翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年秋、スペイン巡礼(フランス人の道)。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。おかげさまで重版になりました。

2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「大金を持った貧乏人のように暮らしたい」

風水の直居由美里先生とは、ライターとして15年近く前から原稿を書かせてもらっています。 由美里先生がどんどん有名になっていくプロセスをリアルタイムで見てきたわけですが、金運を上げるためのさまざまな方法を教えてもらいました。その中のひとつが、富…

鬼門(東北)が恐れられる理由

中華街のお店に座っていると、時折「風水の相談をしたい」というお客さんがいらっしゃいます。占い学校の風水講座で学びましたが、実際に羅盤を持って風水出張鑑定というレベルに達する前にリタイアしてしまいました。 風水の依頼があると「八宅風水、それと…

悪縁は、さっさと断ち切る

無人島や山奥の小屋で自給自足の生活を送っているわけでない限り、運は人間関係からもたらされます。 風水の黒門先生が授業でよく口にしていました。 「あらゆる開運法を試しても、引きこもりで誰にも会わないのなら、上がるのは健康運だけ。恋愛運、金運は…

引き寄せの天才、ボブ・ディラン

「ル・アーブルの靴みがき」ほどドラマチックではなくても、小さな奇跡なら誰の人生にもあるはずです。誰かと出会うことも、奇跡です。今月、新しい仕事が動き出しました。 最初の連絡をいただいたのは3月です。 初対面の打ち合わせで担当者のAさんに、「…

「心をみがけば、奇跡は起こる」映画「ル・アーブルの靴みがき」

映画「ル・アーブルの靴みがき」を観ました。一番好きな映画監督は、フィンランドのアキ・カウリスマキ監督。 パリやローマを舞台にしたお洒落なヨーロッパではなく、どことなく野暮ったくてなつかしさを感じさせる街並み。寡黙で温かい登場人物。1996年の映…

破産する家の共通項

友人の風水師・優春翠の監修で、八宅風水11ページの原稿を書きました。コスミック出版「ららはぴ」7月発売号です。彼女は売れっ子占い師で、常に鑑定予約がぎっしり入り、風水鑑定もかなりの数をこなしています。 取材の本筋からは少し離れましたが、優春翠…

お土産を買わない旅

旅に出ると、心が舞い上がり、あれこれ買いたくなります。たとえばフィンランドには、マリメッコ、イッタラ、アラビアなどの美しいデザインのものがたくさん売っています。日本人向けにフィンランド雑貨ツアーなんてものもあるぐらいです。円高だし、現地で…

トーベ・ヤンソンの島

2年前の夏、フィンランドを旅して、トーベ・ヤンソンが暮らした島まで足を伸ばしました。30年近くの夏を過ごし、ムーミン・シリーズなどの作品が生まれたクルーヴハル島です。この島は離れ小島で、たどり着くには少し根性が必要です。まず、ヘルシンキから…