2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧
先週の水曜日から二泊三日で再び御岳山。 今回は物見遊山ではなく仕事。ずっと取りかかっていた易の本、なんとか入稿したら次は校正。 とにかく書き上げることだけを目標にしていたので、300ページ近くあるずっしり重いゲラを目の前にしただけで委縮してしま…
熊野古道の中辺路の起点、滝尻の民宿のご主人から聞いた話。 「外国人は、エージェントを通して早めに予約して部屋を押さえる。日本人が思い立って熊野古道を歩こうとしても満室。紀伊田辺駅のビジネスホテルに連泊して、バスで熊野古道の起点に行って歩き、…
東洋占術では六十干支が一巡りする60日、60カ月、60年が節目。なかでも、生まれたときの六十干支に戻る還暦は、もう一度生まれ変わって赤ちゃんに戻るという意味で、赤いちゃんちゃんこを着るのです。 60歳を超えたら、残りの人生はおまけのようなもの。仕事…
スペインの巡礼に行こうと思い立ち、予行演習のつもりで熊野古道へ。 パワースポットやスピリチュアルは、なんだかあやしげですが、特別な場所というのは存在するのだと実感。その流れで青梅の御岳山にも行き、都内なのにどうしてこれまで来なかったのだろう…
この夏、フィンランドから遊びに来る予定の友人。「京都か奈良で宿坊に滞在したい」とメールが来たので「東京にも宿坊がある」と返信しました。 しかし、泊まった経験がないので、お勧めの宿坊を紹介できません。そこで青梅の御岳山に行くことにしました。日…
JALの機内誌SKYWARD、浅田次郎の連載で二回にわたって棄老伝説が取り上げられています。 「姥捨て」と呼ばれる慣習は全国のどこにでもあり、深澤七郎は『楢山節考』でその年齢を数え70歳にしていますが、それは小説に今日性を持たせるための設定。本当は60歳…
月曜の夜は、毎週ヒップホップのレッスンに出ています。レッスンが始まる前のスタジオで、先生が好きな音楽をかけてクラスで教えてくれるより段違いに複雑なステップで踊っているのを見て、「へたくそな初心者に教えるより自由に踊りたいのだろうな」と気の…
仕事からは引退するはずだったのに、なんだかんだと編集者から連絡があり、あわただしい日々が続きましたが、ようやく一段落しました。会社勤めとちがって、フリーランスには、はっきりとした引退はないのでしょう。 学校を卒業して働き始めてから、ずっと「…
熊野古道から帰ってきて一週間。 コロナによる3年間の封印が解けたような旅でした。忘れられないのは、初日に出会った猫、みゃあちゃん。 滝尻は熊野古道の中辺路のスタート地点。 紀伊田辺の駅周辺にはビジネスホテルもあるのですが、それだとバスで滝尻に…