翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年秋、スペイン巡礼(フランス人の道)。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。おかげさまで重版になりました。

申年・子月に辰方位へ吉方取り

東洋占術を学んで以来、年だけでなく月や日の十二支も意識するようになりました。

西洋の暦が入って来る前の日本では、年・月・日・時間を十二支で呼んでいました。
午(うま)の刻が正午12時からの2時間、子(ね)の刻は午前0時からの2時間。「草木も眠る丑三つ時」は、丑の刻(午前1時〜3時)を4つに分けた3番目ですから、午前2時から2時半。電灯がなかった時代は起きている人なんていなかったのでしょう。

九星気学では吉方に行くことで開運する術ですが、そこに十二支の三合(さんごう)を加えると効果は倍増します。
子を北、午を南にして十二支を円形に並べると、60度の角度になる3グループができます。
申子辰(さるねたつ)、巳酉丑(みとりうし)、寅午戌(とらうまいぬ)、亥卯未(いうひつじ)。

自然界で最も安定している形は正三角形だそうです。
西洋占星術でも、牡羊座・獅子座・射手座が火のエレメント、牡牛座・乙女座・山羊座が土のエレメント、双子座・天稟座・水瓶座が風のエレメント、蟹座・蠍座魚座が水のエレメントと。正三角形を作るグループは相性がいいとされています。

そこで、年の十二支、月の十二支、方位の十二支で正三角形になるタイミングを狙って吉方旅行に出かけています。
九星気学の凶方である暗剣殺、五黄殺、年破、月破を除くと、1年に1回あるかないか。

「どこに行ってもいい」となると、計画が立てにくいし、「そのうち行けばいいや」と先延ばししがちですが、三合の吉方旅行は待ったなしです。

今年(申年)、今月(子月)で条件がそろったので、東京から辰方位にある千葉の九十九里に出かけました。
快晴に恵まれ、千葉の海の幸を堪能。今年は南の横須賀・三浦方面にもよく行ったのですが、千葉もとてもいいところでした。

申子辰は、母なる大地(西南)から生み出されたもの(北)が、大きな実りへと整っていく(東南)プロセスです。コツコツと働いて手にした成果を育て、社会に還流。俗世的には蓄財効果も期待できます。

吉方取りの効果でお金が増えれば、千葉の海の近くに別荘を持つのもいいかと思ったのですが、所有すると管理が大変です。東京から日帰りできる距離なのですから、快適なホテルに素泊まりして、地元の居酒屋を飲み歩いて短期滞在するのが気楽でいいと思います。


オーシャンビューの部屋から、太平洋の日の出を拝むことができました。

夏瀬杏子先生のお力添えにより、南阿佐ヶ谷のウラナイ・トナカイで「2017年の吉方取り講座」を開催します。
2017年1月7日(土)11:00〜13:00
詳細は杏子先生のブログで。
http://annco.blog.jp/archives/1062795307.html