翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年8月下旬からスペイン巡礼へ。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

洞窟に眠る泡盛と人生の残り時間

宮古島で海宝館の次に向かったのが多良川酒造。泡盛の蔵元です。 単なる酒好きですが、背景を知ればもっとおいしく感じるので、酒蔵の見学が大好きです。 これまで訪れた酒蔵では、製造工程を見学することが多かったのですが、多良川酒造ではDVDで説明。見学…

自分の貝殻を求めて

宮古島で泊まったホテルで、島内を回るループバスの無料チケットをもらいました。海宝館という名前が気になり、行ってみることに。 海が見える展望レストランに、世界中の貝が展示されているシェル・ミュージアムがあります。 貝を巡る美しい文章が詰められ…

沖縄のハンバーガーとお弁当

寒気と花粉から逃れて宮古島へ。 ぜひ食べてみたかったのがダグズ・バーガー。 東京生まれの日系アメリカ人でカリフォルニア在住の企業弁護士、ダグさんが開いたハンバーガー店です。趣味の釣りにのめり込み、キハダマグロを追って宮古島を頻繁に訪れるよう…

再び動き出した世界

いつまでも迷っていないで、スペインの巡礼に行こうと決めたら、フィンランドから一通のメールが届きました。 毎年、クリスマスプレゼントを交換しているヘルシンキのアヌ。 まだはっきりきめたわけじゃないけれど、7月に日本旅行の予定だそうです。主語がwe…

ラテンで行こう

スペイン巡礼に行くか行かないか、さんざん迷いましたが、この秋に決行することにしました。不安は尽きないけれど、老いは確実に忍び寄っています。先延ばししていたら、行かないうちに一生が終わってしまうのは避けたいから。 あまり気負うことなく、とにか…

人にはどれほどの荷物がいるか

3月のお彼岸、熊野古道への旅を思い立ちました。 羽田から南紀白浜空港に飛び、JRで紀州田辺へ。ビジネスホテルに泊まってもいいのですが、出発点の滝尻王子まではバスに乗ります。ちなみに熊野古道での王子は、参詣者の守護を祈願するための神社の名称で、…

お一人さま必読の書『兄の終い』

人間は一人で生きていくことはできないし、一人で死ぬこともできない。そんなことを痛感させられたのが村井理子『兄の終い』。 両親はすでに亡く唯一の肉親は兄。 もう何年も会っておらず絶縁状態だったところに、警察から電話がかかります。兄が自宅で死ん…

音楽で「いつまでも若く」

お母様を介護されているチャーコさんのブログ。親の介護時代を思い出しながら読んでいます。 harienikki.hatenablog.com ついにお母様が特別養護老人ホームに入所されることになり、お母様が大好きだった綺麗な紙をファイルにして持たせてあげたそうです。眺…