翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

二人のAnne

子どものときに夢中になって読んだのが『赤毛のアン』と『アンネの日記』。昔から外国かぶれでした。 『赤毛のアン』のアンはAnnじゃなくて、Anne。同じ発音でも、綴りが違うと受ける印象も変わってくるので、「eのついた綴りのアンで呼んでください」とマリ…

養老渓谷へ小さな旅

外国人に日本語を教え始めて、まとまった休みがとりにくくなり、海外旅行に行かなくなりました。 その代わりに国内の小旅行に頻繁に出かけています。がんばれば日帰りできる場所に一泊してのんびりします。 日本語教師の仕事に慣れない時期は、小旅行がご褒…

尾野寛明さんは「風の人」

朝日新聞の土曜版フロントランナーに尾野寛明さん登場。 www.asahi.com 尾野さんとは島根で三度、東京で一度お目にかかったことがあります。 占い学校で知り合った親友の優春翠から、島根と関東の二拠点生活を送る計画を聞いたのは10年ほど前。当時は、島根…

多拠点居住とチャンプルー文化

沖縄旅行から帰って来て1ヶ月。沖縄熱が続いています。 JALの「どこかにマイル」でたまたま那覇に行ったわけですが、旅行ではなく沖縄で暮らしたいという気持ちになりました。 「多拠点居住」という言葉を知ったのは元ニートのphaさんやジャーナリストの佐…

自宅をホテル化する

ベストシーズンの北海道に行こうとして、JALの「どこかにマイル」で沖縄に行くことに。 「沖縄でよかった」と大満喫の旅になりました。 その理由の一つが初日のホテル。夏休みの繁忙期前だからか、最上階のメゾネットルームにアップグレードされました。 ベ…

旅に出ても、おみやげは買わない

「旅先でおみやげを買わないことにしている」と教えてくれたのは、シカゴから来たカウチサーファーのマイケルでした。 bob0524.hatenablog.com マイケルを見習って、旅先で買うのは食べ物だけにしようとしているのですが、つい誘惑に負けてしまうこともあり…

生きる意味を探す旅

Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグのハーバード大学卒業式でのスピーチのテーマは「すべての人たちが人生に目的感を持てる世界を作ろう creating a world where everyone has a sense of purpose)」でした。 NASAの門番に「何をしているの?」と質問…

秋保温泉 佐勘のノブレス・オブリージュ

仙台四郎、主婦の店さいちと、商売繁盛スポットを巡った仙台の旅。 初日に泊まった秋保(あきう)温泉の佐勘(さかん)も、なかなかのものでした。 秋保温泉をネットで検索するとリーズナブルな宿もけっこうありました。しかし、開運旅なら奮発したいところ…

仙台で商売繁盛の秘訣を探る

仙台に到着後、まず向かったのが、クリスロード商店街。仙台四郎を祀る三瀧山不動院です。 仙台四郎は江戸時代末期から明治を生きた実在の人物です。 彼の立ち寄る店は繁盛し、「福の神だ」と呼ばれるようになりました。 彼には知的障害があり、気ままに歩き…

仙台酔いどれ開運旅

2017年は酉の年。そして5月は巳の月。 そうなると丑の方位に出かけないわけにはいきません。十二支を円形に並べて正三角形になるのが三合。巳酉丑の三合の吉方取りです。 というわけで仙台に2泊3日の旅に出かけました。 十二支の三合には、それぞれ強化さ…

足利学校

あしかがフラワーパークで藤の花を楽しんだあと、足利学校へ向かいました。 日本最古の学校であり、戦国時代は易学と兵学を修める最高学府でした。 易を学ぶ者にとってはぜひ訪れたい聖地です。 参観料金は420円。「入学証」がもらえます。「五十にして以て…

最高のタイミング

あしかがフラワーパークに行きたいと思ったのは20年も前のことです。 地下鉄の駅のポスターで満開の藤の花を見て、なんてきれいなんだろうと思いました。でも、その時の私は締め切りから締め切りに追われる日々の連続で、藤の花が咲く4月末はゴールデンウィ…

ここではないどこかで国の光を観る

天海玉紀先生がJALの「どこかにマイル」で石垣島までひとっ飛び!なんと、4つの候補地のどこになるかを公開占いに!《チャレンジャーゆる募♪》自分のことを占うのは難しい… lady-joker.com 候補地は、広島、石垣、長崎、高松の4つ。タロットと易で占います…

