翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年秋、スペイン巡礼(フランス人の道)。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。おかげさまで重版になりました。

30日間チャレンジを繰り返していく

伊豆高原のやすらぎの里養生館に行ったのは、ヴィッパサナー瞑想をあきらめて、予定がぽっかり空いたからです。

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「毎日、習慣的に酒を飲んでいる人間に瞑想は無理」と告げられ、少なくとも2週間前からの断酒を言い渡されました。結局、ヴィッパサナ―瞑想には行かないことにしたのですが、欧米ではアルコールとドラッグは似たようなものと考えられていることを知り、30日間断酒チャレンジを思い立ちました。

 


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3分半ほどの短い動画ですが「生活に加えたい変化を30日間やってみる」というアイデアは秀逸で大いに影響を受けました。

元ネタはモーガン・スパーロック。映画『スーパーサイズ・ミー』の監督で、30日間1日3食ファストフードを食べ続けたらどうなるか、自らチャレンジしました。体重は84キロから95キロに増加し、躁鬱や脂肪肝などを発症しました。

 

スパーロックは「まったく異なる環境に30日間身を置くことで何が起こるか」をテーマにドキュメンタリーも制作しています。

テーマは以下の通り

最低賃金で30日間

アンチエイジングで30日間

イスラム修行を30日間

・ゲイと過ごす30日間

・自給自足で30日間

・酒浸りで30日間

 

どれもちょっと過激なのですが、マット・カッツの30日間チャレンジは誰でもできそうな穏便なものです。

・毎日写真を撮る

・自転車で通勤する

・小説を書く(少しずつでいい)

・砂糖を絶つ

 

私にとっての最適なチャレンジはアルコールを絶つ生活ということで、過去にやってみたことがあります。

bob0524.hatenablog.com

 

父が亡くなったときは49日間続けました。

bob0524.hatenablog.com

 

とてもいい体験なのに、たった2回しかやっていません。ヴィッパサナ―瞑想に苦言を呈されたのは天の配剤でしょう。やすらぎの里の1週間滞在を組み合わせれば、自力で頑張るのは23日間で済みますから、これから何度もチャレンジしてみます。

 

というわけで、無事に30日断酒チャレンジを終えました。

アルコール以外にも、いろいろと応用できそうです。

・散歩

・寝る前のストレッチ

・瞑想

・一人でも20分以上かけて食事を摂る

・一日一か所断捨離

 

マット・カッツの締めの一言。何もやらなくても日々が過ぎていくのですから、30日間のテーマを決めてみるのは生活にめりはりができます。

The next 30 days are going to pass whether you like it or not, so why not think about something you have always wanted to try and give it a shot for the next 30 days?

(好むと好まざるにも関わらず、次の30日間は過ぎていきます。それなら、ずっとトライしたかったことを次の30日間で試しにやってみてはどうでしょう?)

 

マドリードのプエルタ・デル・ソル」ではティオペペの看板が一番好き。スペイン語で「ペペ叔父さん」という意味で、スペインの国民酒であるシェリー酒です。

アルコールでさんざん失敗してきましたが、アルコールが悪いわけではなく、私の飲み方に問題があります。ずっと飲み続けではなく30日チャレンジと組み合わせて、死ぬまで飲み続けたいものです。