旅のサブスクというフレーズに惹かれて、HafH(ハフ)を始めてみました。といっても一番安いライトプラン(月額2980円)です。
コロナが収まったら、日本各地でのワーケーションを本格的に始めたいので月額9800円のスタンダードプランも検討しましたが、大好きなドーミーインが対象施設に入っていません。せっかく旅行しても一泊だけというのは気忙しいので、もっぱら近場の旅でハフを使っています。寝る場所が変われば気分も改まり、発想も広がります。
先日は新宿の温泉旅館由縁へ。
こういう宿にも泊まれるのは、ハフコインという仕組みがあるから。入会特典などでコインが潤沢にあるので、予約できました。コインが乏しくなったら、サウナ施設のカプセルルームとか、ホステルのドミトリーにしか泊まれません。一泊ならそれもおもしろいはず。
ウラナイ8でよく利用していていた貸会議室のある新宿医大通りを先に進むと由縁があります。訪れるだけなのと泊まるのでは、通りの印象が変わります。隠れ家のようなイタリアンの名店も発見しました。
近くに新宿御苑もあります。エンパイアステートビルを思わせる代々木のNTTドコモタワーを見上げると、気分はセントラルパークを散歩するニューヨーカー。
由縁にはサウナと水風呂はなく、温泉も運び湯ですが、最上階の露天風呂からの眺めが最高です。西新宿の高層ビル街は、摩天楼が立ち並ぶマンハッタンのよう。快晴の日だったので、日暮れになると空がゆっくりとオレンジ色に染まっていきます。マンハッタンの高層マンションに住む富豪もこういう風景を目にするのでしょうが、露天風呂に入りながらという贅沢ができるのはここだけ。夕食後の夜景、そして翌日の朝と温泉以上に風景が楽しめました。
新宿に泊まれば、あっという間に帰宅できます。自宅はコインも要らず何泊でもできるサブスクホテル。ベランダからは、由縁の逆側からの新宿高層ビル街が見渡せます。
ヨーロッパで再びコロナの感染が広がっているようで、来年の旅はどうなることやら。都内でリフレッシュするのもいいし、自宅にいても日々新鮮な思いで暮らせるように生活を整えたいものです。