翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年8月下旬からスペイン巡礼へ。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

選択すべきこと、選択しないでいいこと

映画『大いなる沈黙へ』の余韻が続いています。日々の家事労働の他に印象に残ったのが、誓願式。 修道生活に入ることを誓う儀式です。映画では二人の修道士が新しくグランド・シャルトルーズ修道院に迎え入れられます。その時、「やめる自由がある」と言い渡…

料理も薪割りも、神に捧げる仕事―映画『大いなる沈黙へ』

映画『大いなる沈黙へ』を観ました。朝日新聞の夕刊に池澤直樹のという映画評が出たのは7月の初め。フランスの修道院の映画ということで、ぜひ観たいと思ったのですが、先延ばししているうちに、岩波ホールに朝から並ばないと入場できないほどの人気に。 行…

人生に必要な知恵はすべてディラン先生に学んだ

NHKの「音楽音泉」という番組を観ていたら、「やる気がアップする曲」として、ボブ・ディランの『ライク・ア・ローリング・ストーン』が流れてきました。 選曲した森山直太朗は、「観客からのブーイングの中、この曲を演奏するシーンに感動した」みたいな…

なんてすばらしい忘れ物!

ほぼ毎日、スポーツクラブのズンバのレッスンに出ています。 レッスンの開始時刻は、朝10時30分、別の曜日はお昼の12時50分、午後4時20分、午後7時など、曜日によってまちまちです。 「今日は何時にレッスンがあるか」を基準に食事や仕事の配分を考えます…

『呂氏春秋』でタイムトリップ

4月から湯島聖堂で月1回、「陰陽五行思想の原理と応用」という講座で『呂氏春秋(りょししゅんじゅう)』を読み進めています。『呂氏春秋』とは、中国の戦国時代末期、秦の呂不韋が学者を集めて編纂させた書物で、歳時記のルーツのようなもの。 春夏秋冬を…

『赤毛のアンの秘密』を読む

前回のエントリーで、モンゴメリの文章が修飾語の洪水であるという「ストーリー・ガール」訳者あとがきを知ったのは、この本に紹介されていたからです。「赤毛のアン」の秘密 (岩波現代文庫)作者: 小倉千加子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2014/05/17メ…

『赤毛のアン』を原書で読む

NHKの朝ドラ『花子とアン』を観ているうちに、モンゴメリのアンシリーズを再読したくなりました。少女小説なんだから原文で読みたいところなんですが、けっこうむずかしい。ストーリーを追う前に、わからない単語が次々と出てきて投げ出したくなります。…

評価経済社会とカウチサーフィン

キンドルを使うようになって、気軽に本を買えるようになりました。 本棚はもう一杯で、新しい本を買うためには古い本を手放さなくてはいけないのですが、電子書籍なら収納スペースは不要です。今週、読んだのがこれ。超情報化社会におけるサバイバル術 「い…

たくさんの顔を持つほど人生は豊かになる

「大学教授にしてギャンブラー、旅行者であり毎晩のように女の子たちと飲んで遊ぶ」と自己紹介している植島啓司先生の本。生きるチカラ (集英社新書)作者: 植島啓司出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/07/16メディア: 新書購入: 3人 クリック: 24回この商…