翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)、ビジネス記事翻訳。副業で外国人に日本語を教えていましたが、2019年3月で卒業。フィンランドが大好き。ウラナイ8所属。

フィンランド

日本の新首相と生存者バイアス

「日本はバナナ共和国」という記事がワシントンポストに出ました。 バナナ共和国とは、中南米の発展途上国の蔑称。政治は私物化され、法律が公正に適用されない国のことです。アメリカには「バナナ・リパブリック」というサファリ風ファッションのアパレルの…

丙午の美学『原節子の真実』

『女帝 小池百合子』がおもしろくて一気に読みました。ノンフィクションということになっていますが、著者の石井妙子による物語のようでもあります。 ウラナイ8のメンバーも興味を持ち、東西占術の研究会を開きました。著者に対してはメンバーそれぞれに思う…

人生を変える3つの方法

7月末にウラナイ8の深瀬まるさんの主催で東西命術研究会が行われました。今回のテーマは小池百合子。 天海玉紀さんがまとめてくれました。 lady-joker.com 頼まれていないのに人のことを勝手に占うのはあまり褒められたことではありません。でも小池百合子ぐ…

家事の達人に学ぶ時間の使い方

80代後半の父が一人暮らししている神戸の実家に月1回のペースで介護帰省しています。 緊急事態宣言中はさすがにキャンセルしましたが、ケアマネさんとの打合せや郵便物の整理、自動引落としではない各種支払いなどがあり、行かないわけには行きません。 ケ…

想像力で旅するカナダ・フィンランド

世の中は騒然とし、明日はどうなるかわからない中、こっそり帯広に行ってきました。 帯広では旅行者が嫌がられるということもなく、すべてがゆったりしていました。交通機関もお店も密とは程遠い状況です。 バスとレンタサイクルで六花の森へ。 いつもの年だ…

お金は結局、幻想かもしれない

外出自粛期間中「あつまれどうぶつの森」が話題になっていました。買おうとしても正規ルートでは手に入らず、割高なお金を出して転売で買うのもくやしい。流通するまで待つことにしたのですが、「あつ森」にはカブというアイテムがあるとを知りました。カブ…

島旅の記録

トーベ・ヤンソンは77歳になるまで夏は島暮らしを楽しみました。 無人島に小屋を建て、親友と二人で住み創作に打ち込む日々。生活必需品はすべてボートで運ぶという不便な生活ですが、それが創作意欲を刺激したのでしょう。 10年ほど前にその島を訪れたので…

テレビも時計もないサウナ

交換留学で京都の大学で学んでいるヘンリク君は、寮にシャワーがあるのに好んで銭湯に通っているそうです。 「他人の前で裸になるなんて恥ずかしい」と温泉にも行きたがらない外国人留学生もいるのですが、サウナの本場であるフィンランド人は日本の銭湯にも…

江戸東京博物館で考える「働く意味」

京都に交換留学中のフィンランド人のヘンリク君が東京を訪れ、彼の希望で江戸東京博物館へ。 彼が初来日した4年半前に一度行って、よほど気に入ったのか再訪したいとのことでした。 江戸東京博物館のすばらしいところは、常設館のボランティアガイド。日本…

レニングラード・カウボーイズから『ヘヴィ・トリップ』へ

京都工芸繊維大学に交換留学しているヘンリク君。大学の冬休みを利用して東京に遊びに来ました。 初めて会ったのが4年半前の夏。 我が家で初めて受け入れるホームステイということでかなり緊張していたし、ヘンリク君のほうも、一族で初めて日本語を学び日…

フィンランドからのクリスマスプレゼント

だらしない性格を直したいと願っているのに、改善されません。 英語で"organaized"。住まいがきちんと整っているだけでなく、約束はしっかり守り先延ばしをしない。段取りがいいからあわてることもない。 そんな人に私はなりたい。しかし現実は"unorganaized…

40年越しの夢がかなう

神戸の易講座の前日は京都にいました。 4年前、我が家にホームステイしたフィンランド人のヘンリク君が再々来日、京都工芸大学で学んでいるからです。 勤務していた日本語学校の学生を5人受け入れましたが、化学反応が生じて縁が生まれたのはヘンリク君だ…

生と死の接点 映画『サウナのあるところ』

日本語教師時代のストレスを癒してくれたのがサウナでした。 週3日教えていたのですが、失敗続きで胃の痛くなる日々。月火水の勤務が終わって水曜日の夕方に行くサウナが心の支えでした。サウナの熱さと水風呂の冷たさを交互に繰り返していくうちに、細かい…

やってみたからわかったことだってある

4年前の夏に我が家にホームステイしたフィンランド人のヘンリク君がこの秋から京都工芸繊維大学に交換留学すると知り、日本で一緒に見た映画『かもめ食堂』を思い出しました。ヘルシンキの日本語教室ではよく話題に出るそうです。 映画 『かもめ食堂』 予告…

子育てせずに息子の成長を知る喜び

ベルギー人のエデンとの再会の喜びをしみじみと感じていたら、4年前の夏にホームステイで受け入れたフィンランド人のヘンリク君からうれしい知らせが届きました。 この秋から半年間、京都工芸繊維大学に交換留学するとのこと。 「応募する前に相談しようか…

