翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年秋、スペイン巡礼(フランス人の道)。2025年夏、ガルシア=マルケスの聖地巡礼でコロンビアへ。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。おかげさまで四刷になりました。

世界

コロンビアで出会ったベネズエラ人

お正月気分を吹き飛ばしたアメリカによるベネズエラ攻撃。 昨年夏のコロンビア旅行は、無事に帰国できるか不安がありました。麻薬カルテルは衰退し政府との交渉のために外国人を誘拐することはなくなったと聞いたのですが、新たな危険は隣国のベネズエラから…

ペンタクルの5とコロンビアの市長

年末になるとタロットカードで来年の流れを見てもらうことが多くなります。 プラムさんに来年の旅のテーマを占ってもらったら、最初に出たのがペンタクルの5。テルミライト花さんの「来年への寿ぎ」もペンタクルの8と5でした。 ペンタクルの5はスミス・…

温泉津(ゆのつ)・海辺の宿と進化する街

台湾から帰国して落ち着く間もなく島根へ。 このところ通っているのが温泉津(ゆのつ)です。お湯が素晴らしいのに加えて、港町らしい開放的な雰囲気。若い移住者によるユニークな飲食店もオープンしています。 これについては、島根在住の友人から「あなた…

ジェンスン・フアン流「マイナスに飛び込め」

ウラナイ8の玉紀さんが「タローマン」を布教するので、映画も見ました。岡本太郎の名言が散りばめられていますが、特に心に残ったのが「マイナスに飛び込め」です。 占いをやっていると、人生は吉(プラス)ばかりが続かないと実感できます。どうせ凶(マイ…

台北・隠者の宿

夫が一足先に帰国し、台北滞在の後半は一人で3泊。 どこに泊まろうかと検索して見つけたのが、ハーミット・ドーム。タロットカードの隠者、ハーミットを冠した宿なら、ぜひ泊まってみたい。村上春樹の小説で、北海道の宿を決めるのにホテルの名前を片っ端か…

迪化街までたどり着けない

台北旅行では外せないスポット、迪化街(ディーホアジエ)。昔からの問屋街でレトロな街並みが残っており、乾物や高級食材、漢方薬に加えて最近はかわいい雑貨のお店も増え、お土産を買う観光客で大賑わいだそうです。 時間があったら足を伸ばすつもりだった…

マナーの悪い外国人、それは私

台湾旅行の前半は夫と一緒。地下鉄で日本語を話していると高齢の男性が話しかけてきました。 「台北は涼しいです」 日本人にとってはちょうどいい気候で上着も着なくていいほどですが、台北の人はここぞとばかりにコートを着込んで涼しさを楽しんでいるよう…

幸福な台湾人

桃園から台北に移動し、ホテルに荷物を預けたところで現地発のプライベートツアーのガイド兼ドライバーの許さんと合流。いかにも仕事ができそうな若い女性で、英語も流暢。「日本語は文法がむずかしくて。英語で大丈夫ですか」と恐縮されましたが、もともと…

認知症予防としての旅

高齢になると誕生日が別におめでたいわけでもないので、毎年旅行を企画するようにしています。去年は韓国に行ったら大雪になってしまったので、今年は暖かい台北へ。 bob0524.hatenablog.com 今回、旅の前半は夫と一緒で後半は私だけ残って一人旅となります…

自分のために書く

仕事をほとんどしていないので暇なのですが、けっこう時間をかけているのが、このブログとウラナイ8の執筆。ブログがだいたい週2回更新で、ウラナイ8は土曜日のデイリーメッセージを担当しています。 www.uranai8.jp 35年以上、商業ライターとして文章でお…

冬の桜と玉手箱

3月に続いて今年2度目の「リフレッシュの森」に来ています。 栃尾又温泉の自在館で食事の大切さを実感したはずですが、秋が深まるにつれて深酒になり、これではだめだと自宅を出ました。断酒を何度も誓うよりも環境を変えたほうがいいのです。前回と同じくマ…

旅先での日常生活

仕事が暇になってから、できるだけ旅に出るようにしています。旅先で何をしているかというと、ふだんやっていることを旅先でも繰り返しています。 bob0524.hatenablog.com 先日はJALの「どこかにマイル」で福岡へ。最近はいい旅先が出ないどころか指定した時…

問いがなければ答えはない

先週の占いイベント、阿佐ヶ谷占いJAZZストリート。お客様の案内の合間を縫って、あれこれ占ってもらいました。 占い学校に何年も通って、女性誌の占い記事も散々書いてきたのに、今さら人に占ってもらうのを不思議がられることもありますが、占い師は自分の…

移動の物語としての「ばけばけ」

NHK朝ドラ「ばけばけ」、楽しみにしていました。 若い頃、アイルランドの魅力に取りつかれて、3か月ほど旅をしました。帰国後、アイルランド関係の原稿を書く機会も多く、小泉八雲の孫の小泉時氏にお目にかかったこともあります。 小泉八雲の本名はパトリッ…

北国の少女と廃墟の街

糠平温泉で泊まったのは、サウナと水風呂もある糠平観光ホテル。 ホテルの前にいきなり鹿。 帯広からバスで2時間近くかかりますから、かなり遠くまで来た気になりました。 古いホテルですが、冬はスキー客でにぎわうのか、ロビーは山小屋風で洒落ています。…

