翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)、ビジネス記事翻訳ですが、活字媒体が減少でリタイア状態へ移行中。JALの「どこかにマイル」で日本各地に出没。7人の仲間とウラナイ8で活動しています。

終活

未来の自分にメモを残しておく

今年はウサギのひな人形を飾ることができました。 小さな箱から取り出すだけなのに、気が付いたらひな祭りが過ぎていたことがよくありました。 今年、忘れずに出せたのは、手帳のおかげです。秋頃に新しい手帳を買うと、2月予定表の端に「ひな人形」と書き…

100歳まで若く

ウラナイ8の配信イベント「開運虎の巻」では、運を単体で上げようとせずに循環させようという話をし、リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著『ライフシフト 100年時代の人生戦略』が私に及ぼした影響を思い出しました。 終活を進める一方で「想定外…

いつ死んでも大丈夫

立春を迎え、東洋占術の暦でも壬寅(みずのえとら)年となりました。 ウラナイ8の配信イベントも迫っています。 uranai8.jp 2月は始まりの月。 私にとっては父を見送った月です。昨年2月に父が亡くなり、一周忌の予定を入れていました。 コロナはそろそろピ…

今日のハイライトはなんだろう

自己啓発本なんて、もう読まなくてもいい年齢なのに、つい手が出てしまいます。 しかも『時間術大全』なんて、長い老後は時間を持て余すことが多いだろうに。 それでもこの本を読んでみてのは、Google、YouTubeという現代人の時間を延々と奪っている企業に勤…

60代でも踊ろう Permission to Dance 

コロナで中断していたネットフリックスの『クィア・アイ』が再開。待ち望んでいたシーズン6が始まりました。舞台はテキサス州オースティン。 www.youtube.com 第一話に登場するのが、両親が経営する酒場でダンスを教える58歳の女性、テリー・ホワイト。イギ…

シニア・モーメントと胃腸の老化

ネットフリックスの『グレイスとフランキー』、現在シーズン6を視聴中。 シーズン7は現在撮影中で最終シーズンとなるそうです。主役の一人、ジェーン・フォンダは撮影が終わる頃には84歳! いくらおもしろいからといって、これ以上求めるのは無理でしょう…

生活に儀式を

老いの教科書としてメイ・サートンの著作を読んでいます。「年を取るのは素晴らしいことです。今までの生涯でいちばん自分らしくいられるからです」、「人が死を恐れるのは、一つにはその準備ができていないからです」といった言葉に、はっとさせられました…

運転免許返納の潮時

ネットフリックスの『グレイスとフランキー』、シーズン4まで観ました。70代という設定の二人、老いの兆候も次々と描かれます。 初めての孫が生まれたフランキーは大張り切り。車に乗せるとよく寝る赤ちゃんなので、息子夫婦に頼まれて1時間ほどドライブに…

上品に生きたい

元外務省主任分析官の佐藤優氏は、鈴木宗男氏の側近としてロシア外交で活躍後、背任容疑で逮捕され512日間東京拘置所に拘留されました。 これだけ長期間の勾留となると、ほとんどの人は精神的に混乱し検事のいいなりに供述調書を取られるのに、自分の意思を…

一心同体の物とだけ暮らしたい

この秋に読んだ『わたしに会うための1600キロ』。 メキシコ国境からカナダ国境までの全長1600キロの山道を若い女性が一人で3か月かけて歩き通すという計画です。 bob0524.hatenablog.com 著者のシェリル・ストレイドは歩き通すことで、破綻しかかっていた人…

老後の人間関係は財産

ネットフリックスの『グレイス&フランキー』は70代女性の二人が主人公ですから、老化や死も描かれます。 夫側の有責で離婚したから、グレイスとフランキーも老後を生きるためのお金はしっかり手にしているはず。となると、求めるのは人間関係や生きがい。 …

「自分らしく生きたい」と願うのは呪い?

ネットフリックスの『グレイス&フランキー』に夢中です。 ジェーン・フォンダとマーティン・シーン、ハリウッドを代表する名優の二人が高齢の夫婦を演じています。 夫は弁護士、妻は化粧品ビジネスを立ち上げて軌道に乗せたというアメリカンドリームを体現…

人生の総決算をしてから死ねるか

メイ・サートンの本を読み始めました。老年期の日記が多いので、自分にはまだ早いかと思っていたのですが、あっというまに自分も老人の仲間入りです。 まず手にしたのが『総決算のとき』。60歳の女性を主人公にした小説です。 原題は”A Reckning”で、計算と…

アイリッシュパブの老人たち

甲府の珈琲専門店ダン、旭川の四條食堂など何十年もの続いてきた店の個人店主は、体力が続く限り、やりがいのある仕事ができます。 bob0524.hatenablog.com bob0524.hatenablog.com 徐々にリタイア状態に向かっている私は、今さら店を始めることもできず、無…

嫌われない年寄りになるために

美容院で、ワクチン接種のコールセンターに高齢者のクレームが殺到してオペレーターが心を病んでいるという話題になりました。ネット予約ができず電話で待たされイライラして、さらに希望の日程で予約が取れないと「俺が死んでもいいのか」とか暴言を吐くそ…

