翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)、ビジネス記事翻訳ですが、活字媒体が減少でリタイア状態へ移行中。JALの「どこかにマイル」で日本各地に出没。7人の仲間とウラナイ8で活動しています。

読書

福岡ソバーキュリアスの旅

『飲まない生き方 ソバーキュリアス』という本を手に取ったのは「このままアルコールを飲み続けていいのだろうか」と感じていたからです。 ソバーキュリアスとは、英語のsober(しらふ)とcurious(好奇心)を組み合わせた造語。アルコールを飲まない生き方…

光が強ければ、闇も深い

ウラナイ8ブッククラブで玉紀さんが紹介してくれた『BTS、ユング こころの地図』を読んでいます。著者のマリー・スタインはユング派の分析家です。 BTSのメンバーは7人ですが、7という数字に象徴的な意味があり、今回の活動休止を示唆するようなことも書い…

「とりあえず」の魔法

片っ端から自己啓発本を読んでいるのに実践できず、だらだらと毎日を生きています。 認知行動療法のバイブル『いやな気分よ、さようなら』も読んでみました。原題は"Feeling Good"。いつもいい気分でいられたら、どんなにいいでしょう。 すぐに役立ちそうな…

お金で買えるもの、買えないもの(交換価値と経験価値)

先日、原稿執筆カフェでネットテレビの取材を受けたら、地上波のニュースでも流されました。 「あなたによく似た人がテレビに出ていたけど、もしかして?」というメールが来たり、スポーツクラブで「見たわよ」と声をかけられました。 取材を断らなかったの…

人はどれほどの靴がいるか

JALの機内誌SKYWARDに連載されている浅田次郎の『つばさよつばさ』。毎回おもしろいのですが、今月は特に考えさせられる内容でした。 ベストセラー作家の浅田次郎は着道楽。靴にもこだわりがあり、高級ブランドの革靴のおびただしい量をコレクションしている…

どの道を歩いても、巡礼となる

ウラナイ8の天海玉紀さんが主催するウォーキングツアーに参加しました。 lady-joker.com 杉並区の善福寺川は、毎年、お花見を楽しむ場所。桜が満開だった川沿いは、1か月たつと新緑に覆われていました。 例年この時期は汗ばむほどの陽気になることもあるの…

精神の自由のためのルーティン

「仏教の修行を体験してみたい」という外国人が数日間、日本のお寺に滞在。 「早朝の読経から始まり、寝るまでスケジュールがぎっしり組まれて、精神の自由を得るどころではなかった」という感想を抱いたところ、「次に何をやるか考えなくてすむところに、精…

旅に出る理由

1月、2月と遠出をがまんしていましたが、そろそろいい頃だとJALの「どこかにマイル」で2泊3日の旅へ。徳島、北九州、宮崎、三沢の四択です。三沢はまだ寒そうですが、八戸にドーミーインがあります。 当たったのは宮崎。一足早い春を満喫してきました。 宮…

血縁ゆえの幸福と苦労

世界が騒然となっている時は、何度も楽しんだ心安らぐ物語に逃避したくなります。 ルーシー・モンゴメリの『赤毛のアン』シリーズもその一つで、NETFLIXの『アンという名前の少女』をシリーズ3まで観ました。ところが、現代の価値観によってストーリーが改…

『スマホ脳』を実感した瞬間

ベストセラー『スマホ脳』を読んで、「なるほど!」と思うことがたくさんありました。 満足に食べることができず、病気や怪我、猛獣に襲われる危険があり、人口の半数が10歳前に亡くなっていた原始社会。現代人はそんな過酷な状況を生き残った人間の遺伝子を…

マクドナルドのシニアクルーになれるだろうか

イオングループの都市型小型食品スーパー「まいばすけっと」が自宅のすぐ近くに開店して、重宝しています。野菜や魚、肉などの生鮮食品も取り揃えられ、超目玉特売はありませんが、スーパーとそれほど変わらない価格です。 新規開店の工事中、スタッフ募集の…

100歳まで若く

ウラナイ8の配信イベント「開運虎の巻」では、運を単体で上げようとせずに循環させようという話をし、リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著『ライフシフト 100年時代の人生戦略』が私に及ぼした影響を思い出しました。 終活を進める一方で「想定外…

佐藤優『獄中記』を読んで、欲を抑える

獄中記を読むのが好きです。 気ままな自由業を続けてきたので、正反対の立場に興味があるのかもしれません。 晩年、施設に入った父は「家に帰りたい、ここは牢獄のよう」と嘆いていましたが、在宅介護は効率化がむずかしく、人手がかかります。高齢化がさら…

今日のハイライトはなんだろう

自己啓発本なんて、もう読まなくてもいい年齢なのに、つい手が出てしまいます。 しかも『時間術大全』なんて、長い老後は時間を持て余すことが多いだろうに。 それでもこの本を読んでみてのは、Google、YouTubeという現代人の時間を延々と奪っている企業に勤…

清少納言の日本、カウリスマキのフィンランド

「好き」というエネルギーは人を動かす。読後、改めてそう感じた『清少納言を求めて、フィンランドから京都へ』。 著者のミア・カンキマキは広告会社に勤める38歳独身のフィンランド人女性。 ヘルシンキ大学の日本文学講座で『枕草子』を読んで以来、15年間…

