翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)、ビジネス記事翻訳。副業で外国人に日本語を教えていましたが、2019年3月で卒業。フィンランドが大好き。ウラナイ8所属。

限られた人生だから、可能な夢は叶えていく

昨年11月に続いて、また伊豆高原のやすらぎの里に来ています。断食がメインの施設ですが、今回も養生食(1日1000カロリー)のコースです。

前回、養生館を選んだのはサウナと水風呂があるから。赤沢温泉海の見えるサウナにも歩いて行けます。しかし、本館を見学させてもらった際、海を一望できるテラスを見て「気候のいい4月半ばにここに来よう!」と決めまた。

 

帰る際に次の予約を入れていく常連さんも多いので、昨年12月に予約を入れました。その時は春先にはコロナも収まっていると期待し、2月に父が亡くなるなんて想像もしていませんでした。

 

出発の2日前、夢に父が出てきました。元気な姿で、旅行に出発するところ。自分で運転するのは疲れるから、バスで行く。バス停まで見送ったら「留守中、ニューヨークの旅番組を録画しておいてほしい」と頼まれました。

 

夢から覚めて、父を本当に見送ったんだと思いました。「ニューヨークの旅番組」が意味するのは、「旅をせよ」あるいは「ニューヨーク市場で稼げ」という教え? いや、父は小説家志望だったから「海外文学を読み続けろ」でしょうか。

 

前回、養生館でご一緒した方は、やすらぎの里に来たきっかけは、お母様が亡くなったことだと話してくれました。

「母の死を受け入れるために静かなところで過ごしたかった。断食コースだったので、どんなに悲しくても食べなかったらお腹が減るんだとわかってちょっとおかしかった」

父の四十九日と納骨も終わり、私にとってもいい区切りです。

 

父と母はやりたいことがたくさんあっただろうけど、死ぬ前にどれだけ実現できただろう。

私の長年の夢は「季節ごとに気に入った場所に長期滞在する高齢者になりたい」。気が付いたら、今がその夢をかなえるタイミングでした。これ以上待っていたら老化で移動する体力も気力も衰えます。

入所時の面談で、「体調は良好で定期健診でひっかかることもない。特にダイエットの必要もない。少々仕事をしながらゆっくり楽しみたい」と告げると、大沢代表に「すばらしい!」と感心されましたが、この状態があと何年続くか保証はありません。

 

初めてやすらぎの里を利用したのは15年ほど前。もうそろそろ常連にランクアップしてもいい頃でしょう。「もっと年を取ってから」「もっと資産を増やしてから」なんて言ってるうちに人生が尽きてしまいます。

 

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4か月ぶりに看板犬の海ちゃんと再会。海が一望できるテラスでお昼寝中。