翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年秋、スペイン巡礼(フランス人の道)。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。おかげさまで重版になりました。

どうせ買うなら使用頻度の高い物を

映画『ノマドランド』の影響で、所有物はできるだけ少なくしようと思いました。

しかし、定住生活では、あれこれ必需品を買わないわけにはいきません。

 

以前、風水の大家に取材した時、「数年に一度しか出番のないよそ行きの服やバッグ、宝石を買うより毎日部屋で目にするカーテンを新調するほうがずっといい」という話を聞きました。毎日カーテンを開け閉めするたびに幸せな気持ちになれるからです。

 

その点では昨年買い替えた換気扇(フラット形レンジフード)に大満足です。

なにしろ、掃除をしなくていいのです。

換気扇掃除といえば大掃除の定番ですが、なにかとあわただしい年末には手が回らないことが多く、「暖かくなってからやろう」と先延ばし。毎日、換気扇のスイッチを入れるたびにどんよりした気持ちになるし、家に人を招いてもキッチンには入ってほしくありませんでした。

 

2年前に築20年のマンションのリノベーションを行い間取りを変更し、フローリングや壁紙を新しくしました。

キッチンは特に不満がなかったので手を付けなかったのですが、リノベーション後に換気扇を新しくしました。普通の家電のように店ですぐに買えるわけではなく、店頭で申し込みをして設備業者のアポを取り、実寸を測り見積もり。代金を支払ってから取付工事となります。手間がかかりましたが、それだけの価値があります。

 

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約2か月に一度、洗浄ランプが点灯したら、お湯をセットして自動洗浄。排水はあまり汚れていないので本当にきれいになっているのか半信半疑ですが、そういうものだと割り切って使っています。

説明書によるとファンフィルターの交換は10年に一度とありますが、うちはあまり料理をしないのでもっと持つかも。うまくいけば一生、このままでいけるかも。とにかく、換気扇掃除から解放されたのは大助かりです。