翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年8月下旬からスペイン巡礼へ。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。

とにかく寝ろ。考えるのは明日

世の中の動きがまったく読めない日々が続き、商売あがったりの占い師もいるのでは。昨年のうちに「2020年は伝染病のパンデミックが発生し、株式は大暴落、東京オリンピックは延期」なんて発表した占い師はいるのでしょうか。東日本大震災が起こった後も、雑誌の占い記事がどんどん減っていきました。

 

新型コロナウイルスはいつ終息するのか、いや終息なんてなくて、人類はこのウイルスと共存するしかないのか。倒産する企業、閉店する店、休校で学ぶ機会を失う子どもたち。そして明日の生活にも困る経済基盤の弱い人たちはどうやって生きていくのでしょうか。

 

こんな状況になると、自分にとっての優先順位が明確になってきます。

まず、健康でいること。感染症は自分だけの問題でなく周囲にウイルスをまき散らしてしまうので厄介です。個人名はでないものの、不要不急の用事であちこち動き回っていたことがさらされると、ネットで非難されるでしょう。

 

生存のためには栄養と睡眠が必要ですが、栄養のほうは体内に蓄積しているので数日間は水さえあれば大丈夫のはず。ヨガ断食の経験があるので、スーパーで残り少ない食品を競い合って買う醜態をさらさずに済みそうです。

 

絶対に削れないのが睡眠。寝不足だと不機嫌になり、やる気もなくなります。

12時に寝て8時に起き、8時間の睡眠が基本。スポーツクラブが再開し、個人スペースを確保しながらのエクササイズが再開したので助かりました。体を動かした日は眠りも深くなりますから。サウナと水風呂もぐっすり眠れる効果があります。

 

先日見つけた、布団屋さんの店頭にあったのぼり旗。

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新型コロナウイルスに勝つ‼ 十分な睡眠

この旗を製作し店に配った組子ベッドという会社に敬意を表し、私も考えるのはやめてさっさと寝るようにしています。

 

株式投資は世界が落ち着くまで休むことにしました。ニューヨーク市場は日本時間の午後11時半に開きます。含み損の赤字を見ると頭がくらくらする一方で、この騒ぎに乗じて底値で買おうという貪欲な気持ちが生じます。眠れなくなるのです。連日の激しい値動きを追っていたら寝るどころじゃありません。底値で買えたとしても、また翌日新たな底値になるかもしれませんし、とうてい素人が立ち向かえる相場ではありません。

 

そもそも、株でいくら儲けたとしても、十分な睡眠が失われ心身の健康が失われたら元も子もありません。

占いの視点でも、器以上の財を楽々と手にすると必ずしっぺ返しがありものですし。世界の人が苦しんでいるのに、その気に乗じて財を作ったなら、そのかなりの部分を寄付しないと運気にはマイナスです。

 

気になることがあっても、とにかく寝る。考えるのは明日の朝にします。