翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)、ビジネス記事翻訳ですが、活字媒体が減少でリタイア状態へ移行中。JALの「どこかにマイル」で日本各地に出没。7人の仲間とウラナイ8で活動しています。

出雲と高円寺の基地

出雲で見つけた「オトナキチコーヒー」。コワーキングプレイスを併設したカフェです。

 

店のホームページによると「オトナキチ」は大人基地。子どもの頃にこっそり作った自分だけの空間を大人になっても作ってみようというコンセプトで、社会的役割を忘れて、素の自分になれる場所だそうです。

 

カフェで1000円以上の飲食をすれば、2階のコワーキングスペースが使い放題だというので、サンドイッチとコーヒーのセットにプリンを追加しました。

クリームチーズとキャロットラペを全粒粉のパニーニにはさんだもの。低温で2時間焼き上げた固めのプリンに、姉妹店で自家焙煎したスペシャティーコーヒー。とても気に入りました。

 

2階のコワーキングスペース。本棚のように見えるのは壁紙です。窓から「くにびき中央通り」が見下ろせる席を選びました。

 

2階の半分はレンタルスペースになっていて、覗いてみました。子供服のリサイクルショップが出店していて、お店の人が丁寧に挨拶してくれて恐縮。もしかしたら「うるさくて仕事に集中できない」とクレームをつけにきたのかと思われたのかも。「ごめんなさい、私は子どもがいないから何も買えないけれど、赤ちゃん連れのお母さんたちが楽しそうに出入りしている理由がわかりました」と「私はあなたの敵じゃない」アピールをしました。

 

お客さんの大半は女性で、店を切り盛りしているのも二人の女性。話してみたかったのですが、接客と調理に大忙しでした。温かみがあって居心地のいいお店。出雲に行ったらまた訪れよう。

 

旅に出る理由の一つは、こういう場所の存在を知ることができるから。次の機会はいつになるかわからなくても、日本各地に「あそこに行ったら訪れる場所」があれば、生きるのが楽しくなります。

 

そして地元の基地は、高円寺の原稿執筆カフェ。どんなにやる気がなくても、ここに行けばとにかく書けます。ライター業を引退するまで通い続けるつもりです。

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入店時に原稿の内容と文字数を用紙に書き込むのですが、取材OKかNGかもチェックします。今までさんざん取材してきたのだからとOKにしておいたら、ネットテレビの取材を受けました。「どんな原稿を書いたか」「どれくらいの頻度で利用しているか」「家や職場との違い」などを聞かれました。

 

最後の質問「お店への要望はありますか」。

「できるだけ長く続いてほしい」に尽きます。店長の川井さんは映像関係が本業のようで、原稿執筆カフェは利益を出すためというより、社会とつながるために不定期に開いているのではないかと想像しています。何事も始まりがあれば終わりがある。原稿執筆カフェがある幸運に感謝して、できるだけ通います。