翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)、ビジネス記事翻訳。副業で外国人に日本語を教えていましたが、2019年3月で卒業。フィンランドが大好き。ウラナイ8所属。

あと何回、桜を見るだろうか

のどかな光に誘われて、近所の桜の名所に出かけました。満開にはちょっと早かったのですが、花見自粛要請も何のその、公園にはシートを広げて宴会を楽しむグループもいました。 青空に咲き始めたばかりの桜が映えます。途中のコンビニで缶ビールを買って、桜…

どの行列に並ぶか

心が落ち着かない日々が続いています。 先日、赤十字から献血のお願いのメールが来ました。新型コロナウイルスの影響で血液が足りなくなる恐れがあるとのこと。 こういう時こそ不要不急の日々を送っている私の出番です。若者の元気な血液には劣るかもしれま…

不要不急の人生

新型コロナの影響で最もつらいのは、スポーツクラブのスタジオレッスンが休止されたこと。 当初からスポーツクラブは感染源の一つとされていましたが、ズンバのレッスンには中毒性があり、開催されるかぎり参加していました。ズンバはインストラクターによっ…

台湾がうらやましい

広がる一方の新型コロナウイルス。 今年の日本経済はきびしくなると思っていましたが、まさかウイルス騒動でここまで相場が下がるとは。ウイルスで亡くなる方より、経済的苦境で自ら死を選ぶ人のほうが多くなるのでは。 日本語学校で教えた台湾人の学生から…

アクティブ婆の戒め

新型コロナウイルス、どこまで広がるのでしょうか。 健康だけが自慢の私は、ウイルスは恐れていないのですが、自分がスプレッダー(ウイルスをまき散らす人)にならないか不安です。 というのもネットで「アクティブ婆」と呼ばれている千葉県の70代女性の存…

種子島の古いホテルで

思いのほか、種子島の旅は心に残りました。 創業1848年の老舗宿、あらきホテルに宿泊。 ネットの口コミでは「建物が古い」と書かれています。JALの航空券とセットで予約したのですが、2014年オープンの新しいホテルも候補にありました。しかし、そちらの…

島旅の記録

トーベ・ヤンソンは77歳になるまで夏は島暮らしを楽しみました。 無人島に小屋を建て、親友と二人で住み創作に打ち込む日々。生活必需品はすべてボートで運ぶという不便な生活ですが、それが創作意欲を刺激したのでしょう。 10年ほど前にその島を訪れたので…

暮らすように旅する

島根在住の友人がいるので、毎年のように旅をしています。 去年からはもう一人の友人が加わり、三瓶山の温泉で深夜まで盛り上がりました。 同行者は東京のご近所さんでスポーツクラブ仲間。 本業はシナリオライターなので、旅先ではいつも、「ここに住んだら…

温泉や銭湯で話しかけられるうちは大丈夫

ウラナイ8のメンバー、夏瀬杏子さんのお母さんは、見知らぬ人にもどんどん話しかけるそうです。算命学でいう禄存星。愛されたいという欲望が強く、積極的に人間関係を広げていこうとします。 私も杏子さんのお母さんと同じく、禄存星が効いていますが、話し…

くつろげなかった温泉旅館の部屋で空間の力を実感

大分の別府旅行は所用のついでの一泊一人旅。宿にこだわりがなく、温泉旅館の豪華な夕食は食べきれません。寝る前に温泉に入りたいのでお酒も飲みません。ということで一人泊ができて朝食のみという宿を探しました。 一泊朝食付き5200円のリーズナブルな温泉…

お湯の力を信じる

めったに病気をしないのに、先月は2週間ほど胃腸の痛みに悩まされました。 原因は暴飲暴食です。11月はJALの「どこかにマイル」で北海道へ行き、月末にはかねてから計画していた糸魚川・金沢旅行へ。普段は粗食なのに、旅先で調子に乗ったため、胃腸が悲…

カズオ・イシグロの生誕地を訪ねて

今年最後のJAL「どこかにマイル」で長崎へ。 4つの候補地は、那覇・宮古島・大分・長崎。寒さが厳しくなってきたので沖縄に行くのもいいし、大分は温泉天国。長崎にもずっと行ってみたいと願っていたので、どれになっても最高という組み合わせでした。 …

バランスのいい人生なんて真っ平

北海道の雪のニュースを聞くたびに、本格的な冬の訪の前に釧路を旅した幸運をかみしめています。11月中旬、JALの「どこかにマイル」でたまたま釧路が当たったのですが、広々とした澄みきった青空を見ただけでも行った甲斐がありました。 釧路湿原や摩周湖…

天国に住むと人間がだめになる

糸魚川から金沢へ、北陸新幹線を使えば50分ですが、「越後トキめき鉄道」と「愛の風富山鉄道」を乗り継ぐと2時間47分の旅。先を急ぐ旅でもないし、車窓を楽しみながら西へと向かいました。 金沢の宿はドーミイン。ビジネスホテルの最高峰。 観光シーズンの…

コンフォートゾーンから踏み出そう

11月はJALの「どこかにマイル」で北海道がよく候補に出てきます。秋の観光シーズンが本州より一足早く終わっているからでしょう。 先週は釧路へ飛びました。札幌は雪のようでしたが、釧路は快晴。 JRで厚岸(あっけし)まで行くことにしました。釧路と…

