翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌やビジネス誌の原稿書きを30年。現在はリタイア生活へ移行中。2023年秋、スペイン巡礼(フランス人の道)。2025年夏、ガルシア=マルケスの作品舞台となった地を一目見たくてコロンビアへ。ウラナイ8https://uranai8.jp/で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。おかげさまで四刷になりました。

カルタヘナでダンス・ダンス・ダンス

コロンビアに行きたかったのは、ガルシア=マルケスに加えてズンバの創始者であるベド・ペレスの国だったから。

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本場でぜひズンバのレッスンに出てみたいと意気込んでいたのですが、コロンビアではズンバはほとんど知られていません。

アラカタカからバランキージャへな専用車を手配してもらいました。ドライバーから「何か聞きたい音楽は?」と聞かれ、ズンバをお願いしたのですが、聞いたことがないというのです。検索してかけてもらうと「スポーツクラブでよく流れていそうだけど、酒場ではまずかからない曲」とのこと。

 

カルタヘナで参加できる現地ツアーを検索し、3時間のダンスレッスンを見つけました。サルサとメレンゲ、チャンペタの3種類のステップを学びます。初心者でも参加できるクラスですから、30年以上スポーツクラブのダンスレッスンを受け続けてきた私にはむずかしくないはずです。

 

会場はゲッセマニ。かつての貧民街がカラフルで活気ある地区に生まれ変わり、カルタヘナを代表する人気スポットの一つとなっています。

 

 

現地発のツアーは英語とスペイン語対応となっていても、メキシコやアルゼンチン、チリな南米から来た人が多数派です。ところが、このダンスクラスの参加者はアメリカのワシントンDC、カナダのビクトリア州、そして日本の東京から。オールイングリッシュでの進行となりました。南米人にとってサルサやメレンゲは日本の盆踊りのようなもので、わざわざ習わなくても踊れるのかもしれません。3番目のチャンペレは、シャキーラで知られるコロンビア独自のものでアフリカ風にダイナミックに踊ります。

 

ステップの基本を繰り返して練習して音楽に合わせ、仕上げとして通しで踊るところを撮影。これを3パターン。合間の休憩には飲み物が出るのでついビールを飲んでしまいました。運動ではなく、クラブで踊るための練習という位置付けなんでしょう。レッスン終了後にはラム酒のショットをぐいっと乾杯。ホテルに帰れなくなったら困るのでラム酒は遠慮しました。

 

休息の合間にはコロンビア独特の表現の解説も。レッスンは5時スタートで会場はルーフトップに敷き詰めた芝生の上。靴を脱いで裸足で踊り、見上げる空は徐々に暮れていきました。

 

よく考えられている構成で3時間があっという間でした。本場のコロンビアでラテンダンスを踊ってみたいという野望まで叶えるのは欲張りだとあきらめていたのですが、ちょっとした勇気とネットの検索能力があれば、実現するのです。出発前の怖気づいた気分はどこへやら、国際都市カルタヘナを満喫しました。