翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年8月下旬からスペイン巡礼へ。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。

阿佐ヶ谷七夕ウラナイまつり

8月9日から12日までの4日間、「阿佐ヶ谷七夕ウラナイまつり」を開催します。日替わりで4人の占い師が出ます。。 uranai8.jp このイベントが始まったきっかけは、阿佐谷北口のスターロード商店街のお祭りで、なじみの飲み屋さんのママから「占いをやってほ…

北原白秋が見た空と日光

7月の旅はJALの「どこかにマイル」。行き先が福岡になったので、柳川を旅することにしました。 柳川に行きたかったのは、北原白秋の生地だから。 東洋占術の陰陽五行、木火土金水は季節や色も司ります。木が春で火が夏、金が秋、水が冬、季節の変わり目が土…

ヒルビリーを遠く離れて

世界を震撼させたトランプ前大統領銃撃事件。大統領選への影響も大きいとあって、報道が続いています。 驚いたのは共和党の副大統領候補がJ.D.ヴァンスだったこと。彼が書いた『ヒルビリー・エレジー』に衝撃を受けたのは5年前のことです。 bob0524.hatenab…

狂わずにいるためには、狂わなくてはいけない 『統合失調症の一族』

『統合失調症の一族』、副題は「遺伝か、環境か」。あまりにも衝撃的な内容でした。 表紙のビジュアルにも圧倒されます。階段の一番上には父のドン、そして母のミミ。長男から順番に九男まで並び、長男が抱いているのは十男です。さらに驚くのは、この下に長…

長生きが喜ばれない時代

組織に属さずフリーランスで30年以上働き、子供を持たなかったので、加齢の感覚が世間とずれています。斜陽の雑誌業界には若いライターが参入してこないのか、引退を申し出ても後任が見つからないという理由で続いている仕事もあり、高齢者の自覚がなかなか…

ロビー・ロバートソンの晩節

田舎の女子高校生だった私に広い世界を垣間見せてくれたのが、ボブ・ディランとザ・バンド。無味乾燥な教科書の英語には興味が持てませんでしたが、彼らの曲の意味が知りたくて英語を学びました。 ボブ・ディランは元気そうですが、ザ・バンドの5人のメンバ…

旅も人生もバッファが必要

スペイン巡礼の体験記で「何日までにゴールしなくてはいけない」と苦しそうな表現を見かけることがあります。限られた休暇で歩くとなると、そうなるとしかたがないでしょう。 昨年秋の巡礼は、いたって気楽でした。体の調子に合わせてゆっくり歩けたから。最…

八戸で不耕貪食(ふこうどんしょく)を恥じる

JALの「どこかにマイル」で旅に出ることが多いので、セールがあると「どこかにマイル」になかなか出ない空港に飛びたくなります。 今回選んだのは、三沢空港。行きも帰りも満席でした。訪日客より日本慣れした印象の外国人乗客が多く、米軍関係者が休日を東…

無念のうちにこの世を去った人々に思いを馳せる

「妊娠したら、街を歩いてて小さな子どもがよく目につくようになった」という話がありますが、何かのきっかけで普段あまり意識していなかったことが急にクローズアップされることがあります。 映画『関心領域』を観たことで、欧米の著者による本を読んでいる…

想像力をシャットアウト 映画『関心領域』

ポーランド映画『関心領域』がずっと話題になっていましたが、やりすごしていました。スペインから帰国する頃には公開が終わっていて観ないで済むと思っていたのです。ところが、話題の映画だけあってロングラン。これは観ておけということなんでしょう。 ww…

アップデートできない高齢者

NHKのクローズアップ現代。女性たちが地方を出て、消滅の危機に瀕している自治体が全国744もあると報じられています。 www.nhk.or.jp ブログ仲間の貯め代さんによると、地元の町内会では時代錯誤のおじいさんたちが牛耳っていて、地方在住の本音として「もう…

ボーダーレス化する世界

昨年に続いてスペインを歩いてみて、日本の外に出ないと私は息が詰まって内向き志向になっていくと実感しました。単なる外国好きと言ってしまえばそれだけですが、日本の外に目を閉ざして生きていくのはむずかしい時代です。 JALのスマートフォン決済サービ…

ようやく反旗を翻した体

昨年の七週間にわたるスペイン巡礼では、ゆっくりしたペースだったこともあり、身体面での問題は起こりませんでした。 今年はサリアから五日間だけということで、すっかり慢心していました。三日目の終盤でひどく疲れてやっとのことで宿に到着。夫とは歩くス…

二度目のサリアからスペイン巡礼再開

前回のスペイン巡礼はサリアまで歩いて帰国しました。 サリアから100キロ余り歩いてサンティアゴ・デ・コンポステーラまで行けば巡礼証明書がもらえるので、サリアから巡礼を始める人が多いのです。「観光客みたいな巡礼と一緒に歩くのはつまらない」「バル…

沈みつつある国で、いつまでも若く

那須湯元の湯治は楽しかったけれど、日本が本当に沈みつつあると実感した旅でした。 東京で暮らしていると、ちょっとしたイベントで大混雑となり、いたるところに若者の姿。外国人観光客も押し寄せ、いつもお祭り騒ぎのようです。日本が衰退するなんて想像で…

