翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年8月下旬からスペイン巡礼へ。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。

開運術

北陸応援割と「すっぱい葡萄」

北陸応援割、JALで小松に飛んで空港近くの片山津温泉あたりに泊まれるといいなと思ってJMBツアーで予約を試みましたが、あっという間に枠が埋まってしまいました。本当に応援したいのなら、割引なんて使わず正規料金で行くべきなのでしょう。 定期的に通って…

お金の払い方で運気がわかる

着払いの送料を1万円札で払おうとした客の話を読みました。 news.yahoo.co.jp 世の中にはお金の払い方に無頓着な人がけっこういるようです。銀行の両替手数料が相次いで値上げされているのですから、少額の支払いでお札を崩そうとするのはなるべく控えたほ…

カミーノにお医者さんはいらっしゃいますか?

パトリシアの宿で「今日一日だけ」の心構えを知ったというのに、巡礼路を歩くのもあと1週間となってすっかり気が緩んでいたポンフェラーダの街。つい日本に帰ったら温泉でゆっくりしたいという気持ちが湧き起こり、心ここにあらずの状態で歩いていました。 …

フラットでゆるいつながり

私が参加しているウラナイ8が結成されたのは4年前の8月。先週の金曜日に「4周年記念配信」を行いました。 uranai8.jp 活動の中心である玉紀さんが、ご両親と愛犬トッピーさんの介護で大変な日々を送っているのですが、快く場所を貸してくれて、特別出演と…

目指せ!「プロのお客様」

いよいよ明日7月2日に迫った「フレッシュ占い師祭り」。 uranai8.jp 私が所属しているウラナイ8では、講座や読み会を開催し占い愛好家がゆるくつながっています。ある程度学んだら、人を占ってみたくなるもの。本格的な鑑定ではなく、複数の占い師が集まるイ…

先を急がず生きる

仕事からは引退するはずだったのに、なんだかんだと編集者から連絡があり、あわただしい日々が続きましたが、ようやく一段落しました。会社勤めとちがって、フリーランスには、はっきりとした引退はないのでしょう。 学校を卒業して働き始めてから、ずっと「…

神様の御用聞き

今年も押し詰まって来ました。心はもう新年に飛んで、初詣に思いを馳せる人もいることでしょう。 易者として冬至に年筮を立てていると「早稲田の穴八幡宮にお参りしますか?」とよく聞かれます。冬至から翌年の節分まで一陽来復のお守りとお札が授与される神…

きれいなティーカップは使えるうちに使っておけ

住んでいるマンションの管理人さんは、定年退職後っぽい男性が多かったのですが、若い女性に替わりました。彼女の提案なのか、ゴミ置き場に自動センサー照明が取り入れられ、掃除道具はそれぞれラベルがついた場所に整然と並べられるようになりました。 住民…

与える人、与えられる人の器

スペイン巡礼に向けて読んだ本。 著者の森知子さんは旅先で知り合ったイギリス人夫と劇的な結婚をして、9年後に離婚。心の傷を癒すためにスペイン巡礼へ。サンティアゴ・デ・コンポステーラに加えて西の果てのフィステーラまで歩いた44日間の痛快な記録です…

2023年は60年に一度の癸卯(みずのとう)の年

気がつけば今年も残り少なくなってきました。 東洋占術では年の切替わりは立春です。世間の「明けましておめでとうございます」とは1カ月ほどずれるのですが、占いは先を読むもの。新年を迎えるムードが高まっている今、2023年を予測してみるのも悪くありま…

自分に呪いをかけてはいけない

スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼にあこがれて、山に登る練習を始めました。 八丈島では勢いで八丈富士に登頂。「八丈富士に登れないようではピレネーは越えられない」と自分を追い込んでいました。 bob0524.hatenablog.com なぜ、あそこ…

あえて場違いなところに身を置く

日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会のイベントは、とても楽しかったのですが、面識のないグループに参加したり、初めてのことをするのには勇気が要ります。 8月から始めたヒップホップは、4か月目となりました。 bob0524.hatenablog.com 老婆がヒップホ…

コントロールしない生き方

11月下旬、JALの「どこかにマイル」で福岡に行くことになりました。 誕生日旅行なので、奮発して黒川温泉あるいは嬉野温泉のちょっといいお宿を奮発しよう思ったのですが、平日も軒並み満室。全国旅行支援が始まって高級ホテルは一気に埋まったようです。「…

八丈島、積善の宿

一人で泊まる宿を選ぶときは、親切で感じがいいかどうかを口コミでチェックします。きれいな部屋でコストパフォーマンスがいいに越したことはありませんが、旅先で冷たい対応をされると一気に心細くなるからです。 八丈島では港近くの民宿に泊まりました。竹…

島旅の楽しみ

八丈島に来ています。 竹芝桟橋を夜に出航し、翌朝に八丈島着。 船乗りの家系なので、船上でも安眠。船の揺れがまるでゆりかごのようでした。 東京と八丈島を結ぶ橘丸。船窓から日の出を拝み、快晴の航海です。 港には宿からの迎えの車。とりあえず荷物を預…

