翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年8月下旬からスペイン巡礼へ。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

最高のタイミング

あしかがフラワーパークに行きたいと思ったのは20年も前のことです。 地下鉄の駅のポスターで満開の藤の花を見て、なんてきれいなんだろうと思いました。でも、その時の私は締め切りから締め切りに追われる日々の連続で、藤の花が咲く4月末はゴールデンウィ…

地獄があるから、天国がある

毎年4月に思い出すのは、「これから延々と学校に通わなくてはいけない」という絶望感です。私は学校が大嫌いでした。みんなと一緒に同じことをやるのが嫌い。つまらない教科書で勉強するより、好きな本を読んでいたい。 そんなひねくれた子供だった私が、外…

ブルーにこんがらがった一年間

ボブ・ディランの渋谷オーチャードホールのコンサートからちょうど一年。忘れもしないコンサートの夜。チケットはかなり前に予約したもので、当日はカウチサーフィンでスペイン人作家をホストしているし、翌日は日本語学校の授業という切羽詰まった夜でした…

ここではないどこかで国の光を観る

天海玉紀さんがJALの「どこかにマイル」で石垣島までひとっ飛び!なんと、4つの候補地のどこになるかを公開占いに!《チャレンジャーゆる募♪》自分のことを占うのは難しい… lady-joker.com 候補地は、広島、石垣、長崎、高松の4つ。タロットと易で占います…

選ぶ人生、選ばない人生

先日の旅は、羽田から広島へ飛び、呉に直行しました。 『この世界の片隅に』を見て、どうしても呉に行きたくなったからです。駅前には、ロケ地マップが貼り出されていました。すずさんが嫁いだ北条家はどのあたりだろうと、山を見上げました。『この世界の片…

昼間の夢のような旅

広島の呉と尾道、愛媛の大島を旅してきました。 旅のあいだ、細かい雨が降ったりやんだり。海には濃い霧がかかり、しまなみ海道を渡っていると、真っ白な世界を突っ切っているようでした。旅の目的は、祖父の出身地である島を訪ねること。前回の訪問は2015年…

占うこと、占わないこと

夏瀬杏子先生と易の勉強を始めたのは1年前の春でした。 当時、杏子先生の息子さんは受験生。親としては成り行きが気になるところですが、易で占ったのは、「来春の合否」ではなく、「受験生の母としてどうあるべきか」でした。先日の杏子先生のブログです。…

人の行く裏に道あり花の山

20年ほど前、女性誌のライターをやっていて、マネー記事を次々と依頼されていた時期がありました。 低金利が延々と続き、リスクを取って運用しないとお金は増えないということで、投資信託や株の買い方を経済評論家やファイナンシャルプランナーに取材して回…

聞き手、読み手がいて、物語が成立する

2週にわたって受講した天海玉紀先生のインナーチャイルドカード講座。満足感が大きいのは、自分の物語を語ると同時に、人の物語も聞けたからです。 聞き手や読み手のいない物語は、宙に浮いたままでどこにも行きません。 私がインナーチャイルドカードを自…