那須湯元で二泊三日の湯治

すっかり夏のような暑い日もあり、あわてて湯治に出かけることにしました。 ここ数年はサウナと水風呂にハマっているのですが、今はよくても高齢になると過激な温度変化を繰り返すのは体には負担かも。昔ながらの湯治に慣れておこうと、東京からそう遠くなく…

多様性を知るための占い

ウラナイ8の配信イベントが終わってほっとしています。 uranai8.jp 大谷翔平選手と水原一平氏は、占い師にとって格好の教材です。依頼されてもいないのに勝手に占うのはよくないとも言われますが、これほどの有名人に起こった空前絶後の事件。占わないではい…

丁寧な暮らしなんて無理

60代を迎えるまで、仕事に追われる日々を送ってきました。 次から次へと締切に追われ、ネットが普及する前の戦場のような締切直前の編集部でなんとか生き残りました。家事はとにかく手抜き。丁寧な暮らしにあこがれながらも「今は無理」と自分に言い聞かせて…

狂わずにいるためには、狂わなくてはいけない

スポーツクラブのズンバやヒップホップのレッスンが楽しいのは、単なる趣味だから。インストラクターになりたい、あるいはプロのダンサーになりたいという野望を抱いている人にとっては、目標が実現できなくても、踊っている瞬間を純粋に楽しむことはむずか…

ダンスするように生きる

旅に出てばかりの日々ですが、ゴールデンウィークはおとなしく家にいました。 連休中の最大のイベントは、スポーツクラブで開催されたズンバのジョイントレッスン。通常のレッスンはインストラクターが一人ですが、ジョイントレッスンは他のクラブのインスト…

もしあなたが令和の女子高生だったら

スペイン巡礼のために昨年からドイツ式フットケアのサロンに通うようになりました。長い距離を毎日歩くために、爪の健康状態を整えておこうと考えたからです。地元出身の50代の女性オーナーが一人でやっているサロンです。通い続けるうちに話が弾むようにな…

ひとつだけでも続けてみよう

伊豆のやすらぎの里滞在から10日が過ぎました。連休前に島根に行き、ようやく親友と再会。食事がおいしくて、つい日本酒を飲みすぎ、また酒量が増えています。 やすらぎの里に同行したウラナイ8の杏子さんとよく話しましたが、やすらぎの里は客層が高い。特…

アイルランドの日本庭園を巡る長い物語 Part3

イギリスのブライアン・イイダ氏から「姪のスーが息子と彼のガールフレンドの3人で日本に行くので会ってみたらどうか」と連絡がありました。 ブライアンと知り合ったのは30年以上前。会社を辞めてフリーランスになるのを機に出かけた3か月のアイルランド旅…

やすらぎの里の"Life Goes On"

伊豆高原のやすらぎの里、今回の滞在は普通食コースなのに、うっすらとした空腹が続き、何か一口食べたい状態が続いていますが、それほど大変ではありません。今回、断食コースは活動的な人が多く、こちらのほうが断食しているみたいな逆転現象が起きていま…

伊豆高原のやすらぎの里で選択から解放される

ウラナイ8の夏瀬杏子さんと伊豆高原のやすらぎの里に来ています。 前回は2年前。高原館で3泊4日の断食コースです。 bob0524.hatenablog.com 断食はつらかったので今回は本館の6泊7日、普通食コースです。一日二食(午前10時と午後6時)で一食が500キロ…

一家に一冊『鬱の本』

お花見に近所の公園に行ったら、入学式帰りの新一年生たちにたくさん会いました。ぴかぴかのランドセルを背負って、どの子もうれしそう。 若い人たちにとって春は始まりの季節ですが、人生のゴールが視界に入って来ると「あと何回、お花見ができるだろうか」…

ソウル、東京、台北、あるいはカミーノ

台湾の地震。我が家にホームステイしたフィンランド人のヘンリク君が台北で働いていますし、スペインの巡礼で知り合った台湾人の友人もいます。 そして、韓国人のスンニ。オリソンの山小屋で出会って、3日連続で同じ宿に泊まりすっかり仲良くなりました。 b…

沖縄酔いどれ紀行

昨年のスペイン巡礼で一番避けたかったのは、ワインの飲み過ぎ。 巡礼で歩いたリオハ州はワインの名産地で、地元のワイナリーが巡礼者のために無料でワインを提供しています。石造りの壁に蛇口があり、ひねると赤ワインが出ます。巡礼メニューには赤ワインが…

沖縄と鈍感力

仕事をリタイアしたら、花粉シーズンは沖縄に長期滞在。そう決めていたのですが、スポーツクラブのダンスレッスンを長く休みたくないし、仕事も完全に切れたわけでもないので、とりあえず5泊6日の滞在。最初の3泊は夫も同行です。 沖縄に来るのはだいたい…

北陸応援割と「すっぱい葡萄」

北陸応援割、JALで小松に飛んで空港近くの片山津温泉あたりに泊まれるといいなと思ってJMBツアーで予約を試みましたが、あっという間に枠が埋まってしまいました。本当に応援したいのなら、割引なんて使わず正規料金で行くべきなのでしょう。 定期的に通って…