翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年8月下旬からスペイン巡礼へ。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「何も持たでぞあらまほしき」

遺産を巡って骨肉の争いというのはドラマの出来事だと思い込んでいたのに、親戚同士で起こってしまいました。 子供のいない伯母が相次いで亡くなり、公正証書やら弁護士まで登場し、事態は紛糾する一方。 私はさっさと争いの場から撤退し、「誰の味方もしな…

家事は「脳トレ」であり「魂の糧」

棺桶に入るまで自分の足で歩きたい。毎日のようにスポーツクラブに通う理由の一つですが、体をなんとか保っても、脳が退化したら自立した暮らしは無理です。そこで脳に関する入門書も読んでいます。脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める (生活人新…

ひび焼きの陶器、あるいは卵の上で暮らす

九州の地震から1週間が過ぎました。最初の大きな地震が起きた夜、私は夜行バスで神戸の実家に向かっていました。 いつもは飛行機を利用するのですが、日本語学校の授業のため最終便に間に合わず、しかたなく深夜バスに乗ったのです。 できたばかりのバスタ…

インナーチャイルドカードに背中を押されて

この4月から日本語学校の非常勤講師として教壇に立っています。将来、フィンランドに長期滞在するために日本語教師の資格を取っておこうと養成講座に通い出したのが去年の1月。日本国内で教える気はなかったのですが「資格を取っただけでは何にもならない…

ブルーにこんがらがった同窓会

今年の会場は渋谷のオーチャードボール。 ボブ・ディランを人生の師と仰ぐ私は、公演というより同窓会で恩師と再会するようなもの。御年74歳ですから、何を差し置いても行かなくては。ディラン先生の気まぐれで、お台場のライブハウスで開催されたときは、先…

漢字のおもしろさを外国人に伝える

外国人が日本語を学ぶ外国人にとって、最大の障壁が漢字でしょう。ひらがなを一生懸命覚えたのに、さらにカタカナも同じ数だけあると知ってがっくりし、追い打ちをかけるように新聞や本を読むには漢字を覚えなくてはならないと知り、「なんて大変な言語を勉…

日が沈みつつある国

カウチサーフィンでは「東京でホストを見つけるのは至難の業」とされてきました。日本人はシャイで外国人に接するのが得意ではないし、家が狭くて人を招くこともしないのに、泊めるなんて、とんでもない。だから、東京で「ゲスト受入れ可」のステータスにし…

時代はあっという間に変わる

お花見シーズン到来。今年も近所の公園で桜を満喫しました。台湾なら、桜の見頃は2月から3月。いつか阿里山の桜を見ることがあれば、奮起湖のお弁当も食べてみたい。嘉儀の檜村で観た阿里山紹介ビデオで奮起湖のお弁当が紹介されました。 かって、阿里山に…