翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌やビジネス誌の原稿書きを30年。現在はリタイア生活へ移行中。2023年秋、スペイン巡礼(フランス人の道)。2025年夏、ガルシア=マルケスの作品舞台となった地を一目見たくてコロンビアへ。ウラナイ8https://uranai8.jp/で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。おかげさまで四刷になりました。

円とドルが交差する街、コザ

何度も沖縄に来ているのですが、コザを訪れるのは初めて。 沖縄はアメリカ文化の影響を強く受けていますが、嘉手納基地に隣接するコザは特にその傾向が強い街です。今回の旅の目的は、英語が飛び交うライブハウスでアメリカ音楽を聴くことですが、そんなお気…

生活は面倒、旅は解放

今の住まいは築25年のマンション。新築で購入して二度目の大規模修繕の真っ最中です。 不動産は買って終わりではなく維持管理に手間がかかります。今回、わが家は理事が回ってこないタイミングでしたが、たまたま理事になっていた人たちはさぞかし大変だった…

フィリップおじさんの理想論

上海に行ってみたかったのは、カズオ・イシグロの『わたしたちが孤児だったころ』の影響もあります。 わたしたちが孤児だったころ (ハヤカワepi文庫) 作者:カズオ・イシグロ,入江 真佐子 早川書房 Amazon 1900年代初頭の上海、イギリス人のクリストファー・…

上海のおのぼりさん

上海は東京から飛行機で2時間半ほどの距離。こんなに近いのなら、もっと行っておくべきでした。 Alipayで地下鉄に乗車できて一安心。繁華街の南京東路で降りました。 地上に出ると、広々とした道にまばゆいほどの照明。東京の銀座とは比べ物にならないほど…

上海、財布を持たない旅

上海を旅してきました。JALのチケットを買ったのは、日中関係がこじれる前のことです。上海は昔から国際都市ですから、反日感情がストレートに向けられることはありません。 それよりも気がかりだったのは、完全キャッシュレスへの対応です。現金がほとんど…

推し宿に課金

推しという言葉が一般的になって、推しを持たない人生はつまらないという風潮です。ただし、推しへの愛があまりにも強くなって課金が過ぎると生活が圧迫されます。 BTSを推しているようでいて、ほとんど課金していない私。ダンスからハマったので、曲だけを…

コロンビアで出会ったベネズエラ人

お正月気分を吹き飛ばしたアメリカによるベネズエラ攻撃。 昨年夏のコロンビア旅行は、無事に帰国できるか不安がありました。麻薬カルテルは衰退し政府との交渉のために外国人を誘拐することはなくなったと聞いたのですが、新たな危険は隣国のベネズエラから…

天山湯治郷の羽衣で3泊4日

毎年12月には、箱根の天山湯治郷の羽衣に行くことにしています。 tenzan.jp 箱根は人気の温泉地でインバウンド客も多く、高級な旅館が並びます。ひなびた湯治宿が好みですが、そもそも一人でも泊まれる宿はそう多くなく、羽衣は貴重な存在です。 基本が3泊…

ペンタクルの5とコロンビアの市長

年末になるとタロットカードで来年の流れを見てもらうことが多くなります。 プラムさんに来年の旅のテーマを占ってもらったら、最初に出たのがペンタクルの5。テルミライト花さんの「来年への寿ぎ」もペンタクルの8と5でした。 ペンタクルの5はスミス・…

温泉津(ゆのつ)・海辺の宿と進化する街

台湾から帰国して落ち着く間もなく島根へ。 このところ通っているのが温泉津(ゆのつ)です。お湯が素晴らしいのに加えて、港町らしい開放的な雰囲気。若い移住者によるユニークな飲食店もオープンしています。 これについては、島根在住の友人から「あなた…

台北で書道ワークショップ

台北で楽しみにしていたのが、書道のワークショップ。 お父さんもお兄さんも書道家という若い女性が運営する"Ginn Caligraphy 日月晴書法工作室"。この日の参加者は私とイスラエル人カップルの計3人です。 私のファーストネームに「明」の字が入っているの…

ジェンスン・フアン流「マイナスに飛び込め」

ウラナイ8の玉紀さんが「タローマン」を布教するので、映画も見ました。岡本太郎の名言が散りばめられていますが、特に心に残ったのが「マイナスに飛び込め」です。 占いをやっていると、人生は吉(プラス)ばかりが続かないと実感できます。どうせ凶(マイ…

台北・隠者の宿

夫が一足先に帰国し、台北滞在の後半は一人で3泊。 どこに泊まろうかと検索して見つけたのが、ハーミット・ドーム。タロットカードの隠者、ハーミットを冠した宿なら、ぜひ泊まってみたい。村上春樹の小説で、北海道の宿を決めるのにホテルの名前を片っ端か…

迪化街までたどり着けない

台北旅行では外せないスポット、迪化街(ディーホアジエ)。昔からの問屋街でレトロな街並みが残っており、乾物や高級食材、漢方薬に加えて最近はかわいい雑貨のお店も増え、お土産を買う観光客で大賑わいだそうです。 時間があったら足を伸ばすつもりだった…

マナーの悪い外国人、それは私

台湾旅行の前半は夫と一緒。地下鉄で日本語を話していると高齢の男性が話しかけてきました。 「台北は涼しいです」 日本人にとってはちょうどいい気候で上着も着なくていいほどですが、台北の人はここぞとばかりにコートを着込んで涼しさを楽しんでいるよう…

