旅
島根の温泉津(ゆのつ)には共同浴場があるので、大浴場のないゲストハウスに滞在しても温泉を楽しめます。 ノスタルジックな洋風建築の薬師湯。2階には無料の休憩スペースがあり、風情のある街並みを眺めながらゆっくり休めます。温泉津のお湯は薬効がある…
東京から島根にUターンした友人がいて、数ヶ月に一度は島根を訪れています。 当初は友人の車であちこち連れて行ってもらい温泉宿に一緒に泊まっていたのですが、今は何泊か一人で温泉で過ごした後に彼女と合流するスタイルに落ち着きました。 温泉のパワーが…
7月のコロンビア行きを前に、ガルシア=マルケスの著作を大急ぎで再読しています。 国際港湾都市のカルタヘナを舞台にした『コレラの時代の愛』。 最初に読んだ時は、51年9ヵ月と4日も初恋の女性を思い続けるというストーリーを追うだけで精一杯でした。娘…
「毎月旅行するのも疲れる」という、よかよかさん。 kaze2fukaretex.hatenablog.com 毎月どころか、倍以上のペースで旅に出ています。仕事をリタイアしたら旅暮らしをすると決めていたし、お金を理由に行きたいところに行けないのは嫌だったので、蓄財にも励…
何度でも訪れたい旅先は、帯広と大分。帯広へは先月JALの「どこかにマイル」で行きましたから、次は大分。連休が終わると旅行料金がぐっと安くなるし混雑も緩和するはず。そう考えてJALのバーゲンでチケットを買いました。 老後の拠点となるような場所を探す…
東横線の学芸大学にあるコロンビア料理店、エルランチョ。 コロンビア出身のエンリケさんと日本人の奥様、息子さんが3人が切り盛りしています。 早速、エンリケさんにコロンビアの旅の計画を話しました。首都のボゴタ、国際港湾都市のカルタヘナ、そしてバラ…
ガルシア=マルケスを愛読しているので、いつかはコロンビアに行きたいという思いがありました。 でも、コロンビアはあまりにも遠い。 bob0524.hatenablog.com それでも、7週間かけてスペイン巡礼のフランス人の道を歩いてみて、無理だと思い込んでいたこと…
帯広が少しずつ元気がなくなっていくようでしたが、初めて自動運転バスに乗ることができて新しい可能性も発見しました。 自動運転バスを存在を知ったのは、街を歩いてたまたま停車場を見つけたから。しばらく待つとバスがやってきました。実験的な運行なので…
ヘンリク君と張さんの結婚祝いの会を終えて思い出したのが、映画「東京物語」の笠智衆の台詞です。 妙なもんじゃ。自分が育てた子どもより、言わば他人のあんたのほうがようしてくれた。 尾道からはるばる上京した両親(笠智衆と東山千栄子)を長男(山村聰…
飛鳥Ⅱの沖縄クルーズで最も楽しかったのは、乗組員との交流でした。 日本人クルーは少数派で、部屋の掃除や食事の提供などのサービスを行うのは外国人。機会を見つけては乗組員から情報収集して、クルーのほとんどはフィリピン人だと教えてもらいました。海…
ありきたりの観光スポットや旅先のグルメにはあまり興味がなく、質実剛健な旅が好き。クルーズとは無縁のはずでしたが、近所のマダムから飛鳥Ⅱの体験談を聞き、がぜん興味が湧いてきました。MBAホルダーにして公認会計士、定年後も数社の社外取締役を引き受…
「人の老害見て我が老害直せ」のブックマークで、id:toikimiさんが「隙自(すきじ)という言葉を教えてくれました。「隙あらば自分語り」という略語だそうです。 まさに、言いえて妙。占い師がお金をいただけるのは、思う存分、自分語りを聞いてあげる面もあ…
旅先でウォーキングツアーに参加しました。 所要時間は1時間ほどで、ガイド1名に参会者4名、料金も1500円程度です。 ガイドさんは70代の男性。元気なものです。開始まで時間があったので、つい「こちらのご出身ですか?」と聞いてしまいました。 定年後の…
これ以上の物は必要ないと思いつつ、好みの品や便利そうなグッズが目に入るとつい買いたくなります。それでいて、脳の老化のせいか、忘れ物が多くなっています。 先日は旅先でトレッキングポールをなくしかけました。 海沿いの道を歩こうと考えてトレッキン…
沖縄では自動車のクラクションをあまり鳴らさないそうです。狭い島国なので前を走る車の運転手が知り合いの知り合いである可能性が高いから。那覇の飲み屋さんで「本当に鳴らさないのですか?」と質問するとなぜか大笑いされました。内地の人間にしてきされ…
