翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

カウチサーフィン

オランダ人留学生を受け入れる

カウチサーフィンのサイトを通して日本語学校のホストファミリーを依頼された縁で、その学校で教えることになりました。 bob0524.hatenablog.com 教え始めるようになってからも、フィンランド人学生のホームステイを受け入れています。東京の家は狭いし、日…

子どもは親を選べない、留学生はホストファミリーを選べない

沖縄旅行の前日に日本語学校の学生を家に泊めることになりました。 作文のクラスにずっと出ていたベルギー人の女子学生です。 週2回の授業で6週間、12テーマで展開しているので、6週間が終われば別のクラスに移るように誘導しているのですが、彼女は「こ…

「センスのある損」をしよう

週の前半は日本語教師として働き、後半は本業の原稿を書き、一週間が過ぎていきます。ライター業を「本業」と呼ぶのは、収入に占める割合は圧倒的に原稿料が高いからです。 日本語教師は儲かる仕事ではないことは、養成講座に通う前からわかっていました。し…

一年中、サンタクロース

易者の年の区切りは冬至だし、四柱推命や九星気学は立春が一年のスタート。 それでも、世間一般の年末年始ムードに合わせて、この一年を振り返ってみます。四半世紀以上、フリーランスで気ままに働いてきた私が一念発起して教壇に立つようになった年。 本当…

漢字のおもしろさを外国人に伝える

外国人が日本語を学ぶ外国人にとって、最大の障壁が漢字でしょう。ひらがなを一生懸命覚えたのに、さらにカタカナも同じ数だけあると知ってがっくりし、追い打ちをかけるように新聞や本を読むには漢字を覚えなくてはならないと知り、「なんて大変な言語を勉…

日が沈みつつある国

カウチサーフィンでは「東京でホストを見つけるのは至難の業」とされてきました。日本人はシャイで外国人に接するのが得意ではないし、家が狭くて人を招くこともしないのに、泊めるなんて、とんでもない。だから、東京で「ゲスト受入れ可」のステータスにし…

フィンランド人と商店街でお買い物

2月初めにフィンランドからやってきたユハナとユホ。 http://d.hatena.ne.jp/bob0524/20160211/145515523520日間の日本滞在を終え、フィンランドに帰国する前日、うちに寄ってくれました。ユハナには日本好きの友人がたくさんいて、おみやげをリクエストさ…

善意のリインカネーション

今年は海外との交流が活発な一年になりそうです。 新年早々、香港から来たマッティとキャスと会いました。d.hatena.ne.jpそして、台湾・嘉儀では陳君からおもてなしを受けました。 森川巡査が祀られている富安宮をお参りしているうちに正午となり、おいしい…

フィンランド人と朝のコーヒーを

フィンランドからユハナがやって来ました。彼にとっては三度目の来日です。 前回、ホストしたのは2013年4月のこと。 http://d.hatena.ne.jp/bob0524/20130421/1366504611 http://d.hatena.ne.jp/bob0524/20130425/1366849683今回は高校時代からの友達だとい…

台湾で神になった日本人

日本統治下の1931年に甲子園で準優勝を果たした嘉儀農林学校。 映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」では、チームを率いた近藤兵太郎を永瀬正敏が好演しています。 センターを守った蘇正生選手は、「近藤先生は、正しい野球、強い野球を教えてくれた。差別、…

大切なのは手段ではない

マッティとキャスに出会って楽しい時間を共有できたのはカウチサーフィンのおかげですが、カウチサーフィンを通せば、いつもおもしろい体験ができるわけではありません。実際のところ、私が受け取るカウチリクエストのほとんどは、単に無料宿泊所を求めてい…

ポーランドに行くことはないだろうけれど

香港から来たキャスとマッティのカップル。 出会ったのはロンドン。キャスは香港から、マッティはポーランドからの留学生でした。二人は結婚してキャスの故国に住むことになったそうです。キャスは子供と動物専門の写真家。ホームページにはとても魅力的な写…

香港から幸運の風

自宅で仕事をしているので、ほぼ毎日スポーツクラブに行くようにしています。ところが、お正月は休みなので引きこもり状態に。運は人が運んでくるのに、誰にも会わないのでは、一気に運が下がりそうです。 そこはうまくしたもので、カウチサーフィンを通して…

