翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)、ビジネス記事翻訳。副業で外国人に日本語を教えていましたが、2019年3月で卒業。フィンランドが大好き。ウラナイ8所属。

九十九里浜の夜はふけて

2020年は子年。

十二支には三合という関係があります。十二支を円周上にならべて、正三角形になる組み合わせで、西洋占星術ではトライン。正三角形は最も安定した形ということで、吉方位取りに使われます。

子と三合になるのは辰と申。子年の辰月(4月)に台湾(申方位)に行くはずだったのですが、コロナで頓挫。だったら、申月(8月)に辰方位ということで、九十九里浜に行ってきました。東京都民は不要不急の移動は自粛すべきですが、首都圏内ならまあいいんじゃないかと出かけました。

 

目的地に選んだのは九十九里浜の「太陽の里」。サウナと水風呂がある日帰り温泉施設で宿泊もできます。

東京駅から千葉、外房線で茂原へ。茂原ではホスピタリティあふれる洋食店でランチを食べ、予約していた送迎バスで「太陽の里」へ。

 

お風呂は最高。

BS朝日の「サウナを愛でたい」で東久留米のスパジアム・ジャポンを訪れたヒャダインが、水風呂のはしごをしていましたが、太陽の里ではサウナを出てすぐに水風呂があり、露天にはちょっとぬるめの2つの水風呂があります。外気浴のための腰掛ける場所も多く、空気にはほんのり潮の香。まさに整い放題です。

 

ゆったりとサウナと水風呂の交互浴を楽しんでいたところ、にぎやかなおばさまたちが乱入。サウナでの会話を小耳にはさめば、大衆演劇の追っかけ軍団のようです。

 

夕食を取りに食堂に行ってみると、18時から歌謡ショーが開催。おばさまたちは客席前方に陣取って熱い声援を送っています。

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一見、密ですが、終演後の撮影タイムで前方に集まったため。後方にはゆったりしたテーブル席もたくさんあります。九十九里はお風呂も部屋もすべて大きめでした。

コロナ対策のため、歌や台詞はすべて録音されて役者は動くだけ。それでも追っかけにとっては生身のアイドルを間近に見られるのだからうれしいでしょう。「コロナで終演後の握手がなくなった」と嘆く声も聞きましたが、役者が舞台の袖まで来るとおひねりをねじこんでいるおばさまも。

「私は桃太郎」「私は桃之助」とかサウナで語っていたのはそれぞれの担当なんでしょう。

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コロナでこの温泉施設も大きなダメージを受けただろうし、劇団もずっと休演だったでしょう。この先どうなるのか、ネガティブに考え始めると不安は尽きませんが「好き」をエネルギーにするからこそ人は生きていけます。入浴料金だけでご贔屓のアイドルを間近に見られるおばさまたちをうらやましく感じました。

 

ままならないことが多いけれど、なんとか楽しみの種を見つけていきていこう、そんなエネルギーを得た九十九里浜でした。