翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)、ビジネス記事翻訳。副業で外国人に日本語を教えていましたが、2019年3月で卒業。フィンランドが大好き。ウラナイ8所属。

老後の人間関係は財産

ネットフリックスの『グレイス&フランキー』は70代女性の二人が主人公ですから、老化や死も描かれます。 夫側の有責で離婚したから、グレイスとフランキーも老後を生きるためのお金はしっかり手にしているはず。となると、求めるのは人間関係や生きがい。 …

「自分らしく生きたい」と願うのは呪い?

ネットフリックスの『グレイス&フランキー』に夢中です。 ジェーン・フォンダとマーティン・シーン、ハリウッドを代表する名優の二人が高齢の夫婦を演じています。 夫は弁護士、妻は化粧品ビジネスを立ち上げて軌道に乗せたというアメリカンドリームを体現…

貧乏舌の幸福

美食家ではなく料理もあまり得意ではありません。 母は専業主婦で、兄のリクエストでしょっちゅうフライや天ぷらを揚げていましたが、私は油の後始末が面倒なのでもっぱら店で買っています。 食のこだわりがないので、なんでもない食事がとてもおいしく感じ…

飛騨高山ワーケーション事情

コロナがそろそろ落ち着いてきて、静かなワ―ケーションを実施。 泊まるならサウナと水風呂があるドーミーインが最高。共立メンテナンスががドーミーインの上位ブランドのラビスタ函館、沖縄ビーチタワー、ウェルネスの森伊東、高山桜庵の4か所でワ―ケーショ…

「アナザーラウンド」の前に

「アナザーラウンド」は英語で「みんなでもう一杯ずつ」という意味。飲み物が出されるたびにお金を払うキャッシュ・オン・デリバリーのパブで複数の人数で飲む場合は、ラウンドごとに順に支払ったりします。 「アナザーラウンド」で杯を重ねるうちに、飲みす…

国それぞれの家族観

引き続きエリザベス・ギルバートの本から。 彼女がインドネシアのバリ島を再訪したのは、治療師にして手相観のクトゥに「ここに戻って来て3か月か4か月、住む」と予言されたことがきっかけでした。 バリ島で出会ったもう一人の治療師がワヤン。病気や怪我だ…

4か月×3か国の思考実験

エリザベス・ギルバートの『食べて、祈って、恋をして』。いつかはこんな旅をしてみたいと、何度も読み返しています。 生きる喜びを追求するためにイタリアで4カ月、美食を楽しみ世界で一番美しい言語であるイタリア語を学ぶ。離婚騒動で消耗した心身が回復…

読み、書くことで考えがまとまる

40代半ばまでは、売文業が超多忙でブログを書くなんて思いもよりませんでした。書けば書くほど出版社から原稿料が振り込まれていたので。 ただし、フリーランスのライター業は、いつまでも続けられるものではないと先輩から聞かされてきました。編集者は年上…

人生の総決算をしてから死ねるか

メイ・サートンの本を読み始めました。老年期の日記が多いので、自分にはまだ早いかと思っていたのですが、あっというまに自分も老人の仲間入りです。 まず手にしたのが『総決算のとき』。60歳の女性を主人公にした小説です。 原題は”A Reckning”で、計算と…

人生は無理ゲー? 攻略できる?

橘玲の本を続けて読みました。 まずベストセラーとなっている『無理ゲー社会』。 昭和の時代は息苦しいことも多かったけれど、貧しい家に生まれても逆転できる可能性がありました。時代は進んだはずなのに、日本は若者が無理ゲーと嘆く国になってしまったよ…

他人の靴を履いてみる想像力

コロナが落ち着いてくれば、静かな一人旅なら再開できそうです。 今は行き帰りの交通も宿も自分で手配していますが、老化とともにわずらわしくなり、添乗員付きのパックツアーに申込む日が来るかも。 参考のためにこの本を手に取りました。 高齢者が働くのは…

結局、一人で歩くしかない

映画『ノマドランド』がおもしろかったので、原作も読みました。そこでノマドたちの愛読書が紹介されています。 そのうちの一冊が『わたしに会うまでの1600キロ』。 欠損した家庭で育ち、自分の人生も失いそうになった若い女性シェリルが、生きる意味を見つ…

アイスクリームの求不得苦(ぐふとっく)

ケネス田中先生の仏教講座で8つの苦しみについて学びました。 生死病死。そして愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五蘊盛苦(愛する人と離れ離れになること、恨み憎む者と会うこと、求めるものが得られないこと、肉体と精神が思い通りにならないこと)。 愛別…

シングルタスクで世界を相手にする

デール・カーネギーの『道は開ける』は自己啓発本の古典であり、現代にも活用できる知恵が満載です。ウラナイ8のサイトでも紹介しました。 uranai8.jp そして、現代には現代にふさわしい自己啓発本があります。『シングルタスク 一点集中術』はネット依存症…

コロナの時代に観る『映像の世紀』

本の整理をしようと思い立ち、古い本の棚卸しをしています。 自己啓発本の古典、デール・カーネギー『道は開ける』。 原題は"How to Stop Worrying and Start Living"(悩むのをやめて、人生を始める方法)。悩んでばかりの人間は、生きることを放棄している…

