翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年秋、スペイン巡礼(フランス人の道)。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。おかげさまで重版になりました。

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「デンマークに有名なところは、ありません」

日本語学校の作文クラスで教えています。 選択クラスなので、さまざまなレベルの学生がいます。思い思いに好きなことを書く学生がいれば、ひらがなやカタカナの練習をしている学生も。一人一人、自分に合った課題に取り組んでいるのを確かめたら、あとは質問…

成功の80%を占めるのは…

ウディ・アレンの名言。 Eighty percent of success is showing up. 成功の80%は姿を見せること。 showing upとは、姿を見せることに加え、starting(取りかかること)という意味があります。 「そんなの当たり前だろ」と思うところですが、すべての開運の…

ヘンリク君の赤い財布

昨年の夏、我が家で過ごしたヘンリク君。律儀に近況メールを送ってくれます。フィンランドの日本語学校では、現地在住の日本人と会話する機会もあるとのこと。そして財布の話になったそうです。 ヘンリク君が赤い財布を持っていると「それはお金をなくしてし…

お掃除風水は邪道?

この2週間ほど忙殺されていたのが、風水本のゴーストライターです。 出版不況が叫ばれて久しい昨今、書籍の注文も減っているのですが、書店ではなくコンビニで売る本の需要はけっこうあるようです。コンビニ本は、とにかく読みやすさが求められます。そのあ…

「母は私に留学されました」

外国語を身に付けるハードルの一つが、動詞の変化。母語なら、自然に口から出るのですが、外国語は動詞の活用をおぼえるしかありません。先日の授業で、受身と使役の活用を復習しました。 「読む」「話す」「食べる」「とる」「飲む」「留学する」「翻訳する…

アンネと観る『生まれてはみたけれど』

連休にフィンランド人のアンネが我が家に1週間滞在しましたが、私は本業のライターと副業の日本語教師でてんてこ舞い。アンネからはコンサートやイベントに一緒に行こうと誘われましたが、「悪いけれど、仕事が手一杯なので無理。一人で自由にどこでも行っ…

器以上のお金は邪魔になる

四柱推命では日干が土の気の私は、水の気が財となります。 大運や流年、流月で水の気が増えたら、金運アップにつながりそうですが、現実はまったくそうならないと前回、書きました。もともと私は自分の命式に水の気が多いので、外から水の気を注がれても、こ…

人生には何度か洪水が起こる

東洋占術では、十二支の三合により、強いエネルギーが生じると考えます。 亥・卯・未が木の気、寅・午・戌が火の気、巳・酉・丑が金の気、申・子・辰が水の気を強めます。今年は丙申(ひのえさる)年、そしてこの4月は壬辰(みずのえたつ)月が巡ってきまし…

「命長ければ辱多し」

『徒然草』は、中学や高校の古典で習いますが、10代の若者にはピンと来ません。 年を重ねてこそ、『徒然草』をしみじみと味わえます。第7段。 「命あるものを見るに、人ばかり久しきはなし。かげろふの夕べを待ち、夏の蝉の春秋を知らぬもあるぞかし」 この…