翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌やビジネス誌の原稿書きを30年。現在はリタイア生活へ移行中。2023年秋、スペイン巡礼(フランス人の道)。2025年夏、ガルシア=マルケスの作品舞台となった地を一目見たくてコロンビアへ。ウラナイ8https://uranai8.jp/で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。おかげさまで四刷になりました。

朝一番に最も重要な仕事を終わらせる

新しい年を迎えると、心機一転して生き方を変えてみたくなります。

エヌビディアのCEO、ジェンスン・フアンのスピーチで啓発されました。

 

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「毎朝、やることは決まっている。朝一番に、リストの中で最も重要な仕事をこなす。仕事に出かける前に私の一日は既に成功している」と語るジェンスン・フアン。

 

現場に出て実際に動かないといけない仕事だと、こういうわけにはいかないでしょうが、CEOだから重大な決断を下しているのでしょうか? 

 

「もう重要な仕事を済ませているから、残り時間は人助けに費やす。もし『お時間を取らせてすみません』と謝られたら『私には十分な時間がある』といつも答えている。実際にそうなんだから」

 

朝が苦手でだらだら過ごしている私には耳の痛いスピーチですが、スペイン巡礼の7週間はこれができていたのではないかと思い至りました。

スペインは日の出が遅くて午前7時半か8時頃。その頃に起き出して、忘れ物がないかチェックして、出発します。これが一日で最も重要な仕事。歩き始めたら、途中で休息を入れても昼過ぎには次の巡礼宿のある街に到着します。1日20キロ前後のゆるいペースで計画を立てたから可能になったことですが、お昼を過ぎると日射しがきつくてとても歩き続けるのはけっこう大変。体調を崩さずに歩き続けられたのは、欲張らなかったからです。

宿に着いてからはたっぷり時間があり、巡礼者や地元の人との交流を楽しみました。あの7週間、迷いも悩みもなくすっきりした心で過ごせたのは、「歩き始める」という重要な仕事を朝一番に終わらせたからでしょう。

 

巡礼の途中で見かけた「道はどこにある? それはあなたの中にある」というフレーズ。だったら、自分の家にいても、巡礼のように生きることができるはずです。

 

そこで朝のルーティンを考えました。

・トイレ掃除とキッチンのリセット、玄関のたたきの水拭き、洗濯。一日に一回、水回りがきれいになっていればよしとします。

・1分間プランクとスクワット10回。一日でも長くダンスを踊るために。2週間に一度、ジムのパーソナルトレーナーに姿勢をチェックしてもらっています。

・昨日の振り返りと今日やりたいことの書き出し。文房具好きなので、紙とペンにはこだわっています。

 

ジェンスン・ファンの「最も重要な仕事」とはまったく違います。でもこれらを朝一番に終わらせたら、自己肯定感は一気に上がります。その日の成功は約束されたも同然で「無為な日を過ごしてしまった」という悔いも残りません。