旅の終わりは近づいている

フリーランスの仕事から徐々に引退して、旅暮らしを実現しつつあります。 旅に出るのはだいたい平日。週末は宿泊費が高くなるし、スポーツクラブのダンスレッスンを休んでばかりもいられないので自宅に戻るようにしています。 私にとっての理想の生き方です…

生きることは旅すること

宗教学者の植島啓司は1年のうち200日を旅をして過ごすそうです。世界各地のフィールドワークでしょうか。いいなあ。宗教学とか文化人類学の学者になればよかった。でも、下世話な文章しか書けないので論文は無理です。得意なことを仕事にして、得たお金で旅…

失敗だらけの日々

最高だった山梨・下部温泉の元湯橋本屋。 近いうちにまた行こうと高揚した気分で帰宅して荷解きをしていると、部屋の鍵が出てきました! 初めての宿泊で、まさか宿泊代を踏み倒すとは思われていないだろうけれど、早めに払っておいたほうがお互いに安心だし…

甲府駅の1と1/2線

下部温泉に行くには、甲府駅で身延(みのぶ)線に乗り換えます。JR東日本のSuicaが使えるのは甲府までで身延線はJR東海となります。 特急ふじかわの特急券をネットで買っておこうとしたのですが、JR東日本では甲府と静岡区間しかなく、JR西日本では静岡発着…

家族の相性

『ブレイキング・ナイト』、あまりにも衝撃的な内容で考えさせられることがたくさんありました。 ブレイキング・ナイト ホームレスだった私がハーバードに入るまで 作者:リズ・マレー CCC MEDIA HOUSE Amazon 幼い子供たちがお腹をすかせているのにドラッグ…

『ブレイキング・ナイト』で知る依存の恐ろしさ

JALの機長が滞在先のハワイで飲酒して、ホノルル発の便が最大18時間遅れたという事件。 機長の年齢は私と同じ64歳。機長になるような優秀な人でも飲まずにいられないのでしょうか。検査記録を改ざんして旅先での過剰な飲酒を隠していたという報道に「さっさ…

家族内での遺伝のばらつき

『運は遺伝する』を読むと、先祖代々から続く血から逃れられないという投げやりな気になる一方で、救われる部分もありました。 運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」 (NHK出版新書) 作者:橘 玲,安藤 寿康 NHK出版 Amazon 私が受け継ぎたくなかっ…

遺伝について、言ってもいいこと

『運は遺伝する』という刺激的なタイトルの本。 運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」 (NHK出版新書) 作者:橘 玲,安藤 寿康 NHK出版 Amazon ベストセラー作家の橘玲と行動遺伝学が専門の慶応義塾大学名誉教授の安藤寿康の対談。橘玲の『言っては…

アートか落書きか

コロンビアのボゴタで楽しんだビアター(Viator)の現地ツアー。モンセラーテの丘もよかったし、ラ・カンデリア地区のグラフィティツアーも発見に満ちたものでした。 グラフィティは日本語にすると「落書き」ですが、ボゴタではストリートアートと呼ばれる水…

格差によって分断された街

コロンビアでは、ガルシア=マルケスゆかりの地を巡るカルタヘナのウォーキングツアーを始めとして現地発着のツアーにあれこれ参加しました。 主に利用したのがビアター(Viator)。トリップアドバイザーの傘下企業で、世界各国のツアーやイベント参加チケッ…

コロンビア化する日本

コロンビアの旅の前に、ガルシア=マルケスの全著作を読みました。再読を重ねている『百年の孤独』『コロナの時代の愛』といった小説に加え、ノンフィクション作品にも改めて感銘を受けました。 誘拐の知らせ (ちくま文庫 か 5-3) 作者:G・ガルシア=マルケ…

世界は自分を映す鏡

先月のコロンビア旅行の余韻にひたる日々。あんなにすばらしい体験は、もう味わうことができないんじゃないかと思うと、平凡な日常を味気なく感じてしまいます。 コロンビアでは日本人が大人気。有名人でもないのに「一緒に写真を撮ってくれませんか」と声を…

過度に恐れず、油断せず

コロンビアには一生、行くことはないだろうと思い込んでいたのは、ガルシア=マルケスの『誘拐の知らせ』を読んだから。 誘拐の知らせ (ちくま文庫 か 5-3) 作者:G・ガルシア=マルケス 筑摩書房 Amazon ノンフィクションですが、ガルシア=マルケスの筆力…

どこでもいいからどこかに行く

コロンビアから帰国して10日ほど。気がつくとコロンビアのことばかり考えて時差ボケも引きずったまま。旅を持って旅を制すというわけで花巻と盛岡へ。 花巻温泉のホテルが最高。3つのホテルが内部で連結されていて、各館の温泉が自由に楽しめます。しかもす…

旅先の洗濯が好き

家事が苦手で、できれば外注したい。特に掃除と料理。でも洗濯は意外と苦になりません。全自動洗濯機で洗って干せば今の季節ならすぐに乾きます。ズボラな人間にとっては手軽に達成感が味わえるのがいいのでしょう。 旅先では下着や靴下を手洗いして荷物を減…