須賀敦子、ナタリア・ギンズブルグ、源氏物語

スイス人のナタリーをカウチサーフィンでホストしたのは、ちょうど読んでいた須賀敦子の本にナタリア・ギンズブルグとの交流が描かれていたのも理由の一つです。 ナタリアはラテン語で「神の誕生日」を意味する女性名。フランス語形がナタリーです。トリエス…

ジュネーブからの風

2年前にはフィンランド人の旅人を次々とホストしたのですが、このところはずっとカウチサーフィンから遠ざかっていました。リクエストは届きます。でも、あまり魅力的だと思えないゲストをわざわざ泊める気にはなりません。特別なおもてなしをするわけでは…

引きこもりでも、世界とつながる

前回のエントリーでブログを紹介させていただいた齋藤慎之介さん。 http://nosumaru.com/ 現在、ニューヨーク州立大学に留学中で、専攻はメディア学やデザイン。 プロフィールを拝見すると、フィリピン語学留学や東南アジアバックパック旅行をしたり、英語も…

人と巡り会うためには、Airbnbよりカウチサーフィン

NHKラジオの実践ビジネス英語では、英語を学ぶだけでなく、アメリカの社会の動きを知ることができます。9月後半のテーマは「コラボレーティブ・ライフスタイル」。共同(連帯、協力)する生活様式とは、モノを購入する代わりに、レンタルやシェアするこ…

評価経済社会とカウチサーフィン

キンドルを使うようになって、気軽に本を買えるようになりました。 本棚はもう一杯で、新しい本を買うためには古い本を手放さなくてはいけないのですが、電子書籍なら収納スペースは不要です。今週、読んだのがこれ。超情報化社会におけるサバイバル術 「い…

日本の神様≠god

NHKラジオ英会話7月最終週は小泉八雲の『怪談』から"A Dead Secret"が教材でした。フィンランド人のアンネの来日前に島根を紹介するために使ったキーワードの一つが小泉八雲(Lafcadio Hearn)でした。 小泉八雲は一神教の厳格なのキリスト教になじめず…

羊をめぐる冒険in川本町

島根県川本町に羊飼いがいることは、優春翠から聞いていました。四柱推命では私のラッキーアニマルは羊。 http://d.hatena.ne.jp/bob0524/20131128/1385604836 というわけで、羊飼いの東海林誠さんにも大変お世話になりました。「フィンランド人ジャーナリス…

ネット時代、いかに人と出会うか

3ヶ月間の日本滞在を終え、アンネはフィンランドに帰っていきました。 別れ際に、「どんな言葉でお礼を言ったらいいのかわからない」と感謝されましたが、お礼を言うのは私も同じ。 アンネがいたからこそ、おもしろい人とどんどん知り合えました。 普段、自…

フルサトで活かす特技

フィンランド人のアンネと島根の川本町に一週間滞在して、東京に戻ってきました。優春翠のおかげで、どこに行っても歓迎されました。日本を深く知りたいアンネにとっては何よりの体験になりました。前回紹介した書籍『フルサトをつくる』には「単にお客さん…

フルサトをつくろう、フィンランド人とともに

2年前、2012年の秋に阿佐ヶ谷ロフトAで、「ニートの歩き方」のphaさんと「ナリワイをつくる」の伊藤洋志さんの出版記念イベントが開かれました。とてもおもしろいトークショーでした。 d.hatena.ne.jp 京都大学卒業という共通点だけで、ベクトルはまったく…

いつだって、いまが一番大変で大切

大学時代の友人が、就活中のお嬢さんから「お母さんは正社員になって、どんな仕事をしていたの?」と聞かれたそうです。私たちが大学を卒業したのは、30年近く前のことです。 「お茶くみとコピー取り、出張費の清算」と答えたら、「え、そんなことをやるだけ…

「新しいお金」をどんどん回そう

3ヶ月間の日本滞在を楽しんでいるフィンランド人のアンネ。 新宿の日本語学校でしっかり勉強しながら剣道に打ち込み、日本の話題も取材するなど、充実した毎日を送っています。最後の2週間は四国と島根を旅する予定で、島根には私も同行します。学校が始ま…