生活に儀式を

老いの教科書としてメイ・サートンの著作を読んでいます。「年を取るのは素晴らしいことです。今までの生涯でいちばん自分らしくいられるからです」、「人が死を恐れるのは、一つにはその準備ができていないからです」といった言葉に、はっとさせられました…

上品に生きたい

元外務省主任分析官の佐藤優氏は、鈴木宗男氏の側近としてロシア外交で活躍後、背任容疑で逮捕され512日間東京拘置所に拘留されました。 これだけ長期間の勾留となると、ほとんどの人は精神的に混乱し検事のいいなりに供述調書を取られるのに、自分の意思を…

旅は人生の縮図

このままコロナが落ち着いて気ままに旅に出られる日を待ち望んでいます。でも加齢とともに旅行するのがおっくうになるだろうし、経済事情が暗転すれば旅の予算を出すのが苦しくなるかもしれません。 メイ・サートンに『一日一日が旅だから』というタイトルの…

一心同体の物とだけ暮らしたい

この秋に読んだ『わたしに会うための1600キロ』。 メキシコ国境からカナダ国境までの全長1600キロの山道を若い女性が一人で3か月かけて歩き通すという計画です。 bob0524.hatenablog.com 著者のシェリル・ストレイドは歩き通すことで、破綻しかかっていた人…

国それぞれの家族観

引き続きエリザベス・ギルバートの本から。 彼女がインドネシアのバリ島を再訪したのは、治療師にして手相観のクトゥに「ここに戻って来て3か月か4か月、住む」と予言されたことがきっかけでした。 バリ島で出会ったもう一人の治療師がワヤン。病気や怪我だ…

4か月×3か国の思考実験

エリザベス・ギルバートの『食べて、祈って、恋をして』。いつかはこんな旅をしてみたいと、何度も読み返しています。 生きる喜びを追求するためにイタリアで4カ月、美食を楽しみ世界で一番美しい言語であるイタリア語を学ぶ。離婚騒動で消耗した心身が回復…

読み、書くことで考えがまとまる

40代半ばまでは、売文業が超多忙でブログを書くなんて思いもよりませんでした。書けば書くほど出版社から原稿料が振り込まれていたので。 ただし、フリーランスのライター業は、いつまでも続けられるものではないと先輩から聞かされてきました。編集者は年上…

人生の総決算をしてから死ねるか

メイ・サートンの本を読み始めました。老年期の日記が多いので、自分にはまだ早いかと思っていたのですが、あっというまに自分も老人の仲間入りです。 まず手にしたのが『総決算のとき』。60歳の女性を主人公にした小説です。 原題は”A Reckning”で、計算と…

人生は無理ゲー? 攻略できる?

橘玲の本を続けて読みました。 まずベストセラーとなっている『無理ゲー社会』。 昭和の時代は息苦しいことも多かったけれど、貧しい家に生まれても逆転できる可能性がありました。時代は進んだはずなのに、日本は若者が無理ゲーと嘆く国になってしまったよ…

他人の靴を履いてみる想像力

コロナが落ち着いてくれば、静かな一人旅なら再開できそうです。 今は行き帰りの交通も宿も自分で手配していますが、老化とともにわずらわしくなり、添乗員付きのパックツアーに申込む日が来るかも。 参考のためにこの本を手に取りました。 高齢者が働くのは…

結局、一人で歩くしかない

映画『ノマドランド』がおもしろかったので、原作も読みました。そこでノマドたちの愛読書が紹介されています。 そのうちの一冊が『わたしに会うまでの1600キロ』。 欠損した家庭で育ち、自分の人生も失いそうになった若い女性シェリルが、生きる意味を見つ…

シングルタスクで世界を相手にする

デール・カーネギーの『道は開ける』は自己啓発本の古典であり、現代にも活用できる知恵が満載です。ウラナイ8のサイトでも紹介しました。 uranai8.jp そして、現代には現代にふさわしい自己啓発本があります。『シングルタスク 一点集中術』はネット依存症…

コロナの時代に観る『映像の世紀』

本の整理をしようと思い立ち、古い本の棚卸しをしています。 自己啓発本の古典、デール・カーネギー『道は開ける』。 原題は"How to Stop Worrying and Start Living"(悩むのをやめて、人生を始める方法)。悩んでばかりの人間は、生きることを放棄している…

コロンビアへ行きたしと思へども

本格的な老いに突入する前にコロンビア行きの野望を抱いていました。 bob0524.hatenablog.com 愛読しているガルシア=マルケスに加えて、ずっと熱中しているズンバの創始者ベト・ペレスもコロンビア人です。 bob0524.hatenablog.com コロナによってコロンビ…

健康も運のうち

先日、若い女性に「素敵ですね」とうっとりされました。 年に一度の定期健診、若い女性は看護師さんです。体重は10代の頃とほぼ変わりませんし、数値はすべて正常。毎日、検査結果を見ている看護師さんからすると、60歳の健康体を目にすると「素敵」という表…