翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌やビジネス誌の原稿書きを30年。現在はリタイア生活へ移行中。2023年秋、スペイン巡礼(フランス人の道)。2025年夏、ガルシア=マルケスの作品舞台となった地を一目見たくてコロンビアへ。ウラナイ8https://uranai8.jp/で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。おかげさまで四刷になりました。

世界

アメリカン・ロックとアイリッシュ・パブ

コザ2日目の夜は、LIVE MUSIC BAR JETへ。 「沖縄には珍しく、告知時間通りに演奏が始まる」とシゲさんに教えてもらっていたので、8時過ぎに入店してビールを頼み8時半の開演を待ちました。 ボーカルとベースの古堅喬さんは70代。なつかしの60〜80代のア…

コザ観光の仕掛け人と出会う

コザの街歩きで参考にしたサイト。 kozanosu.com 参加人数が5名からなので一人旅の私は申し込めず、紹介されているスポットを独自で回りました。ウイスキーリバーを知ったのもこのサイトです。 コザを代表する通りの一つであるパークアベニューは、沖縄とア…

円とドルが交差する街、コザ

何度も沖縄に来ているのですが、コザを訪れるのは初めて。 沖縄はアメリカ文化の影響を強く受けていますが、嘉手納基地に隣接するコザは特にその傾向が強い街です。今回の旅の目的は、英語が飛び交うライブハウスでアメリカ音楽を聴くことですが、そんなお気…

ランダム・ウォークで世界を巡る

経済の勉強もほとんどせずにニューヨーク市場に打って出た私ですが、アメリカ株の投資本は一冊だけ読了しています。 バートン・マルキール『ウォール街のランダム・ウォーカー』 ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第13版> 株式投資の不滅の真理 (日本…

マーケットはおもしろい

資産のほとんどは米ドルで運用していますが、2024年から始まった新NISAの成長投資枠は日本株で埋めています。せっかく政府が作ってくれた制度ですから。そして、中途半端な軍備よりも、経済力のほうが国を守るのに有効ではないかと考えています。 最近気にな…

お金の風景を見に行こう

円安により日本人はあまり海外に行かなくなったと報じられています。パスポートの保有率も約17パーセントと諸外国と比べても低い状況です。 私の場合は、加齢により海外に行けなくなる日がやってきます。シニア向けの至れり尽くせりのパックツアーもあります…

韓国版母娘の葛藤。キム・ヘジン『娘について』

三宅夏帆『娘が母を殺すには』で紹介されたキム・ヘジン『娘について』を読んでみました。 娘について となりの国のものがたり 作者:キム・ヘジン 亜紀書房 Amazon 語り手は60代の母。一人娘とうどんを外食するシーンから始まります。 「若い頃はしょっちゅ…

母と娘はむずかしい

カズオ・イシグロ『わたしたちが孤児だったころ』を読むと、親を失った子どもが生きていくには簡単なことじゃないと痛感します。親代わりの人がいて経済的に恵まれた境遇だとしても、自分という存在を全面的に肯定してくれる親がいないのは、この世に安全な…

フィリップおじさんの理想論

上海に行ってみたかったのは、カズオ・イシグロの『わたしたちが孤児だったころ』の影響もあります。 わたしたちが孤児だったころ (ハヤカワepi文庫) 作者:カズオ・イシグロ,入江 真佐子 早川書房 Amazon 1900年代初頭の上海、イギリス人のクリストファー・…

上海のおのぼりさん

上海は東京から飛行機で2時間半ほどの距離。こんなに近いのなら、もっと行っておくべきでした。 Alipayで地下鉄に乗車できて一安心。繁華街の南京東路で降りました。 地上に出ると、広々とした道にまばゆいほどの照明。東京の銀座とは比べ物にならないほど…

上海、財布を持たない旅

上海を旅してきました。JALのチケットを買ったのは、日中関係がこじれる前のことです。上海は昔から国際都市ですから、反日感情がストレートに向けられることはありません。 それよりも気がかりだったのは、完全キャッシュレスへの対応です。現金がほとんど…

大切なのは、脳より胃

自在館のような健康的な食事を出す宿に泊まるたびに、自宅での食生活もちゃんとしなければと思います。すべて自分で料理するのが大変なら、冷凍食品やお惣菜を組み合わせて、ちゃんと栄養が取れて太らない献立を工夫したいものです。健康的な食生活は、株式…

コロンビアで出会ったベネズエラ人

お正月気分を吹き飛ばしたアメリカによるベネズエラ攻撃。 昨年夏のコロンビア旅行は、無事に帰国できるか不安がありました。麻薬カルテルは衰退し政府との交渉のために外国人を誘拐することはなくなったと聞いたのですが、新たな危険は隣国のベネズエラから…

ペンタクルの5とコロンビアの市長

年末になるとタロットカードで来年の流れを見てもらうことが多くなります。 プラムさんに来年の旅のテーマを占ってもらったら、最初に出たのがペンタクルの5。テルミライト花さんの「来年への寿ぎ」もペンタクルの8と5でした。 ペンタクルの5はスミス・…