ディランも神、バースも神

シカゴからの旅行者、マイケル。 カウチサーフィンを通した出会いですが、自宅でのホストではなく、築地と銀座で3時間ほど過ごしました。 とても密度が濃く、忘れない体験となりました。アメリカ人やイギリス人、アイルランド人など英語のネイティブスピー…

弟子の準備ができた時に師が現れる

カウチサーフィンは、アメリカの大学生によって作られた旅行者交流サイトですから、若者向けです。 50代の私が活用するのは少し無理があります。 だから、若者のように無鉄砲にカウチリクエストを送るのではなく、まず東京でホストしたりメール交換を通して…

人生にテーマを持とう

フィンランドから来たアンネは翌日から新宿の日本語学校に通い始めました。 「初日はクラス分けのテストがある」と勉強に余念のないアンネ。 もう来日7度目だし、去年は四国の歩き遍路を一人でやり通したのですから、ある程度の日本語は身についているはず…

カウチサーフィン2.0

フィンランドからアンネがやって来ました。 去年の6月に初めて会って、我が家でホスト。9月にはフィンランド・セイナヨキのアンネの家に泊めてもらいました。カウチサーフィンについて、「会ったこともない外国人旅行者を自宅に泊めるの?」とぎょっとされ…

化学反応で生じる新通貨

このブログで何度も書いていますが、あらゆる運は人との出会いによってもたらされます。西に黄色を置いても一歩も外に出ず、誰とも出会わないで過ごしては、金運は上がりようもありません。 「いや、引きこもりでもネットを使って儲けられる」という反論があ…

つながった後に、何をするか

今年の6月、カウチサーフィンでホストしたアンネ。9月には彼女の住むフィンランドへ。 そして来年の5月にアンネがまた日本にやって来ると聞き、がぜん楽しくなってきました。今回は3ヶ月間の滞在。 休暇に関してはフィンランドはうらやましい限り。社員…

アンネの黒いランドセル

9月のフィンランド旅行で最もお世話になったのが、新聞記者のアンネです。東京でホストしたのは、今年の6月。フィンランドでは、勤続10年で有休1年 http://d.hatena.ne.jp/bob0524/20130613/1371082451カウチサーフィンは、グローバルお接待 http://d.hat…

ヘルシンキ、大人のフラットシェア事情

フィンランドでは、年齢的には若くても、精神的に成熟している人とばかり会ったような気がします。 たとえば、スザンヌのフラットにカウチサーフィンで泊めてもらったとき。100平米以上ある広いフラットで、8畳ほどの個室が3つ。 スザンヌ(ドイツ人)、ヴ…

大人の国フィンランド

いつまでも学生時代の延長のような生活を送っているせいか、いい年をして、自分が大人だという自覚がありません。今年になってフィンランドの友人が一気にできました。 10代から60代まで、さまざまな年齢ですが、全員、精神年齢は私より上でした。サムとエリ…

フィンランド人に学ぶ戊(つちのえ)の生き方

フィンランドは、緯度の高い国ですから夏と冬で昼間の長さがまったく違います。夏至のお祭りでは、ほとんど太陽が沈まないまま朝になるので、酒豪は延々と飲み続けるとか。一方、冬は日照時間が短く、うつ病になる人も多いそうです。東洋占術では、陰陽五行…

オーガナイズされた生活

9月のフィンランド旅行では、編集者エリカのお宅にカウチサーフィンで2泊して、行き当たりばったりの生活を反省するいい機会になりました。エリカとサムは40代の夫婦。大学に入学したばかりの18歳の長女、小学6年生の長男の4人暮らしです。半年以上にわ…

本当にすばらしい瞬間は撮影できない

NHKラジオの実践ビジネス英語、8月後半のテーマは、Good Food, Nice Manners(おいしい食事、よいマナー)でした。kamomeskyさんが杉田先生とヘザーさんがテーマについての会話を書き起こしてくださっています。 http://d.hatena.ne.jp/kamomesky/201308…

海外で「日本人でよかった」と思えるありがたさ

ずっと英語の勉強を続けているつもりなのですが、海外で英語での会話となると、頭の中の考えをすべて口にすることができず、くやしい思いをすることがあります。「どうして英語がネイティブの国に生まれなかったのだろう」に始まり、「読み書きではなく、会…

