翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)、ビジネス記事翻訳。副業で外国人に日本語を教えていましたが、2019年3月で卒業。フィンランドが大好き。ウラナイ8所属。https://uranai8.jp/

裸の王様、別府鉄輪(かんなわ)に行く

2019年春に自宅を3LDKから1LDKにするリノベを敢行。3週間のホームレス生活を経験しました。

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結果は大満足で楽しく暮らしていますが、手つかずの四畳半の部屋とキッチン、洗面所は築20年を超えて薄汚れています。

先延ばしをすると面倒になるだけだし、コロナが落ち着いタイミングを狙って同じ業者に依頼しました。

 

壁と床、天井のクロスと張り替えなら家にいながらできると言われたのですが、職人さんたちも気を遣うだろうし、月曜から金曜までのホームレス生活を選択しました。

 

行先は別府。最初はびくびくしながら滞在したのですが、何度も訪れるうちに私の街になりました。

 

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別府北浜に泊まり、亀の井バスの地獄めぐりツアーに参加。bob0524.hatenablog.com

 

今回は一歩進んで、鉄輪(かんなわ)に泊まりました。街中に湯けむりが上がり、宿泊先の自炊設備は地獄蒸し

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ワンオペで宿を切り回しているお兄さんから食材の調達は大型スーパーを勧められましたが、野菜セット400円という近所の小さなお店に行ってみました。店で見つからないので聞いてみたら、これから作るとわざわざ用意してくれました。二食分の野菜と卵2個。「これで400円は安すぎます」と言ったのですが「うちは400円で出すことにしています」と返されました。

 

宿の自炊場には無料のゆず酢とかぼす酢が用意されていましたが、そのままでも温泉風味がプラスされておいしくいただけました。

 

朝と夜は宿のお風呂へ。蒸し風呂は天然のサウナです。

そして昼間は共同浴場へ。

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このご時世、地元のお風呂に行ってもいいのかと迷いましたが、ひっそりしていれば許されるかと敢行。先に入っていたのは80代らしいご婦人お一人。特に何も言われることなく湯船に入っていると、さらに70代らしいご婦人がいらっしゃいました。

よそ者の私は興味深げに会話を聞くだけ。お二人は初対面で、車で10分の距離とご近所さんであることがわかりました。うわー、80代でお風呂まで運転しているんだ。ペーパードライバーで免許を返納した私とは格が違います。

80代のご婦人が入浴を終えて帰りました。70代のご婦人は不思議そうに「あら、親子じゃなかったの?」と声をかけてきます。旅先で地元に溶け込む擬態成功。

「近くのホテルに泊まっていて、共同浴場に興味があって来てみました。旅行者はご迷惑でしょうけど」と口に手ぬぐいにあてて自己紹介。

「そんなこと、全然気にしないで。ここは近くの宿に解放されているんだし」

そして、「お湯加減はこれでいいかしら?」と源泉の蛇口を調整してくれました。自宅にも温泉を引いていたけれど、月1万数千円かかるので共同浴場の会員になって毎日無料で利用しているそうです。温泉成分が強すぎて、配管がすぐに痛むし。別府のお湯は私有せず、温浴施設を利用するほうがよさそうです。

 

鉄輪から別府北浜の亀の井ホテルへ。

テレビのないサウナ。宿泊客は温泉目当てですから、独占状態。ぬるめの露天風呂の横には、ととのい椅子が並び外気浴を堪能しました。

 

先日の玉紀さんのインナーチャイルド読み会で私が最初に引いたのは裸の王様。朝も昼も夜も温泉三昧で裸の王様状態。ああ、こんなにすばらしい旅がほかにあるでしょうか。

 

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関アジ関サバ、とり天に加えて、大分の名産は椎茸。老舗の椎茸屋さんのランチもすばらしいの一言でした。