寒い時期は沖縄へ。杉花粉シーズン中の長期滞在も視野に入れて、10日ほど過ごしてきました。 ウィークリーマンションもありますが、料理はしないだろうし掃除も面倒。ホテル数軒を泊まり歩いて、自分に合ったところを探しました。 昔だったらワーケーション…
パーソナルトレーニングを始めて最も良かったのは、普段の生活で姿勢を意識するようになったことです。 スクワットは一日30回を目途に続けたいのですが、徐々にサボるようになり、2週間に一度のパーソナルトレーニングでモチベーションを上げて再開します。…
お金持ちになるには高級ホテルのティーラウンジでお茶を飲むといいという説があります。一流のサービスを受けるにふさわしい振る舞いをすることで、お金持ちの感覚が身に付き、自然にお金の流れが良くなるという理屈ですが、そう簡単にはいかないでしょう。…
仕事から解放されて多拠点生活に移行中なので、旅暮らしを続けています。 旅先ではなるべくお土産を買わないようにしています。 メーテルリンクの『青い鳥』では、チルチルとミチルは思い出の国でおじいさんとおばあさんに会い、青い鳥をもらいます。でも、…
タイ、ミャンマー、ラオスの3国がメコン川で国境を接するゴールデン・トライアングル(黄金の三角地帯)。今回のチェンマイ旅行でぜひ行きたかった場所です。 かつては世界有数の麻薬密造地帯でしたが、現在は平和な観光スポットとなっているとのこと。チェ…
チェンマイには有名な仏教寺院が多く、ベジタリアン料理のレベルの高さでも定評があります。 遅めのランチで入った店は、いかにも精神世界を追求しているヒッピー風の旅行者ばかり。おひとり様が多く、テーブル席が空いていないので相席となり、自然な流れで…
成人式の連休明けは航空券がぐっと安くなるので、長期旅行に出かけています。 今年はチェンマイ。予約したのは去年の秋頃で、本場でヴィッパサーナ瞑想を体験する前に街の雰囲気を知りたいと思ったのです。しかし、その後、本格的な瞑想は私に向いていないと…
よしながふみの『きのう何食べた?』は、私が暮らす阿佐ヶ谷が舞台ということもあり、よく読んでいます。 弁護士の史朗と美容師の賢二の生活を食事を中心に描く物語で、二人はちゃんと年をとっていくので最新刊では史朗が還暦を迎えました。初期の頃は同性愛…
大分の旅は二泊目から夫と合流。一人旅でなくなると、つい飲酒量が増えてしまいます。 スペインのバスク地方にサンセバスチャンという美食の街があり、複数のバルを回って一口か二口サイズのピンチョスをつまむのが流行っているそうです。別府は「日本のサン…
国内旅行ではJALの「どこかにマイル」を使うことが多いのですが、なかなか出ないのが大分。選択肢に出たところで当たる確率は4分の1ですから、JALのバーゲンでチケットを購入して行ってきました。今回は私が前入りして、夫と合流です。 別府は温泉の種類が…
記録的な大雪だったソウルですが、到着2日目まではいいお天気だったので、行きたいところすべてに足を運べました。 その中の一つ、弘大(ホンデ)のEveryday Happy Birthdayカフェ。「毎日が誕生日」というコンセプトで、ケーキ類はすべてロウソク付きで提…
韓国ソウルを旅してきました。出発する羽田空港でハン・ガン『すべての、白いものたちの』を購入。 アジア初のブッカー国際賞、そしてノーベル文学賞。「ハン・ガン作品、どれから読んだらいいかわからないなら『すべての、白いものたちの』をお勧めする。詩…
ぬる湯、湯治、一人泊などの言葉で検索すると頻繁に出てくるのが自在館。新潟県の栃尾又温泉にあります。最寄り駅の浦佐へは、東京から上越新幹線で1時間半ほど。浦佐駅から送迎があるので車がなくても行きやすい場所です。 宿のホームページでは連泊を推奨…
行こうとして断念したヴィッパサナー瞑想合宿。アルコールを飲まなくなればそのうち参加できるかもしれないと考えていましたが、自分には向いていないことが易の読み会でわかりました。自分のことは案外自分でわかっていないもの。占い仲間に指摘され無言の…
メイ・サートンの一連の日記を読んでいると、日本旅行の思い出が随所に出てきます。ベルギー生まれでアメリカで暮らしたメイ・サートンにとって遠い異国である日本は、10年以上たっても、印象に残る旅先だったのでしょう。 私にとってはスペイン巡礼。無謀な…