選ぶ人生、選ばない人生

先日の旅は、羽田から広島へ飛び、呉に直行しました。 『この世界の片隅に』を見て、どうしても呉に行きたくなったからです。駅前には、ロケ地マップが貼り出されていました。すずさんが嫁いだ北条家はどのあたりだろうと、山を見上げました。『この世界の片…

昼間の夢のような旅

広島の呉と尾道、愛媛の大島を旅してきました。 旅のあいだ、細かい雨が降ったりやんだり。海には濃い霧がかかり、しまなみ海道を渡っていると、真っ白な世界を突っ切っているようでした。旅の目的は、祖父の出身地である島を訪ねること。前回の訪問は2015年…

「たっすいがは、いかん!」

高知旅行から帰ってきて一週間がたちました。それにしても、JALの「どこかにマイル」は、ありがたくて楽しいシステムです。 6000マイルで、4つの候補地のどこかの往復航空券と交換できます。羽田と伊丹の往復には通常で12000マイルが必要ですから、かな…

高知運試し旅

JALの「どこかにマイル」で高知に行って来ました。 https://www.jal.co.jp/jmb/dokokani/index.html「どこかにマイル」は、旅好きにはものすごくありがたいサービスです。 国内線の往復航空券が6000マイルで交換できるのですが、行き先の空港は、申し込み時…

現代版浦島太郎

日本語学校の作文のクラスで教えています。 大学や専門学校への入学を目指す日本語学校では、論文やレポートの書き方を指導するのでしょうが、私が教えている学校は短期の語学留学が大半で、アニメや漫画を通して日本に興味を持ったという学生も多いので、で…

記憶力より想像力

松江の小泉八雲記念館では、ラフカディオ・ハーンの生涯にさまざまな側面からスポットライトを当てています。今回は、英語教師としてのハーンを中心に見て回りました。ハーンが英語教師になったのは、日本で食べていくための方便だったのではないかと漠然と…

「あなたの言葉でなければ、いけません」

小泉八雲ゆかりの松江の地を訪ねてみたいと思い立ったのは、『怪談』を好む外国人学生が多いからです。妖怪や幽霊はおそろしいけれど、心惹かれるものです。自国の怪談と比べるのも興味深いもの。 日本のお話そのままでなく、小泉八雲というフィルターを通す…

片道切符の人生

9月も末だというのに真夏のように暑い東京を離れ、島根へ向かいました。親友の優春翠が、実家のある島根と関東の二拠点を生活を始めたことがきっかけで、私も年に一度のペースで島根を訪れるようになりました。 東京から島根は遠いようでいて、飛行機を使え…

アイルランドのような田舎へゆこう

エドナ・オブライエンの『カントリーガール』を読んだのは10代の後半でした。 舞台がアイルランドというのが、手に取った理由です。当時、田舎の高校生だった私にとって、外国ははるかに遠く、一生のうちに何回、海外に行けるのだろうかと考えていたものです…

宝の山の噴火がもたらしたもの

2泊3日で裏磐梯に遊びに行きました。住んでいる区が北塩原村と保養地協定を結んでおり、東日本大震災後は応援ツアーが企画され、2回参加しました。 その時、バスの車窓からふと見えた「猫魔ホテル」。猫の魔物? なんともあやしげで魅惑的な名前です。い…

阿里山にはいつでもゆける

1月に台湾の嘉儀を訪れ、陳君に心こもったおもてなしを受け、再び訪れたいと強く思いました。 d.hatena.ne.jp嘉儀を訪れる観光客のほとんどは、阿里山観光の拠点とするためです。 今年の旅は森川巡査が祀られている富安宮を訪れるのが第一の目的だったので…

善意のリインカネーション

今年は海外との交流が活発な一年になりそうです。 新年早々、香港から来たマッティとキャスと会いました。d.hatena.ne.jpそして、台湾・嘉儀では陳君からおもてなしを受けました。 森川巡査が祀られている富安宮をお参りしているうちに正午となり、おいしい…