買い物断食リバウンド

フィンランド映画『365日のシンプルライフ』に触発されて始めた買い物断食。 bob0524.hatenablog.com 食品や洗剤などの消耗品、仕事で使うパソコンや資料、そして本やCD以外の物は買わないことにしました。 しかし、意志の弱い私は例外ばかり。1年間継続す…

所有から解放される

海外で近藤麻理恵の『片づけの魔法』が受けるのは、禅とか、わびさびといった日本文化が背景にあると思われているからでしょうか。 bob0524.hatenablog.com 日本語学校で私が教えているデンマークの女学生、トーベはかなり優秀。デンマークでかなり日本語を…

レニングラードからサンクトペテルブルクへ

8月の中旬を過ぎると私が教える日本語学校の学生たちは帰国ラッシュとなります。 北ヨーロッパは8月半ばから新学年が始まる学校が多いからです。 ピークの時期は2クラスで合計30人以上の学生に教えていました。これが1クラスになると、ぐっと楽になりま…

フィンランド人男子の家事能力

家事はやってもやってもきりがない。手を抜こうと思えばどこまでも抜ける。 時々家に訪ねてくる人がいるから、なんとか人に見せても恥ずかしくない部屋にしたいという思いが掃除のモチベーションとなっています。 フィンランド人のヘンリク君の一年間の兵役…

『東京物語』の熱海、そしてフィンランド

3月の末にフィンランド人のヘンリク君と訪れた熱海。 「日本人はシャイで秘密主義のところがあるのに、どうして見知らぬ人と裸になって温泉に入るのか不思議」という外国人学生もいますが、フィンランドはサウナ大国。サウナのある家庭も多いし、公共のサウ…

今も昔も、激しい雨が降る

映画『ペンタゴン・ペーパーズ』を観ました。財務省の公文書改ざん問題は『ペンタゴン・ペーパーズ』のステマなんじゃないかという冗談もありますが、今も昔も人間のやることには大差がないのでしょう。 ワシントン・ポストがアメリカ国家の機密文書ペンタゴ…

電話が鳴ったらまず何をすべきか。 フィンランド軍隊の教え

二度目のヘンリク君の来日。 今回は、東京ビッグサイトで開催されたフィンランド発祥のスタートアップイベント「スラッシュ トウキョウ」のボランティアスタッフとして日本に来ました。 ヘンリク君の両親に会った時、お母さんが「スラッシュ」の話をして、ヘ…

グローバルエリートの家庭に生まれたら

人は平等であるべきだけど、現実には決して平等ではありません。 どこの国のどんな家にどんな能力を持って生まれるかで人生は大きく異なります。占いでいう先天運。そして、格差社会と呼ばれる日本ですが、本人の生き方によって変えられる部分(後天運)もあ…

ヘンリク君がもたらしてくれた運

フィンランド人のヘンリク君が再び日本にやってきました。 3年前の夏、「3週間のホームステイを受け入れるなんてとても無理」と思っていたのに、なんとなく勢いだけで留学生のホストファミリーになりました。 bob0524.hatenablog.com 「学校はオタク・スチ…

ヘンリク君、日本を再訪

数年前には想像もしなかった毎日を送っています。 まさか外国人相手に日本語を教えるようになろうとは。 そのきっかけを作ってくれたのが、フィンランド人のヘンリク君です。 フィンランド人とつながるためにカウチサーフィンを始め、そのサイトを見て、ヘン…

フィンランドの光と影

「フィンランドが好き」というと、ゆるふわな森ガールのイメージですが、私はアキ・カウリスマキの映画でフィンランドにハマりました。 『浮き雲』という映画です。不況で夫婦そろって失業する話。登場人物は野暮ったくて口数が少なく、全体的なトーンは暗い…

「何を学ぶか」より、「どう学ぶか」

子どもの頃、学校に行くのが嫌でたまらなかった私が外国人相手とはいえ、教師になってしまいました。 教育現場にも改革の波が押し寄せ、私が受けたような教師が一方的に知識を伝授するスタイルは時代遅れとなりつつあるようです。 ここ数年もてはやされてい…

下関で金子みすゞと田中絹代を思う

JALの「どこかにマイル」でたまたま北九州に行くことになり、思い出に残る旅ができました。 一泊目の下関をすっかり気に入りました。本州の果てであり、九州はすぐそこ。韓国も身近です。海の幸もおいしいし、しばらく暮らしたいと思うほどでした。 そし…

水曜日はサウナで「ととのう」

ぬるめの温泉が好き。日本で一番気に入っている温泉は島根県の小屋原温泉です。 bob0524.hatenablog.com ぬるいお湯につかって、皮膚とお湯の境界線がわからないくらい長湯します。 サウナはあまり好みじゃありませんでしたが、phaさんのサウナ体験を読んで…

うまい棒とプッチンプリンでおもてなし

我が家に滞在中のフィンランド人のトーマス君。 毎日YouTubeで日本のテレビを見ていただけあって、妙に日本通です。「フィンランドのテレビなんて全然おもしろくない。日本のテレビは最高。コマーシャルもすごい」と力説します。テレビをあまり見ず、レニン…