉」と呼ばれた都市です。今は多くの大型クルーズ船が寄港します。 コロナ前の201…

アラカタカで政治に巻き込まれ作家になる

『百年の孤独』の舞台、アラカタカの街を散策していると、教会前の広場から音楽が聞こえてきました。音楽が終わると何かのスピーチ。選挙運動なのでしょうか。ガルシア・マルケスの短編にもよく出てくる光景です。 2匹の犬まで熱心に耳を傾けているのがおも…

迷宮のマコンドからアラカタカへ

ボゴタで現地の日本人ガイドと合流して空路でバランキージャへ。コロンビアの旅行業界で働く唯一の日本人です。 ガルシア=マルケスが小・中学校時代を過ごし、ジャーナリストとして働いた街です。母のルイーサ・サンティアガが「実家を売るためにアラカタカ…

ダラス・フォートワース空港を駆け抜け地球の反対側へ

あれほど望んで計画したことなのに、コロンビア行きが近づいてくるとおびえが出てきました。 Netflixの『ナルコス』はコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルとアメリカの麻薬取締捜査官たちの死闘を描いたドラマで、出発までに観ておくつもりだっったのです…

BTS・SUGAの社会貢献

日本語教師だった時代、韓国の学生は男女でまったく属性が異なることに気づき、日本以上に男女不平等なんだと思いました。 男性は大企業の社費留学で、20代後半の超エリート。兵役も終えていて、まじめで礼儀正しい模範的な学生ばかりでした。韓国男性にとっ…

「朝日のあたる家」を聞きながら

先日の飛騨高山と仙台のツアーを選んだ決め手は、最終日の宿が秋保温泉の佐勘だったから。 bob0524.hatenablog.com 佐勘には「神は細部に宿る」という週末の夜だけ営業するカフェがあります。今回は日曜日だったので、行くことができました。 www.hotel-saka…

『百年の孤独』を代わりに旅する

『百年の孤独』は読者を選ぶ本です。私の場合は続きが読みたくて夢中になり気がついたら夜明けになっていました。その一方で、最初の1ページで投げ出したという人も多いのでは。 そんな人にはこの一冊を。 『百年の孤独』を代わりに読む (ハヤカワ文庫NF) 作…

東京大学文学部で『百年の孤独』を学ぶ

易者にとって一年で一番忙しいのは、陰が極まって陽に転じる冬至の日。一年の成り行きや指針を得る年筮を立てる日です。 だったら陽が極まって陰が転じる夏至にも何かしようとウラナイ8の天海玉紀さんと始めた会。 note.com 陽が極まる日だからこそ、自らの…

添乗員という仕事

結婚40周年で参加した上高地・飛騨高山・太平洋フェリー・仙台のパッケージツアーは女性の添乗員さん同行でした。 bob0524.hatenablog.com 今回の添乗員さんの仕事ぶりを観察したり裏話を聞くのが、観光地巡りの何倍もおもしろかった! 仕事であちこち行ける…

もうダメかもしれないと思いつつ生きる

久々に顔から血が引くような大失敗がありました。 ウラナイ8の夏瀬杏子さん主催の八卦マンダラチャートのワークショップ。 uranai8.jp 午後1時開始だったのに、2時からだと勘違いをしていました。毎月の易の読み会が2時だからごっちゃになってしまったの…

パッケージツアー、パッケージライフ

コロンビア旅行を前にガルシア=マルケスの著作を再読するのに忙殺されているうちに、結婚40周年となりました。 ジューンブライドにあこがれて梅雨入り前のタイミングで、夫との共通の母校のチャペルで挙式。40年も過ぎたなんて信じられないのは、独身時代よ…