翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)、ビジネス記事翻訳。副業で外国人に日本語を教えていましたが、2019年3月で卒業。フィンランドが大好き。ウラナイ8所属。

未来の自分に期待するな

伊豆やすらぎの里の1週間滞在から戻り、旅行バッグから重たい本を取り出しました。

1週間もあるのだから、じっくり腰を据えて本を読めるだろうと期待しました。前回の断食コースでは、空腹のあまり食事シーンの出てくる本は思わず閉じてしまい、強制収容所ものぐらいしか読めませんでしたが、今回は自由に読めるはず。

迷った末に選んだのが、ガルシア=マルケスの自伝『生きて語り伝える』、ケン・フォレット『大聖堂』。いずれも大長編です。やすらぎの里から伊豆観光に繰り出す人もいましたが、私は1900年代のコロンビアと12世紀イングランドを旅するつもりでした。

 

ところが、滞在が始まってみるとけっこう多忙。

6時起床で6時半からヨガの太陽礼拝とウォーキング。後半はトレイルウォークとなり猛スピードで難路を歩くのでかなり疲れます。最初の2日間は無料のマッサージや整体などの施術があるのに加え、ヨガ、気功、足つぼ、フォームローラーなどさまざまなプログラムがあります。自由参加なのですが、欲の深い私はすべてに出席。1階の大浴場、屋上の露天とサウナ、水風呂に入るのに加え、日帰り赤沢温泉のオーシャンビューの露天とサウナも楽しみたい。そして、断食コースの人が多いだろうからお付き合いはほとんどないだろうと思っていたのに、けっこう会話も楽しみました。

夜は早く眠くなるし、なかなかまとまった読書時間が取れず、重たい本はただ持って行っただけになってしまいました。

 

人生も同じことじゃないかと思い至りました。

「今の自分はクズだけど、未来の自分は勤勉になる」という根拠のない思い込みをずっと持っていました。7月は夏休みにはあれもこれもできると意気込んでいたのに苦い後悔とともに9月を迎えていた小中学生の頃からまったく進歩していません。

 

それでも、さすがに今回で凝りました。

未来の自分に過剰な期待をするのをやめよう。あれこれ詰め込まず、ゆったりと生きて行こう。

 

やすらぎの里では、犬までやすらいでいました。

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柴犬の海(うみ)。とてもおだやかな性格。元保護犬で、やすらぎの里に来た頃は人におびえていたと聞いてびっくり。環境は犬まで変えるのでしょうか。

 

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海に輪をかけておだやかなのがミニチュアダックスの宙(そら)。散歩が大嫌いで、無理に連れ出しても結局は抱きかかえて歩かないといけないそうです。誰がどこを触っても怒らない、されるがままという悟りを開いた状態。