翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

水曜日はサウナで「ととのう」

ぬるめの温泉が好き。日本で一番気に入っている温泉は島根県の小屋原温泉です。

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ぬるいお湯につかって、皮膚とお湯の境界線がわからないくらい長湯します。

 

サウナはあまり好みじゃありませんでしたが、phaさんのサウナ体験を読んで、もしかしたらとてもいいものなのかもしれないと思いました。

 

ひきこもらない (幻冬舎単行本)

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水風呂に入ると、サウナで朦朧としていた意識が急激にパキッとした感じになった。視界が一気にクリアになるのがわかる。この感覚はちょっと面白い。

この冷たさも皮膚にとっては良い娯楽だろう。

 

サウナで「ととのう」ためには、水風呂が不可欠のようです。

そういえば、西式健康法の一日体験入院でも温冷浴は水風呂でしめるように指導されました。

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週5~6回通っている近所のスポーツクラブにサウナがあります。

でも、水風呂がないのが致命的。冷たいシャワーでは体の芯まで冷やすことはむずかしいし、水の無駄使いです。

 

スポーツクラブの休館日は水曜日。

そして、私は月曜日から水曜日まで日本語学校で教えています。日曜日の夜は「明日から学校か…」と憂鬱になり、水曜日の午後、授業が終わると心底うれしくなります。

 

そこで水曜日をサウナで「ととのう」日としました。

学校のある渋谷から自宅までの帰り道、サウナに入れるところがけっこうあります。

新宿のテルマー湯に大久保の韓国式サウナ、そしてサウナのある銭湯。

 

サウナに入ると「暑い」、水風呂に入ると「冷たい」という感覚だけに支配されて、授業での数々の失敗や相性の悪い学生、同僚の先生からの嫌味など、どうでもよくなってきます。

そしてサウナと水風呂のセットを繰り返しているうちに、「とにかく今週は終わった、来週も続けよう」という気になってきます。ポジティブシンキングというわけではなく、「世の中いろいろあるのが当たり前」という開き直りの心境です。

 

そういえば、私がこの数年ハマっているフィンランドはサウナ大国です。

カウチサーフィンで泊めてもらったヘルシンキの家庭やタンペレ郊外の別荘にもサウナが完備されていました。

別荘は湖のほとりにあり、おとなりは100メートル以上先。サウナから出たら真っ裸で湖で泳ぎます。

 

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 アンネのボーイフレンドのお父さん。別荘には船着き場もあり、湖で採った魚はそのまま焼いたり、燻製にすることもあります。

 

外国人は温泉や銭湯で裸になりたがらないことが多いのですが、フィンランド人なら大丈夫です。

そのフィンランド人が日本のサウナで心底驚くのは、テレビがあることです。

彼らにとってサウナは神聖な場所だからです。

 

せっかくのサウナなのに、聞きたくもないテレビの音声を聞かされるのは苦痛ですが、サウナと水風呂のセットを繰り返していると、「そんなことどうでもいいか」という気になってきます。そして、水風呂の静寂がありがたくなります。

 

「サウナでととのう」はネットでかなり話題になっているはずなのに、ほとんどの人は水風呂にさっとつかって出る程度で、私のように数分間入っている人はあまりありません。

水風呂の冷たさに驚いて、微動だにせず肩まで入っている私に「あなた、大丈夫?」と声をかけてくれた人もいました。

そんなことも含めて、週に一回のサウナと水風呂は雑念をリセットするいい機会です。