翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年8月下旬からスペイン巡礼へ。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。

開運術

「ない仕事」を作る ウラナイ8発進

南阿佐ヶ谷のウラナイ・トナカイが閉店。 まついなつき先生は、お店という形でやりたいことをやりつくした感じなんでしょう。南阿佐ヶ谷に移転後、占い講座という場を与えてくださり、本当にありがたく思っています。「教える」ことに目覚め、日本語学校への…

人生を軌道修正するバレットジャーナル

なるべく物を減らしてすっきり暮らしたいと思っているのに、文房具のコレクションがやめられません。 主に集めるのは、ノートとペン、スタンプ、マスキングテープ。 手書きよりパソコンのほうが速いのに、手書きもやめられません。毎日のTO DO リストは、曜…

チャンスという回転寿司再び 8月12日東洋占術夏祭りDAYのお知らせ

今年もまた阿佐ヶ谷の夏の風物詩、七夕祭りが開催されます。 2013年に書いたブログ。 bob0524.hatenablog.com 6年も過ぎると、自分が書いたものなのに、人の原稿のように読み返してしまいます。 あの頃は対面鑑定もやっていて、日本語教師なんて職業がある…

宅を卜(ぼく)せず、隣を卜(ぼく)す part2

先日の午後、玄関のベルが鳴りました。 私が住んでいるマンションはオートロックで、ほとんどのベルは1階のエントランスから鳴らされ、誰が来たのか画像でチェックできます。 珍しく、玄関まで誰かが来ているようす。インターホンを取り上げると、すぐ上の…

求めすぎると与えられない

ディープな湯治宿、増富温泉の「不老閣」。二泊の滞在であれこれ体験できました。 初日は夫と滞在して、二日目からは一人泊。浴室で知り合ったご常連のおかげで、心細い思いをせずに済みました。夕食時、ほとんどのお客さんはお酒を注文しないので私も二日目…

イエスと答えることで始まる物語

暇になったのをいいことに、ネットフリックスの映画やドラマをよく観ます。 ジム・キャリーの『イエスマン』。 イエスマン "YES"は人生のパスワード(字幕版) (予告編) 離婚して落ち込んで、友達からの誘いにも「ノー」ばかりだった銀行員のカールが、イエス…

幸せに慣れてしまう

この春まで3年間続けた日本語教師。 非常勤なので教壇に立つのは月火水の3日間。25年以上フリーランスで働いてきて、日曜の夜の憂鬱とは無縁だったのに、この3年間は最悪の気分で日曜を過ごしていました。 月曜と火曜は「いやだ」と思う暇もなく、その日…

食と金が人生を左右する

『ヒルビリー・エレジー』は、トランプ大統領を支持する地方の白人労働者を描いた本としてアメリカでベストセラーになりました。 日本人の私は運命論の書として興味深く読みました。 bob0524.hatenablog.com 悲惨な家庭環境で育ち、高校を中退しかけた若者が…

運命論の書として読む『ヒルビリー・エレジー』

無名の作家の回想録でありながら、ベストセラーになった『ヒルビリー・エレジー』。 ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち 作者: J.D.ヴァンス,関根光宏,山田文 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2017/03/15 メディア: 単行本(ソフ…

住まいが変われば、生き方も変わる

長年にわたって女性誌に風水関連の原稿を書いてきました。 「住まいを整えて開運」なんて書いている本人の部屋が、忙しさに追われて荒れ放題ということも数知れず…。 新築から20年住んだマンションは、ちまちました3LDKでした。今回、1LDKにリノベし…

身の丈に合ったリノベ

3週間のアドレスホッピングを終えて、自宅での生活が再開しました。 3LDKの壁を取り、1LDKに。「リフォーム」だと思っていたのですが、間取り変更など大掛かりなのは「リノベ」と呼ぶそうです。 新しい間取りは快適で、「うちはこんなに広かったん…

わかっちゃいるけど…

今週の月曜から自宅のリフォームが始まりました。 日曜の夜はけっこう焦って家具を移動し荷物を片付け、ぎりぎり間に合いました。人間、切羽詰まらないと動かないものです。「開運のためには家の片付け、掃除」と知っているものの、本当に実行している人は少…

過去を変える生き方

過去を変えることはできないけれど、過去の意味を変えることはできます。 単純な例だと、電車に乗り遅れるのは不運なことだけど、乗り遅れたから偶然、昔の知り合いに再会して、その人の紹介で恋人ができたとか。第一志望の大学に落ちて、しかたなく入った大…

ネットフリックスでMarie Kondoの『片づけの魔法』を見る

新年を機にネットフリックスに申し込みました。 ベーシックプランなら月800円。しかも最初の1か月は無料体験できます。 テレビじゃなくてタブレットの視聴にしました。複雑化したテレビはリモコンでスイッチを入れて切り替えるのが面倒。短い時間とはいえ切…

思うようにいかない時こそ、運をつかむチャンス

占いをあれこれ学んだのは、女性誌の原稿料を稼ぐため。でも、それ以上に「開運したい」という思いがありました。 だから、占い学校に入って最もがっかりしたのは、占いをずっと学んでいるのにちっとも開運していない人たちを目の当たりにしたことです。 ま…