コロンビアへ行きたしと思へども

本格的な老いに突入する前にコロンビア行きの野望を抱いていました。 bob0524.hatenablog.com 愛読しているガルシア=マルケスに加えて、ずっと熱中しているズンバの創始者ベト・ペレスもコロンビア人です。 bob0524.hatenablog.com コロナによってコロンビ…

健康も運のうち

先日、若い女性に「素敵ですね」とうっとりされました。 年に一度の定期健診、若い女性は看護師さんです。体重は10代の頃とほぼ変わりませんし、数値はすべて正常。毎日、検査結果を見ている看護師さんからすると、60歳の健康体を目にすると「素敵」という表…

望むのは水風呂だけ

ゆるく参加しているウラナイ8が二周年を迎えました。 uranai8.jp 2周年イベントの一環として、メンバーのうち温泉好きの甘夏さんと玉紀さんとトークを実施しました。 www.youtube.com 温泉やお風呂が好きと言っても好みは微妙に異なります。 甘夏さんは子供…

広くゆるいつながりでチャレンジする。

勝間和代『ネオ・ライフハック』で知ったのが、「みんチャレ」という三日坊主防止アプリです。 minchalle.com 私が参加しているのは「節酒チーム」。つい飲みすぎることが多いけれど、まったく飲まないのも味気ないので、禁酒ではなく節酒を選びました。 断…

失敗する自分を受け入れる

子供の頃、母に届いた恩師からの葉書代が不足していたことがあります。 調べてみると、昭和47年、葉書代が7円から10円になった年です。母は配達員に不足分の3円を払い、「とてもしっかりした先生だったのに、もうお年なんだろうね」とつぶやいていました。…

リヒトで出会った風通しのいい人たち

JALの「どこかにマイル」で旅の行き先が鹿児島になり、指宿のリヒトに行ってきましたが、向こう見ずな私にも少し不安はありました。 断捨離はストイックなイメージがあります。だらしない私が浮いてしまうのでは…。 実際に行ってみると、そんな不安は杞憂に…

準備が整わなくても、とにかく旅立つ

断捨離のやましたひでこさんの指宿リトリート「リヒト」を知ったのは、5月半ば。 bob0524.hatenablog.com 東京オリンピック中は都内が騒然とするだろうから自宅で静かに過ごすとして、その前にどこかに行っておこうとJALの「どこかにマイル」申し込み。帯広…

同意できないことに同意する agree to disagree

NHKラジオのビジネス英語の講座で"agree to disagree"という表現が出てきました。 直訳すると「同意できないことに同意する」「反対に賛成する」ですが、同調圧力に負けて、心の中で納得していないのに服従するふりをすることではありません。 正解は、見解…

排水口のよどみを解決

ネットで知った有益情報。 排水口の受け皿やトラップ、蓋はスペアを用意。取り出して洗ったら乾燥させる。 サイズを測って検索すると、キッチンと浴室のシンクのサイズに合ったものが見つかりました。早速購入しました。 これまでは、ぬるぬるした受け皿やト…

アイリッシュパブの老人たち

甲府の珈琲専門店ダン、旭川の四條食堂など何十年もの続いてきた店の個人店主は、体力が続く限り、やりがいのある仕事ができます。 bob0524.hatenablog.com bob0524.hatenablog.com 徐々にリタイア状態に向かっている私は、今さら店を始めることもできず、無…

飽食の時代の空腹

加齢とともに代謝が悪くなり、気を付けていないとすぐに体重が増えます。遺伝的にも太りやすい体質です。 伊豆のやすらぎの里や荻窪の友永ヨーガ学院で断食をやってみて、食に対する執着が強いことを実感。そして、戦後の食糧難に成長期だった親は出された食…

さよならは言わない、またどこかで会おう

釧路の旅の思い出。 一人旅でちょっと大変なのが食事。東京ならおひとり様向けの店も探せますが地方ではなかなかありません。混んでいる時間の一人客は迷惑かと、午後のおそめの時間にランチタイムの指定がない定食屋さんに行ってみました。お目当てはカキフ…

釧路で国の光と影を観る

旅先で仕事をするのでノマドを気取っていたのですが、私がやっているのは気楽なワーケーション。不要不急の遠出はお叱りを受けそうですが、静かな一人旅で酒場にも近寄らず、ホテルの部屋でパソコンに向かっています。サウナと水風呂のある宿を選んでいます…

嫌われない年寄りになるために

美容院で、ワクチン接種のコールセンターに高齢者のクレームが殺到してオペレーターが心を病んでいるという話題になりました。ネット予約ができず電話で待たされイライラして、さらに希望の日程で予約が取れないと「俺が死んでもいいのか」とか暴言を吐くそ…

勝ち目のない出来レースで迎える老後 『ノマド 漂流する高齢労働者たち』

映画『ノマドランド』の原作『ノマド 漂流する高齢労働者たち』、映画を観る前に読んでおくべきでした。 この本の元になった『ハーパーズ・マガジン』の記事のタイトル。 The End of Retirement: When You Can't Afford to Stop Working. (リタイアの消滅――…