翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年8月下旬からスペイン巡礼へ。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

目に映るすべてのことはメッセージ

占い学校で最初に学んだのは四柱推命でした。その後、周易の講座にも通うようになりました。「易を身につければ、最終的に『目に映るすべてのことはメッセージ』であると理解できる」と、講座の説明に書かれていました。卓越した占い師は、わざわざ占い道具…

人生の指針となった『スペイン革のブーツ』

ボブ・ディラン30周年コンサートが2週にわたってNHK−BSで放映されました。 私が持っているDVDには収録されていない曲も放映されので夢中になって観ました。 みうらじゅんの解説も楽しい。 ディラン先生のレコード・デビュー30周年を記念したコンサ…

人は皆、誰かのために生きたいと願う

アキ・カウリスマキに影響されて、小津安二郎の作品を次々と観ています。『長屋紳士録』は1947年公開。戦後の焼け野原が舞台です。あの頃映画 松竹DVDコレクション 「長屋紳士録」出版社/メーカー: 松竹発売日: 2013/07/06メディア: DVDこの商品を含むブログ…

旅館「澤の屋」のおもてなし

宿泊客のほとんどが外国人旅行者という旅館「澤の屋」。 テレビや雑誌に紹介されることも多く、その存在を知っていましたが、実際に泊まってみたいと思ったのは、ヘルシンキでエリカから「澤の屋」のことを聞いたからです。 日本好きのエリカはこれまで二度…

『東京物語』のおもてなし

カウチサーフィンを始める前は、自宅に人を泊めるのは避けていました。 東京暮らしで専用の客室はないし、何かと気を遣う。「泊めて」と頼まれたら、ビジネスホテル代をこちらで負担するから、泊まらないで欲しいと思うぐらいでした。蔵書の半分を処分し、4…

神経症の白クマ part2

旭山動物園で同じ場所をぐるぐる回る白クマを見て、自由な選択ができない環境は精神をむしばむものだと痛感しました。 http://d.hatena.ne.jp/bob0524/20140309/1394336550しかし「やったほうがいいけれど、怠けたい」という行動に関しては、選択を自分に任…

神経症の白クマ

動物園は、楽しそうでいて、残酷な場所です。旭山動物園では、動物たちが餌を食べるところを見学できます。水中に投げられた魚を泳ぎながらキャッチする白クマは見ているだけで楽しくなります。 そんな華麗なショータイムを演じる白クマもいる一方で、同じ場…

旅に出て「一日一生」を実感する

期待していた以上の楽しさだった、おひとりさま北海道温泉ツアー。旅に出るためには仕事の調整も必要ですし、格安ツアーとはいえ、外食したりお土産を買います。 ぎりぎりの料金で泊めてもらっている宿には、夕食時にアルコールを頼んで少しでもお金を落とし…

「ネット上の服」を着た出会い、着ない出会い

おひとりさま北海道温泉ツアーがおもしろかったのは、白紙の状態で初対面の人と出会うという体験が新鮮だったから。 ここ数年、ネットで下調べして、ある程度の情報を得てから人に会うのが当たり前になってきています。いつも示唆に富んでいるカジケンブログ…