旅するミニマリスト

海外旅行でもスーツケースを使いません。 空港で預けると到着時に荷物を待たないといけないし、たとえ機内持ち込み可のサイズでも、後から乗ってきた人が荷物入れのスペースを探しているのを見ると気の毒になります。それに街中でスーツケースを引いていると…

支出を最適化して旅に出る

10月はほとんど自宅に落ち着いていませんでした。月初めはスペインにいて、それから島根と京都、神戸に。11月はJALの「どこかにマイル」で北海道がよく出るので、雪が積もるまえに、初冬の北海道を満喫してくる予定です。 頻繁に旅に出ていると交通費と宿…

それぞれの物語を作ろう 神戸元町で易講座

夏瀬杏子さんのおかげで、神戸元町で易講座を開くことができました。 実家が神戸なので定期的に帰省していますが、いつも義務感だけで淡々と移動しています。その神戸でこういう機会に恵まれるとは! 地元神戸を始め、京都、奈良、三田と関西全域から参加者…

死者を偲ぶ旅

3年ぶりに島根へ。 親友の優春翠の故郷に毎年のように通っていたのですが、日本語教師の仕事に忙殺され間があいてしまいました。 今回は煌羅カンナも島根に来ました。彼女とはスポーツクラブ仲間のご近所さん。本業がシナリオライターで副業が占いというの…

カディスの赤い酒

スペイン7泊の旅。 マドリードを基点にスペイン鉄道で回ります。夫は風車の村、カンポ・デ・クリプターナで20年前にデジカメで写真を撮った子供たちに再会したいというので、ここは外せません。 そうなるとあと行ける街は2つぐらい。 バルセロナはオーバー…

楽しい没落の国、スペイン

日本語教師を辞めて自由な時間ができたら、南米に行こうと考えていました。 一番行きたいのはコロンビア。生きる喜びを感じるズンバを発案したのはコロンビア人のダンサーだから。そして、愛読しているガルシア・マルケスの国だから。 しかし、南米は遠い。 …

釜山の水風呂、平壌の冷麺

去年の5月、韓国の釜山に行きすっかり気に入りました。 便を選べば成田からJALで片道1万4000円。税金とサーチャージが加算されますが、運賃だけなら関西に行くのと変わりません。しかもマイルが貯まる。 また釜山に行こうと思っていたのに、このところ…

いつも心に「次の旅」を

時間ができたのをいいことに、しょっちゅう旅しています。 できるだけ多く旅するために、必要以上のお金を使わないようにこころがけています。国内の旅は近場を除いてほとんどJALの「どこかにマイル」。そして、高額の入場料が必要な観光スポットはなるべ…

おごれるエリザベスと鬼怒川温泉の廃墟

NHKのEテレ「100分de名著」、録画がかなり溜まっているので少しずつ観ています。 日本史が苦手でも『平家物語』の回ははとてもおもしろく、ためになりました。 解説と朗読の両方を担当するのは能楽師の安田登氏。 「諸行無常」、「栄枯盛衰」は仏教を学…

エクストリーム出発で宇都宮を堪能

夏休みシーズン、どこも混雑しているし、JALの「どこかにマイル」もあまり魅力的な候補地が出ません。 近場で気分転換、鬼怒川温泉に行くことにしました。 ただ行って帰るだけではおもしろくない。というわけで、宇都宮に前泊しました。 最近よくやるのが、…

同調圧力による死  知覧特攻平和会館

九州の豪雨のニュースを目にして、先月の鹿児島の旅を思い出しました。 JALの「どこかにマイル」で鹿児島がよく当たり、去年から3回、訪れています。本州最南端の鹿児島は人が温かく、食べ物もおいしいし、いつも楽しい旅になります。 初回は指宿、2回…

枕崎に日本の近未来を見る

断食すると五感が研ぎ澄まされ、匂いに敏感になります。 復食期間は、おかゆとみそ汁ばかり食べるのですが、かつおだしの匂いで、たちまち鹿児島の枕崎を思い出しました。 枕崎ではかつおぶし工場から鰹節のいい匂いが広がっていました。 映画『翔んで埼玉』…

どこよりも遠くに行きたいから、断食

人間にはさまざまな欲がありますが、旅行欲というものがあるのなら、このジャンルにおいて私は最も欲深い。時間ができれば、どこかに行きたいとばかり願ってきました。 今、一番行きたいのは南米。春まで勤めていた日本語学校には、はるばるチリやアルゼンチ…

もっと遠くへ行きたい欲

日本語教師を休職して、自由になる時間が一気に増え、旅にばかり出ています。 時間だけでなく心のゆとりがあるのは、なんとすばらしいことか。 日本語学校に勤めていた頃は旅先でも仕事に追われていましたし、帰り道は「明日からまた授業か」と思うと暗澹と…

凡庸な悟りと凡庸な悪 映画『家へ帰ろう』

東京・バンコク間は空路で6時間強。 行きは深夜便なのでなるべく寝るようにして、帰りは朝便なので機内エンターテインメントの映画を見ます。わざわざ映画館まで行かないけれど、ちょっと興味のある映画を見るチャンスです。 選んだのがこの映画。 新聞で映…