赤いハンモックと黒い猫

カウチサーフィンの醍醐味は、どんな寝床で寝るか、その日になるまでわからないことです。フィンランド到着初日は時差ぼけ解消のため、ヘルシンキ中央駅近くのホテルに泊まりました。Booking.comで予約したので、写真や口コミでだいたいどんなところか想像で…

一日が一週間に感じられる旅

二週間のフィンランド旅行から帰国しました。カウチサーフィンでホストしたフィンランド人を中心に、会いたい人すべてに会えました。一人旅ですが、一人で食事をしたのは、時差調整のためにホテルに宿泊した最初の夜ぐらいです。 「シャイで内向的なフィンラ…

カウチサーファーは現代の宮廷道化師

海外旅行先で、無料で人の家に宿まる。 カウチサーフィンを一言で紹介するとこういうことになります。「そんなうまい話があるわけがない」というのが一般的な反応。 「ただほど高いものはない、危険だからやめたほうがいい」という声も聞きます。たしかにお…

ハーメンリンナでアイスクリームを食べる日

フィンランド人のヨルマをホストしたのは、彼がハーメンリンナに住んでいるから。 村上春樹の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』では、多崎つくるは高校時代の友人・クロに会うためにハーメリンナに向かいます。クロはフィンランド人男性と結婚し…

ネットカフェは書斎、コンビニは冷蔵庫、スポーツクラブは浴室

フィンランド人旅行者のヨルマは先週木曜日にやってきました。 あいにくその日は、7時からの飲み会の予定が入っています。一次会だけで帰るとしても、帰宅は9時半になってしまう…。そこで思いついたのが、ネットカフェです。 ヨルマにはお昼にいったん自宅…

ネット上だけで信用を得られるフィンランド人

こう暑くてはフィンランド人旅行者なんて来ないだろうと思っていたら、カウチリクエストが舞い込みました。ヨルマという青年。きちんとした文章だし、写真もまじめそう。でも、今回の日本旅行で初めてカウチサーフィンを利用するというビギナーです。 ホスト…

カウチサーフィンQAその2(待ち合わせ、食事、観光)

カウチサーファーとどこで待ち合わせるか。 たいていの外国人は成田空港が東京都心とかなり離れていることを実感としてわかっていません。 携帯電話の契約や両替にも時間がかかります。 「朝、成田に着くからランチを」と約束して、3時過ぎになったこともあ…

カウチサーフィンQAその1(サーファーの選び方)

カウチサーフィンについてよく質問されることをまとめてみました。最もよく言われるのは「外国人を泊めるのには抵抗があるけれど、会ってみるのはおもしろそう」というものです。カウチサーフィンでは「カウチあり」「カウチあるかも」「コーヒー・オア・ド…

ネットの向こう側の人をリアルに想像できるか

旅行の準備で最も頭を悩ませるのが持っていく本の選択です。 フィンランド旅行にはkindle HDを持参し、本は電子書籍にすることにしました。IT大国のフィンランドではネットがつながりやすいので、kindle HDで検索やメールの送受信をすることにし、日本との…

カウチサーフィンは、グローバル「お接待」

四国八十八ヶ所巡りを終えたアン姉さんをホストして、じっくりと話を聞きました。とあるジャーナリストが、「アメリカのパーティで、レストルームでメモを取っているのは同業者」と書いていました。社交の場で紙とペンを取り出すのは無粋なこととされている…

フィンランドでは、勤続10年で有休1年

ヨレ・マルヤランタのファン仲間のキョウコさんから「昨年、ホストしたフィンランド人ライターのアンネと会うので、一緒にどうか」と連絡をもらいました。 「同業だから話が合うんじゃないか」とのこと。新聞記者だそうです。同じライターといっても、組織に…

幸運なカウチサーファーを招きたい

カウチサーフィンをやっている理由は人それぞれです。 日本だと英会話上達、国際交流などが一般的でしょうか。「フィンランド人の友達を作りたい」が私の表向きの理由。もうひとつ目指しているのは、開運です。風水で最も重視されるのは、玄関です。 玄関を…