先月のコロンビア旅行の余韻にひたる日々。あんなにすばらしい体験は、もう味わうことができないんじゃないかと思うと、平凡な日常を味気なく感じてしまいます。
コロンビアでは日本人が大人気。有名人でもないのに「一緒に写真を撮ってくれませんか」と声をかけられたり、お店に入れば思いがけず日本の曲が流れてきたり。

『真夜中のドア』をかけてくれたお店。いきなり日本語が流れてきてびっくりしている私に私にサムズアップのポーズを決めたのが左の男性です。
現地の日本人ガイドさんに「どうして日本人がこんなに人気なんですか」と聞いてみました。
返ってきたのが「え、そんなことはありませんよ」という答え。悪い人じゃないんですけど、あまり会話が展開しませんでした。
コロンビア在住数十年で、商社員や駐在員相手のビジネスがメインでルーティンワーク化しているのかも。それに対して、私にとってのコロンビアは、ついにたどり着いたあこがれの地。ガルシア=マルケスとズンバの創始者のベト・ペレスを生んだ偉大な国。読書とダンスという2つの楽しみをもたらしてくれた地は、街角を歩いているだけでもうれしくてしかたありませんでした。
アジア人は目立つし、そんな高揚した気分が現地の人に伝わって、おおらかで陽気な国民性と相まって心が弾むような体験が続いたのだと思います。
The world is a looking-glass, and gives back to every man the reflection of his face.
世界は鏡だ、誰にでも自らの顔を映し出す。
この世はつまらないと思えば、つまらないことしか起こらない。世界は素敵だと思えば、素敵なできごとが起こる。
日本はつまらないと感じているのは、日本じゃなくて私に問題があります。渋谷の日本語学校で教えていた時は「ついにあこがれの日本にやって来た!」と興奮している欧米人の学生たちばかりだったのを思い出しました。
まずは自宅には好きなものだけ置いて、心が明るくなるような場所に整えたい。
自宅の次は地元。この週末は「阿佐ヶ谷七夕ウラナイまつり」を開催しました。

何よりすばらしかったのは、自然発生的にイベントを盛り上げようという流れができたこと。駅前でのチラシを配りや店先での呼び込み効果で、一般のお客さまも来店。予約なしで当日受付のみというスタイルは、偶然に左右されるタロットや易にふさわしいものでした。
思えば、中野ブロードウェイにあった中野トナカイが阿佐ヶ谷に移転し、七夕祭りのイベントの協力をお願いしたことがきっかけとなり、ウラナイ8が生まれました。東京だって心を開けば、おもしろいことが次々と起こるのです。