翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年8月下旬からスペイン巡礼へ。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

さよならは言わない、またどこかで会おう

釧路の旅の思い出。 一人旅でちょっと大変なのが食事。東京ならおひとり様向けの店も探せますが地方ではなかなかありません。混んでいる時間の一人客は迷惑かと、午後のおそめの時間にランチタイムの指定がない定食屋さんに行ってみました。お目当てはカキフ…

釧路で国の光と影を観る

旅先で仕事をするのでノマドを気取っていたのですが、私がやっているのは気楽なワーケーション。不要不急の遠出はお叱りを受けそうですが、静かな一人旅で酒場にも近寄らず、ホテルの部屋でパソコンに向かっています。サウナと水風呂のある宿を選んでいます…

嫌われない年寄りになるために

美容院で、ワクチン接種のコールセンターに高齢者のクレームが殺到してオペレーターが心を病んでいるという話題になりました。ネット予約ができず電話で待たされイライラして、さらに希望の日程で予約が取れないと「俺が死んでもいいのか」とか暴言を吐くそ…

勝ち目のない出来レースで迎える老後 『ノマド 漂流する高齢労働者たち』

映画『ノマドランド』の原作『ノマド 漂流する高齢労働者たち』、映画を観る前に読んでおくべきでした。 この本の元になった『ハーパーズ・マガジン』の記事のタイトル。 The End of Retirement: When You Can't Afford to Stop Working. (リタイアの消滅――…

定山渓の宿でこれからの仕事について考える

1985年に結婚して36年。半端な年数ですが、1985年は丑年で十二支が3巡しました。結婚後に東洋占術を学んで、子丑天中殺なのに丑年に結婚したことに気付きました。 次の丑年までの12年間は旅行も楽しめるだろうけれど、次の12年はどうでしょうか。日本人の寿…

「楽しかった」と言える人生

甲府の珈琲専門店ダンのように忘れがたい旅先の店が旭川の四條食堂。旭川四条駅前にあり、「しじょう」ではなく「よじょう」と読みます。こういう読み方の違いで、よそ者だとばれてしまいます。 テレビ東京のドラマ「サ道」の旭川編に登場したお店で、常連か…

老いのアマチュア

アン・タイラーの小説『結婚のアマチュア』。主人公の夫マイケルは、熟年夫婦になれば結婚のベテランのはずなのに、自分たちはいつまでもアマチュアのままだとボヤきます。 bob0524.hatenablog.com 先日、ある書類に書き込んでいたら年齢欄が60歳以上でひと…