ボブ・ディラン
NHKラジオ英会話、来月からは講師の遠山顕先生が急病のため、再放送になるそうです。 日本語学校で教えるようになって「急に病気になったらどうしよう」と不安になることがよくあります。生身の人間を相手にする仕事は、プレッシャーが大きく「なんでこん…
ディラン先生がノーベル文学賞候補というのは、ジョークのようなものだろうと思っていたのに、本当に取ってしまうとは。 授賞理由は「新しい詩的な表現の創造」とのことですが、ディラン先生自身、詩人と呼ばれることを嫌っているんですけどね。 You don't h…
今月のNHKラジオ英会話のテーマは、LA Story(ロサンゼルス物語)。テキストの前書きによると、小津安二郎の『東京物語』のアメリカ版だそうです。アリゾナ州フェニックスで一人暮らしをする老いた父とロサンゼルス在住の娘夫婦が登場します。 父が転倒して…
オリンピックも終わり、プロ野球も終盤戦。スポーツ観戦の楽しみは来年春の開幕までおあずけです。若い時期に人生のピークを迎えるスポーツ選手は、その後の長い人生をどう過ごすのかがむずかしい。 でも、一般人にしても、人生の折り返し地点を過ぎると、失…
深夜に何気なくテレビをつけたら、『小公女』の実写ドラマをやっていました。 思わず引き込まれました。子供の頃から西洋かぶれだった私は、欧米の少女物語が大好きだったのです。子供時代に何度も読んだお話は、性格形成に大きな影響を与えているような気が…
今年の会場は渋谷のオーチャードボール。 ボブ・ディランを人生の師と仰ぐ私は、公演というより同窓会で恩師と再会するようなもの。御年74歳ですから、何を差し置いても行かなくては。ディラン先生の気まぐれで、お台場のライブハウスで開催されたときは、先…
お花見シーズン到来。今年も近所の公園で桜を満喫しました。台湾なら、桜の見頃は2月から3月。いつか阿里山の桜を見ることがあれば、奮起湖のお弁当も食べてみたい。嘉儀の檜村で観た阿里山紹介ビデオで奮起湖のお弁当が紹介されました。 かって、阿里山に…
折に触れて須賀敦子の本を再読します。どれか1冊を選ぶとしたら、やはりこの本。ヴェネツィアの宿 (文春文庫)作者:須賀 敦子発売日: 1998/08/05メディア: 文庫今でこそ海外留学や国際結婚はめずらしいことではありませんが、須賀敦子がフランスやイタリアで…
BS-TBS「SONG TO SOUL」、年末に「We Are The World」を取り上げたので、ボブ・ディランがちらりとでも出るかもしれないと期待して観ました。アフリカの飢餓を救おうとミュージシャンが立ち上がるのは、イギリスの「Do They Know It's Christmas」(1984年)…
12月が近づくと、そわそわしてきます。組織に属さずフリーランスで働いている私は、年の瀬だからといって特にあわただしいわけではありません。冬至が近づいてくるからです。六つの陰陽を重ねて占う易者は、陰が極まって陽に転じる冬至の日に、易(年筮)を…
フィンランドの18歳、ヘンリク君の通っている日本語学校は、スウェーデンで生まれ、現在の本社はスイス。「現地の言葉を現地で学ぶ」というポリシーで、世界各国に学生を留学させています。 渋谷校で日本語を学ぶ学生の大半は10代から20代の欧米の若者のよう…
いくつになっても、4月は新しいことを習い始める月。今年の4月は仏教伝道協会でステファン・グレイス先生の講座が始まりました。 これまで1年半、ケネス田中先生の講座に出席していたのですが、大学がお忙しくなったそうで、ステファン先生にバトンタッチ…
スピードや輸送効率を追求しない三江線はすばらしいと思えるのも、ボブ・ディランの曲をずっと聴いてきたからです。しかし、長年聴き続けても、意味がよくわからない曲もたくさんあります。 たとえば、「ラブ・マイナス・ゼロ」という不思議なタイトルの曲。…
今回の島根の旅では、三江線に乗ることも目的の一つでした。 島根県江津(ごうつ)市と広島県三次(みよし)市を結ぶJR西日本の路線で、JR東日本の岩泉線の廃止後、乗客が最も少ないともいわれています。 2013年の豪雨により不通となり、昨年の7月に運…
ボブ・ディランのテーマタイムラジオアワー。 99回めのテーマは、"Question"でした。"What Do You Want the Girl to Do?","Who's That Lady?"など疑問文の歌を集め、マービン・ゲイの"What's Going On?"もかかりました。冒頭の"Who Do You Love?"は、ザ・バ…
