翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年8月下旬からスペイン巡礼へ。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

山風蠱(さんぷうこ) 親の後始末をする

50代も半ばを過ぎた私の両親は80代。この年代は子どもも2、3人いて、「親の老後は子どもが何とかしてくれる」という考えがぎりぎり残っているあたりでしょうか。 両親は、進学も結婚も私の好きな通りにさせてくれました。その点は感謝しているのですが、こ…

2018年は60年に一度の戊戌(つちのえいぬ)の年

年の終わりが近づくと、来年の六十干支(かんし)について考えます。 占いなんて興味ないという方は、「今年は酉年、来年は戌年」と十二支しか意識していないでしょうが、東洋占術をかじると、同じ戌年でも、上に何が乗っているかが気になります。 十二支の…

意志力にも容量があるから、要求水準を高くしない

二日酔いの頭痛を抱えて起床し、体重計の数字におののくたびに、自分を律して生活を立て直したいと思います。 そこで手に取ったのがこの本。 スイッチ! ──「変われない」を変える方法 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 作者: チップハース,ダンハース,千葉…

勉強という暇つぶし

読書も温泉も格好の暇つぶし。 でもベストな暇つぶしは勉強なんじゃないかという気がしてきました。 bob0524.hatenablog.com 勉強というと、字面がよくないのか、やりたくないのに親や先生に強いられて無理やり勉めるイメージです。 小中高と学校が大嫌いだ…

草津にはいつでも行ける

世の中には訪れたい場所がたくさんありすぎます。 あこがれの地のままで足を踏み入れることがないだろう海外の国々があり、「いつでも行けるからそのうち行けばいい」と一生行かずに終わる場所。 先月、初めて草津に行ってみて、「草津にはいつでも行ける」…

易(えき)は変わる。易は変わらない

易の学びはどこまで行っても終わりがありません。 東洋占術は四柱推命を手始めに九星気学、風水と手を広げましたが、最もおもしろかったのが易。そして、収入に一番結びついたのも易です。 占いの収入といっても、対面鑑定ではありません。 私のメインの仕事…

易(えき)で得られた卦を生き方の指針にする

立冬を過ぎると、冬至まで1か月半。 易者にとって一年の始まりは冬至です。 今年の冬至は12月22日。 東洋占術の基本である陰陽五行は季節の流れを陰と陽で示します。最も日が短くなる冬至は、陰のエネルギーが最大になる日。冬至を過ぎると陽が少しずつ伸び…

読書という暇つぶし 『その女アレックス』ネタバレなし

みうらじゅんの「人生は暇つぶし」という言葉を念仏のように唱えています。 「暇つぶし」だったら、思い通りにならなくても落ち込むことはないし、人に過大な期待を抱くこともないはずです。 bob0524.hatenablog.com 温泉というのは、格好の暇つぶしです。 …

草津おのぼりさん紀行

ラフカディオ・ハーンが出雲を「神々の国の首都」と呼んだなら、草津は「温泉の国の首都」でしょうか。 関東に住んで30年近くになるのに、草津に行ったことがありませんでした。 ようやく草津に行くことになりましたが、泊まるところに散々迷って一つに決め…