翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年8月下旬からスペイン巡礼へ。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「目ざめよ」と、グルジェフは言う

四柱推命を最初に教わったのは鎌崎拓洋先生です。 四柱推命は的中率が高く、占いの帝王とも呼ばれていますが、命式(生まれ持った五行の配置)と行運(巡り来る五行の流れ)ですべてが決まるわけではありません。 ある日、鎌崎先生はこんなことをおっしゃい…

死者が目をさますとき

リヴォン・ヘルムが亡くなって、追悼の気持ちでザ・バンドのDVD「ラスト・ワルツ」を観ています。先日、老人介護施設を訪れたら、美空ひばりのDVDを一人で食い入るように見つめているおばあさんがいましたが、私もボケてきたら「ラスト・ワルツ」ばか…

思い出のリヴォン・ヘルム

ザ・バンドのドラマー兼ボーカルのリヴォン・ヘルムが4月19日に亡くなりました。1996年に喉頭ガンと診断され、歌えなくなってしまいましたが、ドラムやマンドリン、ハーモニカを演奏しつつ、喉も奇跡的に回復し、2007年にはアルバム「ダート・ファーマー」を…

天中殺(大殺界)を知り、運気の波に乗る

イースト・プレスから「開運帖(かいうんちょう)」が創刊されました。創刊14年を迎えた占い専門雑誌「恋運暦」。恋愛に限定せず、占いの世界を広げようと 「Koiunreki」となり、この4月から「開運帖」として新装刊リニューアルし ました。 昨年は「MISTY」…

不運のループから抜け出すためには

アラン・コーエンなどスピリチュアルな教えに触れても、頭の中にしまいこんでおくだけで実践しなければ、何も起きません。アランの講演会では、QAコーナーがあり、「ポジティブな面に意識を向けようとしても、ネガティブな面がどうしても気になってしまう…

ネズミと猫、どちらを見るか

渋谷でアラン・コーエンの講演会があり、コスミック出版「ららはぴ」編集長と出席しました。 昨年、アランのマウイ島リトリートの記事を「ららはぴ」に書いたところ、好評だったらしく、講演会も取材することになったのです。アランの教えは、一貫して「バイ…

辰の年・辰の月・辰の日は水の流れをスムーズに

一般の人にとって、干支は年を示すものですが、月や日、時間も十二支のサイクルで回っています。今年は60年に一度の壬辰の年。 そして4月4日から5月4日まで壬辰の月となります。 辰の日が巡ってくるのは4月13日と4月22日。この二日は、年月日の地支に…

「人生で最も大切なのは、人との関わり」 映画「アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち」

見逃していた2009年の映画「アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち」をレンタルショップで発見。胸に迫るものがあり、繰り返し観てしまいました。登場するのは、1970年代に結成したメタルバンド「アンヴィル」のボーカル&リードギターのリップスとドラマーの…

タロットでつながる音楽と文学

伊泉龍一先生のタロット講座を一年間受けて、折りに触れて「タロット大全」をひもときます。600ページ近い大作なので、一気に読了とはいきませんが、その時々の興味の対象に応じて読み込んでいます。トート・タロットを生み出したアレスター・クロウリー…