翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年秋、スペイン巡礼(フランス人の道)。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。おかげさまで重版になりました。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

佐藤優『獄中記』を読んで、欲を抑える

獄中記を読むのが好きです。 気ままな自由業を続けてきたので、正反対の立場に興味があるのかもしれません。 晩年、施設に入った父は「家に帰りたい、ここは牢獄のよう」と嘆いていましたが、在宅介護は効率化がむずかしく、人手がかかります。高齢化がさら…

今日のハイライトはなんだろう

自己啓発本なんて、もう読まなくてもいい年齢なのに、つい手が出てしまいます。 しかも『時間術大全』なんて、長い老後は時間を持て余すことが多いだろうに。 それでもこの本を読んでみてのは、Google、YouTubeという現代人の時間を延々と奪っている企業に勤…

清少納言の日本、カウリスマキのフィンランド

「好き」というエネルギーは人を動かす。読後、改めてそう感じた『清少納言を求めて、フィンランドから京都へ』。 著者のミア・カンキマキは広告会社に勤める38歳独身のフィンランド人女性。 ヘルシンキ大学の日本文学講座で『枕草子』を読んで以来、15年間…

春が待ち遠しい

新年が明けて半月が過ぎたのですが、東洋占術では年の切替わりは立春。1月はまだ丑年です。しかも辛丑(かのとうし)年の辛丑月と六十干支が重なっています。 四柱推命の講座で、甲乙丙丁(こうおつへいてい)…の十干でどれが一番強いかという話になったこ…

始まりは宮古島のパーントゥ

急速なオミクロン株感染の広がりにより、宮古島行きをキャンセル。 最初に宮古島を訪れたのは2007年11月。JALが企画した「パーントゥ」ツアーです。 パンフレットの写真を一目見て「絶対、この祭りに行かなくては」と即座に申込みました。 なんといっても、…

天山遯(てんざんとん)の宮古島

昨年末、ウラナイ8の夏瀬杏子さんが開催したタロット読み会。オンラインもいいけれど、実際に顔を合わせて占うのは格段に楽しいものでした。易のリアル読み会も開いてほしいという声もあり、開催の運びに。 写真は杏子さんからお借りしました。順にお題を出…

60代でも踊ろう Permission to Dance 

コロナで中断していたネットフリックスの『クィア・アイ』が再開。待ち望んでいたシーズン6が始まりました。舞台はテキサス州オースティン。 www.youtube.com 第一話に登場するのが、両親が経営する酒場でダンスを教える58歳の女性、テリー・ホワイト。イギ…

自分が「いい人」になれる状況

おめでたいはずの新年ですが、年齢を重ねると「あと何回、お正月を迎えるのだろう」と不吉なことを考えてしまいます。 そして、残された時間が長くないからこそ、心穏やかに生きたいものだと願います。 昨年、自宅のリフォーム工事のため家を空け、別府に滞…