定山渓の宿でこれからの仕事について考える

1985年に結婚して36年。半端な年数ですが、1985年は丑年で十二支が3巡しました。結婚後に東洋占術を学んで、子丑天中殺なのに丑年に結婚したことに気付きました。 次の丑年までの12年間は旅行も楽しめるだろうけれど、次の12年はどうでしょうか。日本人の寿…

「楽しかった」と言える人生

甲府の珈琲専門店ダンのように忘れがたい旅先の店が旭川の四條食堂。旭川四条駅前にあり、「しじょう」ではなく「よじょう」と読みます。こういう読み方の違いで、よそ者だとばれてしまいます。 テレビ東京のドラマ「サ道」の旭川編に登場したお店で、常連か…

老いのアマチュア

アン・タイラーの小説『結婚のアマチュア』。主人公の夫マイケルは、熟年夫婦になれば結婚のベテランのはずなのに、自分たちはいつまでもアマチュアのままだとボヤきます。 bob0524.hatenablog.com 先日、ある書類に書き込んでいたら年齢欄が60歳以上でひと…

私たちはみんな、大きな塀の中で生きている

昨年の今頃はコロナがこんなに長引くとは予測せず、楽観的でした。ステイホームで読書に動画、ゲームを満喫しました。 しかし、東京は三度目の緊急事態宣言。 通勤の必要がない私は家に引きこもるしかなく、さすがに飽きてきました。スポーツクラブのスケジ…

限られた人生だから、可能な夢は叶えていく

昨年11月に続いて、また伊豆高原のやすらぎの里に来ています。断食がメインの施設ですが、今回も養生食(1日1000カロリー)のコースです。 前回、養生館を選んだのはサウナと水風呂があるから。赤沢温泉海の見えるサウナにも歩いて行けます。しかし、本館を…

この世はすべてレンタルスペース

エリザベス女王を支えてきたフィリップ殿下が99歳で死去。1947年の結婚当時は、イギリス生まれではなくギリシャの王族で、姉たちはナチス関係者と結婚していたため、かなりの反対の声があったそうです。王族、皇族の結婚に国民が口をはさみたくなるのはどの…

どうせ買うなら使用頻度の高い物を

映画『ノマドランド』の影響で、所有物はできるだけ少なくしようと思いました。 しかし、定住生活では、あれこれ必需品を買わないわけにはいきません。 以前、風水の大家に取材した時、「数年に一度しか出番のないよそ行きの服やバッグ、宝石を買うより毎日…

喪失と再生の映画『ノマドランド』

先月亡くなった父の四十九日法要と納骨を済ませました。 こうした儀式は死者のためというより生者のためのものなのかもしれません。時間を区切って、段階的に死を受け入れていくのです。 納骨の日は前日の雨が上がり、ほっとしました。お寺や仏具屋さんの手…

四十九日休酒チャレンジ

酒を飲んでばかりの日々。コロナの自粛期間も飲んでやり過ごしました。もしかしてアルコール依存症なのかと怯えていたのですが、2月半ばからぴたりと飲まなくなりました。 きっかけは父の死です。 入所している施設の看護師さんから「意識がはっきりしてい…

父との約束

先週、父が亡くなりました。 昨年12月に会った時は、足腰は弱っていたものの頭はしっかりして冗談も飛び出すほどでした。本人の希望で介護ヘルパーさんを自費でも頼みまくって一人暮らしを続けていたのがとうとう無理になったのが昨年の夏の終わりごろ。施設…

価値のない老人としてひっそりと生きる

オリンピックを巡るドタバタを見ていると「ホワイト・エレファント」という言葉を思い出しました。 昔、タイでは白い象は神聖な動物とされ王だけが乗ることができました。しかし、餌代が高いので王は気に入らない家来に白い象を与えます。家来は乗ることがで…

チャプレン(病院聖職者)の看取り

コロナ危機を言い当ててないから占いなんて意味がないという批判が起こりました。東日本大震災後も同じような流れになり、雑誌の占い原稿の依頼が一気に減りました。 迷信みたいなことを排除し、エビデンスに基づいた科学だけに従っていればいいのでしょうか…

未来の自分に思いやりを

若い頃は新年を機に一念発起し、新しい習慣を身につけようなんて思ったものですが、まず無理。 お屠蘇替わりにスパークリングワインなんか飲んで、いい気分で過ごしているうちに一日が終わってしまいます。 ささやかでも続けているのは、朝のお雑煮の下ごし…

ボブ・ディランの夢と終活

老後は旅人のように過ごしたい。 体の自由がきくうちは、自宅でずっと過ごすのではなく、温泉とサウナ、水風呂のある場所で気ままに滞在したい。自宅は東京都内の駅前にあるので、民泊の条件がゆるくなり、短期貸しで収入が得られるようになれば最高です。 …

異なる境遇への想像力『メイドの手帖』

年末の大掃除のモチベーションアップに読み始めた本。 深刻な内容に打ちのめされながら読みふけり、掃除どころではありませんでした。 日本では清掃業者に頼むと、そこそこのお値段でプロの仕事という感じですが、アメリカでは定期的に依頼して、主婦はあま…