月火水と日本語学校で教えて、水曜日の夜は解放感でいっぱいです。学校帰りのサウナと水風呂が何よりの楽しみです。
サウナと水風呂を繰り返しているうちに、細かいことはなんでもいいんだよ、という気にはなるのですが、サウナのテレビはやっぱり邪魔。番組ならまだしも、コマーシャルの音声は苦手です。
新宿のテルマー湯は、広々としたサウナに、水風呂のキレがよくて、休息スペースもゆったりしています。毎週でも通いたいのですが、サウナのテレビがうるさいのに閉口します。私は発達障害ぎみなのか、自分が選んでいない音を強制的に聞かされるのが本当にいやです。
自宅の近所に二軒の銭湯があり、サウナも完備しています。
銭湯の料金460円に200~300円なりの追加料金を払ってサウナへ。タオルも貸してくれるので、荷物も軽くてすみます。
銭湯のサウナは狭いのですが、テレビがありません。
私が行くのは日本語学校から帰った午後5時ころ。夕食準備の時間帯のせいか、女湯のサウナに入る人はほとんどいません。世の中にこんなに好ましい場所が他にあるでしょうか。
見知らぬ土地を旅したい。有名な温泉に入りたい。
そんな思いから、海外や温泉旅行に出かけたものですが、身近なところにも最高のスポットがありました。
メーテルリンクの『青い鳥』じゃありませんが、わざわざ遠くに行かなくても、幸せは近くにあるものだと実感しています。
私が教えている日本語学校は欧米人の学生が大半のため、お正月休みがありませんでした。近所のサウナが休業だったので、途中下車して中野の銭湯へ。東京の銭湯は年々減っているようですが、営業を続けている銭湯は、どこも店主の個性がにじみ出て、味わいがあります。