フィンランド映画『365日のシンプルライフ』に触発されて始めた買い物断食。
食品や洗剤などの消耗品、仕事で使うパソコンや資料、そして本やCD以外の物は買わないことにしました。
しかし、意志の弱い私は例外ばかり。1年間継続するはずが、達成できませんできました。
そしてリバウンドしました。
アレクサが我が家にやって来たことで、タガが外れたのです。「便利な機器があるなら、使ってみたい」という欲望が大爆発。
まず、勝間和代氏のブログを読んで、シャープのホットクックが欲しくなりました。しかし、売り場で見るとかなりの大きさです。
8年前に買って重宝しています。
玄米を炊くコツは伊豆の断食施設「やすらぎの里」の参加者から教えてもらいました。昆布と日本酒を加えます。
煮込み料理にも電気圧力鍋は最高。材料を入れてスイッチを押すだけでやわらかくなります。
電気圧力鍋があるからホットクックはなくてもいいとなって、代わりに欲しくなったのが、ヘルシオ。
電子レンジもオーブントースターも持っていますが、ヘルシオに比べると機能は劣ります。ヘルシオの「水で焼く」というウォーターオーブン機能がぜひ欲しいし、ネットにつないで新しいメニューもダウンロードするのもおもしろそう。
というわけで、ヘルシオ購入。赤もきれいだけど、ちょっと強すぎるので白にしました。
初めて作ってみたのが、焼きそば。
フライパンでできるけれど、ヘルシオなら切った材料を並べるだけでいい具合に焼いてくれるので、その間に他のことができます。ホットクックもヘルシオも、つきっきりでなくても料理が出来あがるのが最大のメリットでしょう。
ヘルシオのウォーターオーブン機能が最も発揮されるのは野菜の蒸し物です。かぼちゃ、にんじん、ごぼう、大根、イモ類を蒸すと、野菜の甘みがしっかり感じられます。
しかし、ヘルシオの欠点は時間がかかること。そして調理が終わっても、庫内の時間を下げるために時間が必要なので連続で調理できません。
玄米は5合分炊いて小分けにして冷凍していますから、解凍のために電子レンジが必要です。ヘルシオ愛用者のブログを読むと、電子レンジは処分しないほうがいいとのこと。トーストが短時間で焼けるオーブントースターも、そのまま持っていたほうがよさそうです。
あれもこれも置きたいけれど、キッチンスペースには限りがあります。
そこで冷蔵庫を小型化しました。冷蔵庫の上に電子レンジを置けるタイプです。
容量が少なくなったので、これまで何も考えずにどんどん入れていた缶ビールや炭酸水が入らなくなりました。飲みすぎないためにはいいことです。それに価格もぐっと安くて10万円ほどでした。
買い物断食のリバウンドは止まらず、炊飯器も購入。
20年近く使っていた炊飯器は時計の電池が切れ、タイマーがセットできません。玄米は電気圧力鍋で炊きますが、夫用の白米は炊飯器で炊くので朝食用にタイマーがあると便利です。象印の3合炊きで、調理、ケーキ、甘酒コースもあります。
電気圧力鍋、ヘルシオ、炊飯器があれば、ガスコンロの出番はあまりありません。
ちきりん氏のリノベ本では、3口コンロとグリルという定番しかない日本のキッチン機器メーカーが批判されていました。勝間和代氏はIHコンロを調理台として使っています。
ガスコンロをIHにしようかと思いましたが、こわれていないし、そもそもあまり使わないのだから必要なしと判断しました。
物を減らすつもりが、反対方向に走ってしまいましたが、キッチンに立つと気分が上がります。またホームステイで外国人学生を迎えたいという気に。
「毎日使う物なら買ってもいい」という買い物断食の例外ルールを作ってしまいました。