翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年8月下旬からスペイン巡礼へ。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

GTDで人生の棚卸し

「異常も日々続けば日常となる」という言葉がありますが、外出時は必ずマスクという習慣もすっかり身につきました。 緊急事態宣言の頃は、朝からドラマを見ても罪悪感はなく、お上の言う通りに家に閉じこもる模範的な国民になった気がしたものですが、社会は…

ルース・ベイダー・ギンズバーグに学ぶ老後の生き方

先週、アメリカ連邦最高裁判事のルース・ベイダー・ギンズバーグ(RBG)が亡くなりました。87歳の大往生ですが、これほど死去が惜しまれた高齢女性はいないでしょう。 長官を含めて9人いる連邦最高裁判所判事は、アメリカという大国の行方を左右する存在。…

この世界に自分が生きる隙間を見つける

先週の朝日新聞、哲学者の古田徹也のコラムに「親ガチャ」という言葉が出てきました。 何が出て来るかわからないカプセル型のおもちゃの自動販売機「ガチャガチャ」から始まり、今はスマホのゲームのくじを指すそうです。 さらに言葉は進化し、子供がどんな…

物語を旅し、いつかはメキシコへ

当たり前のように思っていた旅する自由がコロナによって奪われ、改めて旅について考えました。 コンフォート・ゾーンで暮らしていれば楽なのに、人はなぜわざわざ旅に出るのか。 その理由の一つは、物語のためでしょう。豊かな社会になると食べて寝るだけで…

私たちにはルビーパレスがある

温泉もいいけれど、サウナと水風呂ははずせません。 旅館の豪華な夕食は持て余しがちで、夜は地元の居酒屋で好きな量だけ食べたいとなると、大浴場とサウナのあるドーミーイン一択となります。ただしドーミーインでも女性浴場には水風呂がないところもあるの…

水風呂さえあれば生きていける

水風呂に目覚めたのは、2017年9月。JALの「どこかにマイル」で北九州が当たり、ドーミーイン下関でサウナと水風呂に開眼しました。 それまでサウナはおじさんのイメージが強く、がまん大会みたいなものだと思い込んでいました。フィンランドでは一般のお宅や…

日本の新首相と生存者バイアス

「日本はバナナ共和国」という記事がワシントンポストに出ました。 バナナ共和国とは、中南米の発展途上国の蔑称。政治は私物化され、法律が公正に適用されない国のことです。アメリカには「バナナ・リパブリック」というサファリ風ファッションのアパレルの…

地獄の沙汰はアイデアと人間関係

別府で地獄めぐりのバスに乗ってみました。 別府観光の父と呼ばれる油屋熊八はバス会社を創業し、日本初の女性バスガイドがたいそうな評判となったと聞いたから。 「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」をキャッチフレーズにした油屋熊八は七五調を好み、案内…