NHKラジオのビジネス英語の講座で"agree to disagree"という表現が出てきました。
直訳すると「同意できないことに同意する」「反対に賛成する」ですが、同調圧力に負けて、心の中で納得していないのに服従するふりをすることではありません。
正解は、見解の相違を認め、これ以上争わないという意味。
人の好き嫌いがあるのは当然という前提で、苦手な人との関係をマネジメントするライフハック。
勝間和代さん自体、好き嫌いが分かれる人物ではないでしょうか。経歴がすごすぎるし、アルコールやカフェイン、砂糖を一切取らないというストイックなスタイルは真似ができません。アルコールはともかく、コーヒーとケーキの楽しみがない人生なんて無理。それでも、この本にはなるほどと思わせるライフハックがたくさんありました。
例えば、冠婚葬祭で、配偶者の親や親戚とどうしても一緒にいなければいけないときがあると思います。あっても、年に1回、2回という感じだと思いますが、一緒にいる目的は冠婚葬祭を無事済ませることですから、最低限必要なコミュニケーションを取ればいいわけです。
ここで大事なことは、自分の考えを相手に押し付けたり、相手の意見を変えようとしたりしてはいけない、ということです。
やたらに怒りをぶつけてもいいことは何もない、できるだけスルーした方が消耗することがないという大人の知恵。
人生の折り返し地点をとうに過ぎ、残された時間はどのくらいあるのかわかりません。議論に勝ったつもりでも、人は容易に変わりません。むしろ、「言い負かされた」という恨みを持たれて不要なトラブルを引き寄せるだけ。この人はこういう人なんだとわかったら、agree to disagree と念じて、波風立てないようにします。
サウナ界のミシュランでサウナシュランで1位を獲得した佐賀の御船山楽園ホテルのロビー。
ウラナイ8の杏子さんに誘われてお台場のチームラボに行き、「サウナでととのった状態でこういうのを見たい」と思ったのですが、チームラボはとっくにサウナとコラボしていました。 bob0524.hatenablog.com
どうでもいいことでエネルギーを消耗するぐらいなら、サウナに行く。水風呂の後の外気浴でトランス状態になれば、たいていのことは頭から抜けていきます。