翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年8月下旬からスペイン巡礼へ。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

リヴォン・ヘルムのニューヨーク、私の別府

ザ・バンドの映画が10月に日本公開されると知り、楽しみにしています。 彼らの解散コンサート『ラスト・ワルツ』にリヴォン・ヘルムが「ニューヨークと恋に落ちた」と語るシーンがあります。 初めてニューヨークを訪れた時、まったく相手にされず「おととい…

閉まった扉を離れ、新しい扉を開く

2020年は、誰にとっても大きな転換の年となるでしょう。 歴史の授業で大恐慌など時代の転換期について学ぶと、当時の人々はどんな気持ちで毎日を過ごしていたのか想像していました。半世紀以上生きてきて、バブル景気やリーマンショックなど経済のアップダウ…

家事の達人に学ぶ時間の使い方

80代後半の父が一人暮らししている神戸の実家に月1回のペースで介護帰省しています。 緊急事態宣言中はさすがにキャンセルしましたが、ケアマネさんとの打合せや郵便物の整理、自動引落としではない各種支払いなどがあり、行かないわけには行きません。 ケ…

幸運から生まれた『百年の孤独』

東京のコロナは一向に収まらず、梅雨の長雨をさらに気の重いものにしています。 「マコンドでは4年11カ月と2日雨が降り続いたのだから」と、ガルシア=マルケスの『百年の孤独』をまた読みたくなりました。ジャーナリストだったガルシア=マルケスは、具体…

旅先で考える幸せの形

旅先では、観光スポットを巡るより、地元の人が行く居酒屋や公衆浴場に行くほうが好き。さまざまな人生を垣間見て、考える種をたくさん与えられるから。外出自粛期間は、ドラマや映画を楽しみましたが、本拠地を離れて直に異なる文化に触れるが旅の醍醐味で…

歯科も占い師も客を選ぶ

約5か月ごとに歯のクリーニングに通っています。 本当はもっと頻繁に行った方がいいのかもしれませんが、ここ十数年同じ歯科衛生士さんに担当してもらっていて、このくらいの間隔でいいと言われています。どうやら歯の強さにも個人差があり、私は虫歯になり…

おやつは六花亭、晩酌は薩摩白波

六花の村に行きたかったのは、テレビ東京の「カンブリア宮殿」に六花亭の社長、小田豊氏が出演する回を見たから。 六花亭の本社は帯広。東京出店の誘いは何度もあったけれど、あえて進出せず北海道にとどまりました。東京ではデパートの北海道物産展などの催…

想像力で旅するカナダ・フィンランド

世の中は騒然とし、明日はどうなるかわからない中、こっそり帯広に行ってきました。 帯広では旅行者が嫌がられるということもなく、すべてがゆったりしていました。交通機関もお店も密とは程遠い状況です。 バスとレンタサイクルで六花の森へ。 いつもの年だ…

趣味も旅も新しいスタイルで

でラジオの英語講座を聞いていたら「ホビーという単語は、産業革命前は子供っぽい遊びを指し、あまりいい意味はなかった」という話が耳に入って来ました。 今の英語では、ホビーは技術や知識を必要とする趣味を指します。単なる暇つぶしはパスタイム。「あな…