2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧
老いを自覚すると同時に、『DIE WITH ZEZRO ゼロで死ね』を折に触れて読み返しています。 uranai8.jp 「やりたいことの賞味期限」というフレーズが出てきます。 著者のビル・パーキンスは幼い娘たちと一緒にくまのプーさんの映画を観るのを楽しんでいました…
バンコクでのヴィッパサナー瞑想の講座がすばらしかったので、いつか本格的に学びたいと願うように。 bob0524.hatenablog.com 10日間の瞑想合宿の施設は全世界にありますが、やはりタイのお寺に行きたい。しかし、説明を読むと半日講座とは異なり、無言の行…
ヒップホップで腰が痛くなり、整形外科ではすっかり高齢者扱い。自戒のために内館牧子『老害の人』を読みました。 冒頭に「自分がどれほど『老害の人』かということに、当の本人はまったく気づいていない」という一文があります。そして高齢者のほとんどは「…
旅に出て東京を離れることが多いのですが、月曜日はヒップホップのクラスがあるので自宅にいるようにしています。数週間かけて練習して一曲を完成させるので、休むわけにはいかないのです。 bob0524.hatenablog.com 2022年の夏に始めて、3年目となりました…
五所川原の旅、第三弾。 行きの飛行機で太宰の『津軽』を読み返しました。クライマックスは、太宰を3歳から6年間育てた子守りのたけとの再会。太宰は「生まれてはじめての心の平和を体験した」と表現するぐらい感動しています。 先年なくなった私の生みの…
太宰治が最も好んで口にしていたというヴェルレーヌの詩の一節。 選ばれてあることの 恍惚と不安と 二つわれにあり 子ども時代の太宰がよく遊んだという芦野公園の文学碑にも刻まれています。 太宰は東大の仏文科に入学しているので、フランス文学が好きだっ…
9月の旅は青森。東京では暑い日が続いていますが、青森はすっかり秋でした。 五所川原で一泊して太宰治の出身地、金木町へ。太宰の生家は大地主で、一家が暮らした豪邸は「斜陽館」と名付けられ、入場料600円で見学できます。 1階11室、2階8室、付属建物…
飲み会で「海外旅行するなら、どこへ行きたいか」という話題になりました。私が行きたいのはコロンビア。ガルシア・マルケス『百年の孤独』のマコンド村のモデルであるアラカタカを訪れてみたいのです。 その数日後、「あなたが話していたコロンビアの小説、…
昨年のスペイン巡礼では、自分が背負えるだけの最低限の荷物で歩いたので、物欲がまったくなくなりました。 bob0524.hatenablog.com しかし日本に帰って物質文明に囲まれていると、欲しいものが次々と出てくるのです。 手書き用の文房具コレクションは趣味。…
北海道のニセコに行ったのは、日本国内で展開されている資本主義の最前線だから。ラーメンが3000円だとか、時給が低すぎて(他業種時給が高すぎて)介護職員が集まらないなど報じられていますが、自分の目でニセコを見て今後の相場の動きのヒントを得たかっ…