すあまの女神

9月のJAL「どこかにマイル」は、鹿児島・松山・札幌・帯広の組合せを選びました。鹿児島なら指宿の断捨離リトリート、松山なら道後温泉、札幌なら支笏湖温泉と考えていたのですが、帯広に決定。駅周辺に温泉・サウナ付きの手頃なホテルがたくさんある帯広。…

新たな視点を手に入れるための占い

カルトの報道が多くなると、占い業界には逆風となります。 uranai8.jp 占いは大手をふって世間に誇れる仕事ではありません。 それでも一定のニーズがあり、斜陽の出版業界で安定した収入を得られているのは占いという専門を持っているからです。 カルトの入…

人に任せるという選択

GTD(Get Things Done)、なんと心地よい響き。 毎朝、To Do Listを書いているのにやり残しだらけ。なんとかGTDの境地に達したいものです。この本を1回読んだだけでは実践に結びつかないので読み返しています。 bob0524.hatenablog.com GTDは、まず頭の中の気…

新しい扉を開ける勇気

旅に出るとあちこち歩くようにしており、穂高養生園ではスタッフの方のガイドで原生林に足を踏み入れることもできました。 bob0524.hatenablog.com 歩くことがあまり苦にならないのは、30代から続けてきたスポーツクラブのスタジオレッスンのおかげです。ズ…

俗世でサバイバル

穂高養生園から自宅へ戻りました。 あの独特な雰囲気は何と表現したらいいのでしょう。呑兵衛の私がお酒のことを一切思わない空間。そして、朝10時半、夕方5時半の一日二食でお腹がすくこともなく、近辺のトレッキングコースを歩き回っていました。そして温…

駆け込み吉方位取りで心のある道を歩く

7月となりましたが、東洋占術の12ヶ月は少しずれて7月7日が節入りで未月となります。ということは、6日までは午の月。戌方位への吉方取り、まだ間に合うと穂高養生園に出かけました。伊豆のやすらぎの里と並び称されるリトリート施設です。 やすらぎの里はコ…

「とりあえず」の魔法

片っ端から自己啓発本を読んでいるのに実践できず、だらだらと毎日を生きています。 認知行動療法のバイブル『いやな気分よ、さようなら』も読んでみました。原題は"Feeling Good"。いつもいい気分でいられたら、どんなにいいでしょう。 すぐに役立ちそうな…

人生のピークは、いつだって今

お世話になっている原稿執筆カフェの川井拓也さんのインタビュー記事。 hatawarawide.jp 川井さんの本業は映像関連。2019年にお酒を飲みながら対談できるスタジオをオープンし番組制作をしていたところ、2020年にコロナ禍。そこで原稿執筆カフェのアイデアが…

お金で買えるもの、買えないもの(交換価値と経験価値)

先日、原稿執筆カフェでネットテレビの取材を受けたら、地上波のニュースでも流されました。 「あなたによく似た人がテレビに出ていたけど、もしかして?」というメールが来たり、スポーツクラブで「見たわよ」と声をかけられました。 取材を断らなかったの…

人にはどれほどの靴がいるか

JALの機内誌SKYWARDに連載されている浅田次郎の『つばさよつばさ』。毎回おもしろいのですが、今月は特に考えさせられる内容でした。 ベストセラー作家の浅田次郎は着道楽。靴にもこだわりがあり、高級ブランドの革靴のおびただしい量をコレクションしている…

100歳まで若く

ウラナイ8の配信イベント「開運虎の巻」では、運を単体で上げようとせずに循環させようという話をし、リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著『ライフシフト 100年時代の人生戦略』が私に及ぼした影響を思い出しました。 終活を進める一方で「想定外…

「開運虎の巻」配信イベントに朋来たる

寅年寅月寅日、ウラナイ8「開運虎の巻」配信イベント。たくさんの方々にご参加いただき、ありがとうございました。 杏子さん主催の1月の易読み会で、配信イベントのアドバイスでそれぞれ易を立てたら、天水訴(てんすいしょう)の四爻、水山蹇(すいざんけ…

春が待ち遠しい

新年が明けて半月が過ぎたのですが、東洋占術では年の切替わりは立春。1月はまだ丑年です。しかも辛丑(かのとうし)年の辛丑月と六十干支が重なっています。 四柱推命の講座で、甲乙丙丁(こうおつへいてい)…の十干でどれが一番強いかという話になったこ…

始まりは宮古島のパーントゥ

急速なオミクロン株感染の広がりにより、宮古島行きをキャンセル。 最初に宮古島を訪れたのは2007年11月。JALが企画した「パーントゥ」ツアーです。 パンフレットの写真を一目見て「絶対、この祭りに行かなくては」と即座に申込みました。 なんといっても、…

60代でも踊ろう Permission to Dance 

コロナで中断していたネットフリックスの『クィア・アイ』が再開。待ち望んでいたシーズン6が始まりました。舞台はテキサス州オースティン。 www.youtube.com 第一話に登場するのが、両親が経営する酒場でダンスを教える58歳の女性、テリー・ホワイト。イギ…