翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)やビジネス記事翻訳を担当し、リタイア生活へ。2023年8月下旬からスペイン巡礼に出かける予定。ウラナイ8で活動しています。

旅は二度目からおもしろい。下関再訪

去年から延々と取り組んでいる 易の本の原稿。

300ページ近い原稿を書き上げて、連休明けは久々にJALの「どこかにマイル」で旅に出ることにしました。

ところが、校正がとても終わりません。あまりにも大量の原稿だったので書き飛ばした箇所も多かったのです。出版社への校正戻しの前夜は高田馬場のビジネスホテルにウラナイ8の夏瀬杏子さんと泊まり込みで校正を続けました。若い頃は一人で延々とこうした作業に没頭できましたが、今は誰かと一緒でないと無理です。

 

出版社は早稲田にあるので八幡宮にもお参りできました。冬至一陽来復のお札をいただくために行列ができるほどの神社ですから、易の本がうまくいくようにお願いするのにこれほどふさわしいところはありません。

uranai8.jp

ウラナイ8のみずまちゆみこさんにも、さんざんお世話になりました。杏子さんと私はどっぷり易につかっていて、校正で見のがすところが多かったのを冷静に指摘してくれました。

acquacitta.com

 

校正戻しが終わってほっとして、3人でランチを食べて帰宅。用意していた旅行用バッグを手に、羽田へ向かいます。北九州空港は5年ぶりです。

下関は長期滞在したいと思うほど大好きな街。日本全国のドーミーインの外気浴では下関が最高です。船が行き交う海峡を見下ろしながら、ととのうことができます。

 

山口県は中国地方に属しますが、下関は九州との一体感のほうが強いのかも。北九州空港からバスで小倉に出れば、JRであっという間に下関です。

 

金子みすゞ田中絹代は下関出身。女性一人旅は居心地の悪い思いをすることもあるのですが、下関は大らかに迎えてくれます。

bob0524.hatenablog.com

 

この秋にはスペイン巡礼を計画していますが、コロナで海外旅行がずっと封印されていたため、久々の海外に不安を感じます。予行演習として来月は韓国の釜山に行くことにしましたが、下関からは釜山行きのフェリーが運航しています。

 

駅前の通りには「釜山門」。外国語の表示も英語の前に韓国語です。

 

下関は大好きな街ですが、安倍元首相の暗殺以来、不穏なイメージを抱かれています。元首相夫人の安倍昭恵氏が立ち上げに関わったというゲストハウスに併設されているカフェへ。わざわざそういうところへ行くのは悪趣味のようですが、金子みすゞ田中絹代と同じく、昭恵夫人も日本社会に翻弄された女性です。

 

外から中が見えないので、おそるおそる扉を開けると、1階のテーブルはほぼ埋まっています。

相席でさっとコーヒーだけ飲もうとカウンターで注文すると「2階の海の見える席へどうぞ。コーヒーはお持ちします」とのこと。

地方で敬遠されがちな一人客にこの対応。2階に上がると、先客は韓国人の青年が二人。釜山から船で来たのでしょうか。わざわざ運んでもらったコーヒーを海峡に行き交う船を観ながらゆっくり味わいました。

 

さまざまなことが複雑にからみあって真相は藪の中。手っ取り早く陰謀論を信じたら人生がすっきりするかもしれません。それでも一人旅の客を親切にもてなしてくれる街がある限り、この世界は旅するに値します。