テクノロジーの進化により、「なくなる仕事」のリストがよく出回っています。オックスフォード大学で人工知能を研究しているマイケル・A・オズボーン准教授によれば、人間が行う仕事の約半分は機会に奪われるそうです。 gendai.ismedia.jp先日も「歯科技工士…
私がみうらじゅんのファンになったのは、ボブ・ディランつながりですが、ファンになった状況もよく似ています。 私が聴き始めた頃のディランは、もはや旧時代に属する人間だと思われていました。何より「フォークの神様」というレッテルが、当時の若者にはす…
毎週、NHK『笑う洋楽展』を楽しみにしています。「いつも心にディランと仏教を」 d.hatena.ne.jp高円寺フェス2014で、みうらじゅんと根本敬のトークイベントがあると聞き、いそいそと出かけてきました。みうらじゅんには、「高円寺は日本のインド」という名…
「二人の愛は永遠に」というラブソングに、みうらじゅんが「仏教を学べ」と突っ込んだというのが前回のエントリー。みうらじゅんの信奉するボブ・ディランも数多くのラブソングを書いています。 『風に吹かれて』『時代は変わる』などのプロテスタントソング…
NHKBSプレミアムの『笑う洋楽展』、毎週楽しみに観ています。 http://www4.nhk.or.jp/warauyo/みうらじゅんがいかにボブ・ディランと仏教を信奉しているかがよくわかります。 歌手の紹介で「この人はボブ・ディランにあこがれて歌手になろうとした」と…
入棺体験で、生と死はそれほどかけ離れているものではなく、つながっているものだと感じるようになりました。 新しいことと古いことも正反対のようでいて、新しいものは誕生した瞬間から古くなっていきます。今年のディラン先生の誕生日(5月22日)にNHK…
NHKの「音楽音泉」という番組を観ていたら、「やる気がアップする曲」として、ボブ・ディランの『ライク・ア・ローリング・ストーン』が流れてきました。 選曲した森山直太朗は、「観客からのブーイングの中、この曲を演奏するシーンに感動した」みたいな…
ほぼ毎日、スポーツクラブのズンバのレッスンに出ています。 レッスンの開始時刻は、朝10時30分、別の曜日はお昼の12時50分、午後4時20分、午後7時など、曜日によってまちまちです。 「今日は何時にレッスンがあるか」を基準に食事や仕事の配分を考えます…
前回に続き、ミュージカル「ブリング・イット・オン」から学んだこと。チアリーディングの大会での優勝にこだわる主人公キャンベルへのアドバイスにグレイトフル・デッドの名前が出てきました。グレイトフル・デッドは、ゆるい生き方の象徴なのかも。アメリ…
ボブ・ディランの隠れた名曲の一つ、"Let Me Die in My Footsteps"。 歌詞が政治的すぎるということでアルバムには収録されず、ブートレッグ盤ででやっと聴けました。サビの部分。Let me die in my footsteps Before I go down under the ground.footstepは…
前回のエントリーで、天海玉紀先生の坐禅についての文章を紹介しました。「ある意味、どうでもいい。でも、だからといって、いいかげんにあつかっていい、というわけではない。 なにもかも、はかないものだからこそ、一瞬一瞬、ひとつひとつをだいじにしない…
2月の立春から坐禅を始めて3か月目。 d.hatena.ne.jp 月に一度か二度、約30分を4回、2時間坐ります。 最初はそんなにじっとしていられるか不安だったのですが、やればなんとかなるもの。 区切りの鐘の音が鳴ると、「あ、もう30分が過ぎたか」と思います…
ボブ・ディラン30周年コンサートが2週にわたってNHK−BSで放映されました。 私が持っているDVDには収録されていない曲も放映されので夢中になって観ました。 みうらじゅんの解説も楽しい。 ディラン先生のレコード・デビュー30周年を記念したコンサ…
私が坐禅を始めたのは、まさにご縁があったから。 人生で起こることのすべては、人との縁によって生じます。まさに「縁起」です。ボブ・ディランの「テーマ・タイム・ラジオ・アワー」では、毎回、おもしろいエピソードが紹介されます。 Colore(色)がテー…
前回に続き、ボブ・ディランの「テーマ・タイム・ラジオ・アワー」について。「靴」がテーマの回は、運気の不思議だけでなく、シンプルであることの大切さについても学びました。オハイオ州のリスナーからのメールが読み上げられました(ディラン先生の自作…