翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年秋、スペイン巡礼(フランス人の道)。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。おかげさまで重版になりました。

2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ソウルの、白いものたちの

韓国ソウルを旅してきました。出発する羽田空港でハン・ガン『すべての、白いものたちの』を購入。 アジア初のブッカー国際賞、そしてノーベル文学賞。「ハン・ガン作品、どれから読んだらいいかわからないなら『すべての、白いものたちの』をお勧めする。詩…

投資の女帝

投資の神様といえばウォーレン・バフェットですが、日本には投資の女帝がいます。 ゲーム会社コーエーテクモの襟川恵子会長。コーエーテクモの現金資産1200億円を株で運用して莫大な運用益を出し、ゲーム会社の皮をかぶった投資会社と呼ばれるほどです。 そ…

栃尾又温泉・自在館を満喫

ぬる湯、湯治、一人泊などの言葉で検索すると頻繁に出てくるのが自在館。新潟県の栃尾又温泉にあります。最寄り駅の浦佐へは、東京から上越新幹線で1時間半ほど。浦佐駅から送迎があるので車がなくても行きやすい場所です。 宿のホームページでは連泊を推奨…

ぬる湯で瞑想

行こうとして断念したヴィッパサナー瞑想合宿。アルコールを飲まなくなればそのうち参加できるかもしれないと考えていましたが、自分には向いていないことが易の読み会でわかりました。自分のことは案外自分でわかっていないもの。占い仲間に指摘され無言の…

世襲か叩き上げか

ブレディみかこ『他者の靴を履く』にマーガレット・サッチャーの興味深いエピソードが出てきます。 https://amzn.to/3UQmkOZ 「鉄の女」と呼ばれ冷酷なイメージの強いサッチャーですが、身近な人に対してはとても思いやりがあふれた人物だったそうです。 官…

小さなユートピア

メイ・サートンの一連の日記を読んでいると、日本旅行の思い出が随所に出てきます。ベルギー生まれでアメリカで暮らしたメイ・サートンにとって遠い異国である日本は、10年以上たっても、印象に残る旅先だったのでしょう。 私にとってはスペイン巡礼。無謀な…

カミーノを遠く離れて

気がつけば11月上旬が過ぎつつつあり、昨年秋の7週間にわたるスペイン巡礼から帰国して1年以上たちました。 日々記憶は薄まっていますが、ふと思い出すエピソードもあります。 サンティアゴ・デ・コンポステーラ手前100キロのサリアで1回目の巡礼を終える…

食べる瞑想

やすらぎの里・養生館の滞在から2週間が過ぎました。 1日1000カロリーで1週間滞在していたのですが、体重は少し落ちただけ。帰宅後アルコールを飲むようになり、ジャンクフードにも手を出したため、すぐに戻ってしまいました。 若い頃と比べて、明らかに…