それなりの器がなければ陰徳を積めない

女性誌の原稿を書くのを本業としているうちに、占いの原稿の依頼が多くなってきたので、占い学校に通うことにしました。 西洋占星術なら独学でなんとかなりそうでしたが、東洋占術は陰陽五行の基礎から学ぶ必要がありそうだったので。ちょうど取材していた有…

始めるためには、まず小さく分解する

世間の人はお正月に決意を新たにして、前向きな日々を送っているのでしょうか。 人間は年が変わったからといって、劇的に変わるものではありません。 過去がグズなら今もグズ、未来の自分もグズでしょう。 50代も半ばを過ぎて、衰えを感じることが多くなり、…

賢者の贈り物なんて不可能な世の中

クリスマスが近くなると、オー・ヘンリーの『賢者の贈り物』を思い出します。 若い人なら「馬鹿じゃねwww 何をプレゼントするか相手に聞かないのwww」という感想を持ちそうですが、たしかに突っ込みどころの多い話です。 懸命に節約してもクリスマスイブに1…

己亥(つちのとい)の年に種をまこう

2019年、己亥(つちのとい)の年は、大地(己)の下に核(亥)爆弾が仕かけられているような不穏な年です。 開運するためには、この突発的なエネルギーをプラスの形で人生に活かすしかありません。 十二支は一般人にもわかりやすいように動物をあてはめてい…

2019年は60年に一度の己亥(つちのとい)の年

東洋占術を学ぶ前は、干支を気にするのは年賀状のデザインを選ぶ時ぐらいでしたが、今は年運の切り替わりを意識するようになりました。 干支は十二支の支の上に干が載っており、全部で60パターンあります。甲子園の甲子は「きのえね」。1924(大正13)年は甲…

サンクコストと雨宿りするカピバラ

伊豆シャボテン公園の株主優待券をもらいました。 入場料2300円が無料になります。これはぜひ行かなくては。 バスに乗る時は雨がぱらぱら降っていて、一瞬、やめようかと思いました。シャボテン公園は伊東駅からけっこう遠く、一日フリーパスを買ったほ…

ポケモンGoみたいに、家事をタスク化する

ポケモンGoを毎日やっています。 日本語学校の学生たちとポケモンGoでつながっておくと、彼らの帰国後も交流が続きます。 ドイツ、スペイン、ベルギー、チェコ、スウェーデン、フィンランドなど世界各国から次々に届くポケモンの卵。 そのうち学生から送…

未来の自分に期待しない

目標を立てては、挫折の繰り返し。 目標といっても大それたことではなく、「仕事の締め切り、日本語学校の授業準備はぎりぎりではなく、ゆとりをもって、早めに着手する」「明日からお酒をセーブする」みたいなことです。 目先のことで気持ちが揺れたり、忙…

王義之の結婚と『秋刀魚の味』

欲深いのはしかたがないけれど、あさましいことはしたくない。 bob0524.hatenablog.com 服やバッグ、靴と欲しい物がいっぱいでも、一番欲しいのは「幸せな結婚」という女性が大半のはず。「こんな結婚がしたい」と公言して自ら動き回ったほうがいいのか、流…

欲が深いから、あさましいことをしない

日本語学校で学生から「あさましいとは、どういうことですか?」と質問が出ました。 あさましい…あさましい… 学生のペンを手に取って、「このペン、かわいいですね。ほしいです。プレゼント、私にください。これがあさましい人です」と実演しました。 そして…

どうやってお金を回していくか

生きていくためにお金は絶対必要なのに、お金の話をするのは下品だという思い込みがありました。 村上世彰氏の新刊『いま君に伝えたいお金の話』の新聞広告にこうありました。 お金は血液と同じ。 どこかにとどまってしまうと不健康になる。 だからお金は稼…

人に頼みごとをしないという開運術

運は人を介してやってきます。誰とも会わず、人里離れた山中で自給自足の生活を送るなら、開運術を試す必要はありません。 東洋占術の基本は木火土金水の陰陽五行。四柱推命では、自分にとって吉となる五行、凶となる五行を知ることが開運の第一歩。陰陽五行…

人の運は見えるのに、自分の運は見えない

占い原稿を書くことが多く、いつも運について考えています。 いや、運について考えることが多いから、占い原稿を書くようになりました。 女性誌のライターと一口に言っても、それぞれ得意分野があります。コスメやファッションのライターは華やかな方が多く…

富士山に一度も登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿

日本語学校の作文クラス。月曜日、スイス人のルカとスウェーデン人のマイケルはいつも疲れたようすでした。 それもそのはず、彼らは週末ごとに富士山に登っていたのです。 なんと合計3回。 どうして3回も富士山に? マイケルはまじめくさった顔で原稿用紙…

自分では決めない、と決めた

「こんなおもしろい仕事があるなんて!」と楽しみつつ「苦しいからもうやめたい」と、ぐるぐる悩んでいる私。 出した結論は「自分では決めない」。 決められない背景には、どっちを選んでも後悔するのがわかっているからです。だったら、自分で決めなければ…