翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年8月下旬からスペイン巡礼へ。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

いくつになっても『最後の授業』はせつない Part2

気がつけば9月も終わり。 組織に属することなく、フリーランスで仕事をしているため、季節の区切りをあまり意識しません。ところが1月から通っている日本語教師養成講座は3ヶ月単位でカリキュラムが組まれています。私は週2日ペースで1年3ヶ月かける予…

ウラナイ・トナカイ「はじめての方位取り」ご参加ありがとうございました

9月22日、阿佐ヶ谷のウラナイ・トナカイにて「はじめての方位取り」の講師を務めました。 連休の真っ最中にも関わらず、ご参加いただいた方々、ありがとうございました。まずは、八方位のイメージをしっかり自分の中に植え付けることを目指しました。 たと…

逆ブロークン・ウィンドウ現象

前回のガルシア=マルケス作「この世でいちばん美しい水死人」の続きです。長身で堂々とした体躯、凛々しい水死体を「エステーバンという名前に違いない」と名前を付け、立派な葬儀を準備する村の女たち。 粗末なバラック、石のごろごろした中庭には草花ひと…

どの名前も特別な名前

日本語教師養成講座で語彙コントロール(学習者が学んだ日本語だけを使って授業する)が嫌になると、ガルシア=マルケスが読みたくなります。次から次へと繰り出される言葉によって描かれるマジック・リアリズムの世界。現実と幻想の境目がない不思議な感覚に…

ドレスより、冒険や体験を

子供向けとされているけれど、大人になって読むと、子供時代以上に楽しめる本があります。 『ハリスおばさんパリへ行く』もそんな一冊です。ハリスおばさんパリへ行く作者: ポール・ギャリコ,亀山龍樹出版社/メーカー: 復刊ドットコム発売日: 2014/02/25メデ…

アウトプットの瞬間芸

話すより書くほうが好きで、同じことを伝えるのでも、表現に懲りたい。 だからライターという職業を選んだはずなのに、50代にして日本語教師の資格を取ることに。模擬授業を行う演習に進んで、自分にはまったく向いていないことがわかったけれど、手遅れです…

「教室の中にあなたの将来の扉の鍵が隠されている」part2

ウラナイ・トナカイでの「はじめての方位取り」講座。 http://tonakai.her.jp/ 天海玉紀さん、店長のまついなつき先生のおかげで満席となったそうです。場所の提供だけでなく、告知や募集までお膳立てしていただいて、本当にありがたいことです。玉紀さんの…

ここも退屈、あそこも退屈

退屈になると、旅の計画を立てたり、本を読みます。この本も退屈な日に読みました。ここは退屈迎えに来て (幻冬舎文庫)作者: 山内マリコ出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2014/04/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (25件) を見る没個性な地方都市を舞台…