幸福な台湾人

桃園から台北に移動し、ホテルに荷物を預けたところで現地発のプライベートツアーのガイド兼ドライバーの許さんと合流。いかにも仕事ができそうな若い女性で、英語も流暢。「日本語は文法がむずかしくて。英語で大丈夫ですか」と恐縮されましたが、もともと…

認知症予防としての旅

高齢になると誕生日が別におめでたいわけでもないので、毎年旅行を企画するようにしています。去年は韓国に行ったら大雪になってしまったので、今年は暖かい台北へ。 bob0524.hatenablog.com 今回、旅の前半は夫と一緒で後半は私だけ残って一人旅となります…

どの体験もこれが最後かも

人体の耐用年数は約50年と聞き、老化が進むにつれてできないことが増えていくと暗い気持ちになりました。しかし、洗濯機の耐用年数は6~7年ですが、それよりずっと長く使っている人が多いのではないでしょうか。体も上手に扱えば耐用年数が過ぎてもけっこ…

冬の桜と玉手箱

3月に続いて今年2度目の「リフレッシュの森」に来ています。 栃尾又温泉の自在館で食事の大切さを実感したはずですが、秋が深まるにつれて深酒になり、これではだめだと自宅を出ました。断酒を何度も誓うよりも環境を変えたほうがいいのです。前回と同じくマ…

旅先で唱える「売るほどある」

旅ばかり出てますが、お土産は買いません。 荷物が多くなるのが嫌だし、東京ではたいていのものが手に入ります。夫婦二人暮らしで食べる量も少ないし、人様にお土産を渡すこともありません。旅ばかりしていることが知られたら、人によってはどう思われるから…

旅先での日常生活

仕事が暇になってから、できるだけ旅に出るようにしています。旅先で何をしているかというと、ふだんやっていることを旅先でも繰り返しています。 bob0524.hatenablog.com 先日はJALの「どこかにマイル」で福岡へ。最近はいい旅先が出ないどころか指定した時…

一寸座れば一寸の仏 栃尾又温泉・自在館で坐禅体験

10月の終わりに自在館3泊4日の滞在。前回来たのは11月でした。 bob0524.hatenablog.com ぬる湯に最適のシーズンは初夏から秋にかけてではないでしょうか。できればもっと早く再訪したかったのですが、人気の宿で1人部屋がなかなか空いておらず、10月末になっ…

問いがなければ答えはない

先週の占いイベント、阿佐ヶ谷占いJAZZストリート。お客様の案内の合間を縫って、あれこれ占ってもらいました。 占い学校に何年も通って、女性誌の占い記事も散々書いてきたのに、今さら人に占ってもらうのを不思議がられることもありますが、占い師は自分の…

移動の物語としての「ばけばけ」

NHK朝ドラ「ばけばけ」、楽しみにしていました。 若い頃、アイルランドの魅力に取りつかれて、3か月ほど旅をしました。帰国後、アイルランド関係の原稿を書く機会も多く、小泉八雲の孫の小泉時氏にお目にかかったこともあります。 小泉八雲の本名はパトリッ…

塩原温泉で最高のぬる湯と出会う

ぬる湯の温泉を求めてたどり着いた那須塩原の赤沢温泉旅館。 akasawaonsen.com 那須塩原駅からバスで塩原温泉バスターミナルに向かい、そこから徒歩30分。宿にお願いすればバスセンターまで迎えに来てくれるようですが、気持ちのいい天候だったので川沿いの…

北国の少女と廃墟の街

糠平温泉で泊まったのは、サウナと水風呂もある糠平観光ホテル。 ホテルの前にいきなり鹿。 帯広からバスで2時間近くかかりますから、かなり遠くまで来た気になりました。 古いホテルですが、冬はスキー客でにぎわうのか、ロビーは山小屋風で洒落ています。…

朽ちていく橋に自分を重ねる

帯広は何度でも行きたい地。JALのバーゲンがあると、つい航空券を買ってしまいます。 モール泉にサウナ、水風呂。駅前の徒歩圏に何軒もの選択肢があるのですから。 先月の帯広の旅は少し長めの日程にして、糠平温泉まで行ってみることにしました。 タウシュ…

旅の終わりは近づいている

フリーランスの仕事から徐々に引退して、旅暮らしを実現しつつあります。 旅に出るのはだいたい平日。週末は宿泊費が高くなるし、スポーツクラブのダンスレッスンを休んでばかりもいられないので自宅に戻るようにしています。 私にとっての理想の生き方です…

生きることは旅すること

宗教学者の植島啓司は1年のうち200日を旅をして過ごすそうです。世界各地のフィールドワークでしょうか。いいなあ。宗教学とか文化人類学の学者になればよかった。でも、下世話な文章しか書けないので論文は無理です。得意なことを仕事にして、得たお金で旅…

失敗だらけの日々

最高だった山梨・下部温泉の元湯橋本屋。 近いうちにまた行こうと高揚した気分で帰宅して荷解きをしていると、部屋の鍵が出てきました! 初めての宿泊で、まさか宿泊代を踏み倒すとは思われていないだろうけれど、早めに払っておいたほうがお互いに安心だし…