士林夜市で流血の惨事

嘉儀を満喫して一泊し、台北に戻って最後の夜。 気分が高揚して、おとなしく寝る気になれません。台湾の夜といえば夜市、台北最大の士林夜市(スーリンイエスー)に繰り出すことにしました。今思えば、自重するべきでした。というのも、ホテルで乾杯を重ねて…

台湾で神になった日本人

日本統治下の1931年に甲子園で準優勝を果たした嘉儀農林学校。 映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」では、チームを率いた近藤兵太郎を永瀬正敏が好演しています。 センターを守った蘇正生選手は、「近藤先生は、正しい野球、強い野球を教えてくれた。差別、…

尾道で「東京物語」を思う

愛媛県の大島でルーツ探しの後、しまなみ海道を北上し尾道へ出ました。 尾道といえば小津安二郎の「東京物語」のラストシーン。東京物語 [DVD]出版社/メーカー: コスモコンテンツ発売日: 2011/02/26メディア: DVD購入: 3人 クリック: 11回この商品を含むブロ…

村上水軍の末裔

歴史好きの兄と、祖父の出身地である愛媛県今治市の大島に行ってきました。祖父は婿養子で旧姓は「矢野」。出身地の地名の名前は父が覚えていたので、昨年、兄は四国への出張ついでに足を伸ばしてみたそうです。 小さな集落なので「矢野」という名前を出せば…

次に行くべき場所、次にやるべき事

稚内への旅を思い立ったのは、この夏、我が家に滞在したヘンリク君の影響です。ある夜、『トータル・バラライカショー』のDVDを一緒に観た時のこと。フィンランドのレニングラード・カウボーイズとロシア赤軍合唱団のジョイントコンサートです。 『ボルガ…

諦念と受容を学ぶ旅

日本語教師養成講座は3ヶ月単位のカリキュラムで、合間に1週間の休みがあります。 休みとなれば、どこかに行きたい。 別に行かなくてもいいのに、やみくもに旅のプランを立てたくなります。 25年ほどフリーランスとして働いてきたため、毎日が仕事であり休…

四万の病を治す温泉に積善の宿あり

群馬の四万(しま)温泉、積善館に行ってきました。 『千と千尋の神隠し』の舞台モデルのひとつとされる古い湯治宿です。 橋を渡って本館、その奥に山荘、さらに佳松亭があります。三つの建物は階段やエレベーターでつながっているのですが、山の傾斜に沿っ…

三江線の旅

今回の島根の旅では、三江線に乗ることも目的の一つでした。 島根県江津(ごうつ)市と広島県三次(みよし)市を結ぶJR西日本の路線で、JR東日本の岩泉線の廃止後、乗客が最も少ないともいわれています。 2013年の豪雨により不通となり、昨年の7月に運…

旅先で垣間見る人生 2015

初めての地を旅するのも刺激的ですが、同じところに何度も行くのも楽しいものです。 観光スポットを駆け足で回るのではなく、その土地に暮らす人の人生を垣間見るような体験ができます。 前回の島根の旅でもそう感じました。 http://d.hatena.ne.jp/bob0524/…

旅で自分を再発見する

春の島根を旅してきました。親友の優春翠が関東と山陰を行ったり来たりするようになり、私も年1回のペースでお邪魔しています。積もる話がたくさんあるし、島根は良質な温泉の宝庫。今回は温泉津(ゆのつ)温泉を満喫してきました。島根は小泉八雲(ラフカ…

現世は束の間の旅のようなもの

須賀敦子を再読しています。今年はイタリアに行きたいと思ったのですが、どうも無理なようなので、須賀敦子の描くイタリアを楽しんでいます。最初の著作『ミラノ 霧の風景』が出版されたのは1990年。作家の関川夏央が「須賀敦子はほとんど登場した瞬間から大…

旅先では、できるだけ機嫌よく

さらに北海道旅行の話です。旅に出ると時間が濃縮されたように感じます。 よく「子供の頃は一年がとても長く感じたのに、歳を取るとあっという間に過ぎてしまうのは、子供はどの体験も新鮮なのに対して大人は繰り返しの体験だから」という話を聞きます。 だ…

6ペンス銀貨と指貫

北海道旅行で小樽まで行けば、呑兵衛としては当然、ニッカウヰスキーの余市蒸留所まで足を伸ばします。入場料無料でガイドツアーもあり、ウイスキー2種類、アップルワイン、ソフトドリンクの試飲もできます。 お金も払わなくて申し訳ないと思わせるほどです…

