翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)、ビジネス記事翻訳。副業で外国人に日本語を教えていましたが、2019年3月で卒業。フィンランドが大好き。ウラナイ8所属。

コロナ禍で「福」を再確認

 外出自粛期間に痛感したのは、自分だけの確かな幸福を持っている人が一番強いということ。それは人と比べて年収が高いとか、子供が優秀という相対的な幸福ではなく、くだらないと馬鹿にされようとも、とにかく楽しめる活動です。

 

おもしろい本をむさぼり読み、好きなアイドルの映像を観ていれば幸せという人は、外出自粛期間はまったく苦にならなかったでしょう。

 

私の場合は、読みたかった本が全部読み切れず、「クリミナル・マインド」だって何本も残っています。外出自粛が延長されても何とかしのげます。

しかし、身体でダイレクトに感じる「絶対幸福感」にずっと飢えていました。

 

まず、サウナと水風呂。

スーパー銭湯健康ランドは休業。東京都の銭湯は営業を続けていましたが、併設しているサウナは使用不可で銭湯自体が自宅にお風呂がない人のためとなっていました。

 

となると、狙うはサウナのあるホテル。

5月末からドーミインが近隣住民向けの特別プランを発売しました。住んでいる都道府県のドーミインに格安で泊まれます。

渋谷神宮前のドーミイン、ツインルームに二人で泊まれば朝食付き一人3500円! 

早速、泊まりに行ったところ、チェックイン時がリアル『翔んで埼玉』。東京都民であることを示す証明書が必要です。 

 

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部屋の窓から山手線が見えました。

 

昨年の3月、自宅のリノベのために1か月ほど宿を転々としたのですが、渋谷のドーミインは満室続きで、しかもシティホテル並みの宿泊料金でした。都内のドーミインには一生泊まらないだろうと思っていましたが、絶好の機会が到来。

共立メンテナンスは女湯も男湯と同じ広さのサウナ、水風呂を設置する企業姿勢を支持しているので、コロナ禍による売上減が心配ですが、安く泊まれるとついうれしくなります。

 

ドーミイン渋谷神宮前の浴室は2階。都心ですからそう広くなく、外気浴ができるスペースもありませんが、サウナと水風呂があるだけで大満足。

 

サウナで火照った体を水風呂で冷やし、手ぬぐいで体を拭き、静かに座っているうちに体の内側からエネルギーが満ちてきて、ささいなことはもどうでもよくなります。これを3回繰り返し、そして寝る前に3回、早起きして朝食前に3回。

願わくばコロナの第二波が食い止められて、サウナ休業なんて事態がもう二度と来ませんように。サウナと水風呂がある限り、どんなに乱れた心も整えることができるはずです。

 

そして6月からはスポーツクラブが再開。

ズンバのレッスンも始まりました。60分のレッスンが30分に短縮され、スタジオの床にはパーソナルスペースのテープが貼られた窮屈なレッスンですが、それでも十分満足です。インストラクターと他の参加者と同じ空間で同じ音に合わせて踊るという臨場感。これをずっと待っていました。家でYouTubeを見ながら踊るのとはまったく違います。

 

ズンバがあまりにも好き過ぎて、加齢で止めなくてはいけない日を恐れていたこともありました。いくら鍛えたからといって、永遠に踊れるわけじゃありませんから。

でも、コロナ禍で2か月ぶりに踊ってみて、先のことを心配するより、今この瞬間に踊っていることだけを楽しもうと思えるようになりました。

 

コロナはさまざまな禍をもたらす一方で、当たり前だと思っていた「福」を再確認できました。