温泉津(ゆのつ)・海辺の宿と進化する街

台湾から帰国して落ち着く間もなく島根へ。 このところ通っているのが温泉津(ゆのつ)です。お湯が素晴らしいのに加えて、港町らしい開放的な雰囲気。若い移住者によるユニークな飲食店もオープンしています。 これについては、島根在住の友人から「あなた…

ジェンスン・フアン流「マイナスに飛び込め」

ウラナイ8の玉紀さんが「タローマン」を布教するので、映画も見ました。岡本太郎の名言が散りばめられていますが、特に心に残ったのが「マイナスに飛び込め」です。 占いをやっていると、人生は吉(プラス)ばかりが続かないと実感できます。どうせ凶(マイ…

台北・隠者の宿

夫が一足先に帰国し、台北滞在の後半は一人で3泊。 どこに泊まろうかと検索して見つけたのが、ハーミット・ドーム。タロットカードの隠者、ハーミットを冠した宿なら、ぜひ泊まってみたい。村上春樹の小説で、北海道の宿を決めるのにホテルの名前を片っ端か…

迪化街までたどり着けない

台北旅行では外せないスポット、迪化街(ディーホアジエ)。昔からの問屋街でレトロな街並みが残っており、乾物や高級食材、漢方薬に加えて最近はかわいい雑貨のお店も増え、お土産を買う観光客で大賑わいだそうです。 時間があったら足を伸ばすつもりだった…

マナーの悪い外国人、それは私

台湾旅行の前半は夫と一緒。地下鉄で日本語を話していると高齢の男性が話しかけてきました。 「台北は涼しいです」 日本人にとってはちょうどいい気候で上着も着なくていいほどですが、台北の人はここぞとばかりにコートを着込んで涼しさを楽しんでいるよう…

幸福な台湾人

桃園から台北に移動し、ホテルに荷物を預けたところで現地発のプライベートツアーのガイド兼ドライバーの許さんと合流。いかにも仕事ができそうな若い女性で、英語も流暢。「日本語は文法がむずかしくて。英語で大丈夫ですか」と恐縮されましたが、もともと…

認知症予防としての旅

高齢になると誕生日が別におめでたいわけでもないので、毎年旅行を企画するようにしています。去年は韓国に行ったら大雪になってしまったので、今年は暖かい台北へ。 bob0524.hatenablog.com 今回、旅の前半は夫と一緒で後半は私だけ残って一人旅となります…

自分のために書く

仕事をほとんどしていないので暇なのですが、けっこう時間をかけているのが、このブログとウラナイ8の執筆。ブログがだいたい週2回更新で、ウラナイ8は土曜日のデイリーメッセージを担当しています。 www.uranai8.jp 35年以上、商業ライターとして文章でお…

冬の桜と玉手箱

3月に続いて今年2度目の「リフレッシュの森」に来ています。 栃尾又温泉の自在館で食事の大切さを実感したはずですが、秋が深まるにつれて深酒になり、これではだめだと自宅を出ました。断酒を何度も誓うよりも環境を変えたほうがいいのです。前回と同じくマ…

旅先での日常生活

仕事が暇になってから、できるだけ旅に出るようにしています。旅先で何をしているかというと、ふだんやっていることを旅先でも繰り返しています。 bob0524.hatenablog.com 先日はJALの「どこかにマイル」で福岡へ。最近はいい旅先が出ないどころか指定した時…

問いがなければ答えはない

先週の占いイベント、阿佐ヶ谷占いJAZZストリート。お客様の案内の合間を縫って、あれこれ占ってもらいました。 占い学校に何年も通って、女性誌の占い記事も散々書いてきたのに、今さら人に占ってもらうのを不思議がられることもありますが、占い師は自分の…

移動の物語としての「ばけばけ」

NHK朝ドラ「ばけばけ」、楽しみにしていました。 若い頃、アイルランドの魅力に取りつかれて、3か月ほど旅をしました。帰国後、アイルランド関係の原稿を書く機会も多く、小泉八雲の孫の小泉時氏にお目にかかったこともあります。 小泉八雲の本名はパトリッ…

北国の少女と廃墟の街

糠平温泉で泊まったのは、サウナと水風呂もある糠平観光ホテル。 ホテルの前にいきなり鹿。 帯広からバスで2時間近くかかりますから、かなり遠くまで来た気になりました。 古いホテルですが、冬はスキー客でにぎわうのか、ロビーは山小屋風で洒落ています。…

旅の終わりは近づいている

フリーランスの仕事から徐々に引退して、旅暮らしを実現しつつあります。 旅に出るのはだいたい平日。週末は宿泊費が高くなるし、スポーツクラブのダンスレッスンを休んでばかりもいられないので自宅に戻るようにしています。 私にとっての理想の生き方です…

生きることは旅すること

宗教学者の植島啓司は1年のうち200日を旅をして過ごすそうです。世界各地のフィールドワークでしょうか。いいなあ。宗教学とか文化人類学の学者になればよかった。でも、下世話な文章しか書けないので論文は無理です。得意なことを仕事にして、得たお金で旅…

失敗だらけの日々

最高だった山梨・下部温泉の元湯橋本屋。 近いうちにまた行こうと高揚した気分で帰宅して荷解きをしていると、部屋の鍵が出てきました! 初めての宿泊で、まさか宿泊代を踏み倒すとは思われていないだろうけれど、早めに払っておいたほうがお互いに安心だし…