旅に出て新しい運を手にする

フリーランスで働く特権の一つは、混んでいなくて費用が安く済む時期に旅に出られること。というわけで、毎年、成人の日の連休明けに国内旅行を楽しんでいます。 沖縄方面は暖かくていいのですが、海に入れない中途半端な気候なので、今年は北海道にしてみま…

2015年、旅の成り行きは

前月、12月22日の冬至の日に頼まれてある人の年筮を立てたら「火山旅(かざんりょ)」が出ました。易経の時代には、旅は困難が多く心寂しいものでした。 年筮で「火山旅」が出たら、何かと苦労する一年と読むべきかもしれませんが、現代人にとって、旅はレジ…

暮らすように旅したい

マホロバマインズ三浦の2泊3日プチ断食は、相部屋で申し込んでみました。伊豆高原の断食施設・やすらぎの里に1週間滞在した時は個室にしたのですが、結局、宿泊者同士で過ごすことが多かったのです。 読書やネット、映画では、食事のシーンが出てくると集…

2泊3日の断食inマホロバ・マインズ三浦

「瞑想合宿で1週間、集中的に瞑想するよりも、1日10分の瞑想を毎日続けるほうが大変で、効果も高い」という話を聞きました。美容記事には、「年に数回のエステより毎日のスキンケア」という言葉もあります。 ハウスクリーニングの業者を頼んで、一気にきれ…

羊をめぐる冒険in川本町

島根県川本町に羊飼いがいることは、優春翠から聞いていました。四柱推命では私のラッキーアニマルは羊。 http://d.hatena.ne.jp/bob0524/20131128/1385604836 というわけで、羊飼いの東海林誠さんにも大変お世話になりました。「フィンランド人ジャーナリス…

フルサトで活かす特技

フィンランド人のアンネと島根の川本町に一週間滞在して、東京に戻ってきました。優春翠のおかげで、どこに行っても歓迎されました。日本を深く知りたいアンネにとっては何よりの体験になりました。前回紹介した書籍『フルサトをつくる』には「単にお客さん…

フルサトをつくろう、フィンランド人とともに

2年前、2012年の秋に阿佐ヶ谷ロフトAで、「ニートの歩き方」のphaさんと「ナリワイをつくる」の伊藤洋志さんの出版記念イベントが開かれました。とてもおもしろいトークショーでした。 d.hatena.ne.jp 京都大学卒業という共通点だけで、ベクトルはまったく…

「坤に致役(ちえき)す」 西南で仕事を受注する

九星気学では、八方位に中央を加えた9つの場所を一白水星から九紫火星までの9つの星がぐるぐる回ります。今年の6月(午の月)は年盤、月盤ともに四緑木星が中宮です(東洋占術での月の切り替わりはカレンダーと少しずれていて、午の月は6月6日から7月…

小海町フィンランド夏至祭でネットとリアルの融合

易者にとって、一年で最も重要な日は冬至。 「一陽来復」で最初の陽が生じる日ですから、一年のなりゆきを占う年筮を立てます。フィンランド人にとって、一年で最も酒を飲む日は夏至。 緯度の高いフィンランドでは、北の街へ行けば夏至はほとんど日が沈みま…

旅に出て「一日一生」を実感する

期待していた以上の楽しさだった、おひとりさま北海道温泉ツアー。旅に出るためには仕事の調整も必要ですし、格安ツアーとはいえ、外食したりお土産を買います。 ぎりぎりの料金で泊めてもらっている宿には、夕食時にアルコールを頼んで少しでもお金を落とし…

おひとりさまの北海道温泉ツアー

東京にも大雪が降りましたが、さらに深い雪の北海道へ行ってきました。 目的は温泉です。四柱推命の命式では、私は冬山の温泉。雪を見ながら露天風呂に入ることで、エネルギーが一気に補給されます。冬の北海道ツアーは格安だと聞いていたのですが、探してみ…

旅先で垣間見る人生

ちょくちょく旅に出ているのですが、観光スポットを回るのはあまり興味がありません。今回の島根旅行は、前半、婚活中のお嬢さんたちと一緒だったので、いわゆる観光旅行を体験しました。 お嬢さんたちは2泊3日で私は4泊5日の旅。連休だったので出雲は大…